2016年1月5日地震関連情報 - 1月5日午前、東京都心部で「地鳴り」?Twitterで複数が指摘

2016年1月5日地震関連情報 - 1月5日午前、東京都心部で「地鳴り」?Twitterで複数が指摘

1月5日の午前、都心部で地鳴りが聞こえたという情報がTwitterに流れています。

1月5日午前に東京都心部で地鳴り?
1月5日の午前十時頃から、都内で地鳴りが聞こえたというツイートが相次いでいました。位置として挙げられているのは目黒や渋谷、世田谷近辺、など山手線の西側の範囲が多く、複数の人々が地鳴りがあったことに言及しています。

かなり大きな音で聞こえたという声や一度ではなく数回に渡って地鳴りが聞こえたとする指摘で「すごい音」「やばい」「今まで聞いたことがない位大きな音」といった表現で語られています。

2015年12月26日の深夜に東京湾を震源とする有感地震が5回連続した際にも「地鳴りが聞こえた」というツイートが多かったこともあるため、また地震が起きるのではないかと注意が広がっているようです。

地鳴りと地震
「地鳴り」や「海鳴り」は地震の前兆であるとして知られており、東日本大震災の前日に宮城県で強い海鳴りが聞こえていたのをはじめ大きな地震の直前から一週間前に地鳴りが聞こえたという記録が残っていますが、関東大震災の時には約半年前に大砲を撃つような音が毎晩聞こえていたとされており、地鳴りが起きてから地震に至るまでの期間も様々なようです。

最近で話題になっていた地鳴りとしては上記の東京湾連発地震以外にも2015年5月に茨城県南部で震度4を記録した前後には2,000回以上「地鳴り」について言及したツイートが流れていたほか、同じ5月に東京23区で震度2の直下地震が起きた際にも多数の「地鳴り」ツイートが飛んでいました。また2014年10月に関東で地鳴りが聞こえたとして話題になった際には、翌日未明に千葉県東方沖を震源とするM4.3の地震や同日に千葉県南部でM4.2の地震が発生していたということもありました。

首都圏での地震は起きる?
首都圏での地震について知っておきたいのは12月に東大名誉教授の村井俊治氏が緊急情報として「神奈川県小田原と大井町の二箇所の電子基準点データに大変大きな異常変動が認められました」と警告を流していたという点です。

また直近における情報としても1月2~3日にかけて環天頂アークが関東でも見られていたことや地震雲ではないかとされる放射状の雲が出現していたこと、それに年末から年始にかけて関東地方周辺ではイオノグラムやラドンといったデータから地震が起きるのではないかといった指摘が出ており、数日間は注意したいところです。