2016年06月25日地震関連情報 - 新潟県上越地方震度4の地震で注視すべき3つのポイント

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6月25日13:51に新潟県上越地方を震源とするM4.6・最大震度4の地震がありました。

新潟県上越地方で震度4の地震

震源の深さは約10kmで、長野県小谷村や小川村で震度4を記録したこの地震でしたが、直前の12:35にもすぐ近くの長野県北部でM1.8・震度1の地震が起きていた他、15:25にも新潟県上越地方でM2.6・震度1の地震が発生しており、6月25日の午後だけで3回の有感地震が既に発生していることになります。

新潟県上越地方はそれほど地震の多い震源ではありません。前回の有感地震は2015年9月8日のM2.9・震度2と約9ヶ月ぶり。M4以上の地震としては2015年1月20日のM4.6以来約1年5ヶ月ぶりで、震度4以上の地震としては2013年6月7日のM4.0・震度4以来約3年ぶりのことでした。

1926年以来最も強いマグニチュードだったのは1947年4月14日のM5.7、最も強い揺れだったのが2010年10月3日のM4.7・震度5弱と新潟県上越地方を震源とする地震はそれほど大きくありません。

新潟焼山への影響は

警戒すべきひとつめのポイントが5月6日に小規模な噴火を起こしたばかりの新潟焼山に近いという点です。新潟焼山は気象庁が24時間体制で観測を行う常時観測火山の一つにも指定されており、1900年以降だけでも1949年、1962年、1963年、1974年、1983年そして2016年と何度も噴火しています。1974年の噴火の際には2014年に58名の死者を出した御嶽山における噴火における推定噴出量50万トンを超える65万トンを記録していました。

5月6日の噴火後に立命館大学教授の高橋学氏は週刊誌で「新潟焼山の噴火は東日本大震災の”最終章”である『ステージ4』に突入したことを示しています」として大震災との関連に言及、近いうちに更に大きな噴火が怒る可能性があると指摘しています。

糸静線への影響と与那国島近海との関連

2つ目のポイントが「糸魚川静岡構造線」に非常に近い位置における地震だったという点です。2014年11月22日にはM6.7・震度6弱を記録した長野県神城断層地震が起きていましたがこの時の震源は長野県北部とされていました。

この糸魚川静岡構造線の北部区間ではM7.7程度の地震が30年以内に最大16%の確率で起きると想定されており油断できません。

そして3つ目のポイントが与那国島近海との関連における更に強い地震の発生です。

「6月24日地震関連情報」で同日早朝に発生したM6.1の与那国島近海地震が近日中に日本海側の強い地震につながっていく可能性があると指摘していました(下記の関連記事参照)。その理由は過去に与那国島近海で起きたM6以上の地震がその後日本海北部や日本海中部、新潟県中越などの日本海側の震源でM7以上の地震を引き起こしていたと言ってもいいほど関係が見られたためです。

この指摘からは今回の震度4は十分想定出来た地震であるとともに、引き続き日本海側での強い地震に警戒しておく必要があると言えるでしょう。

そしてもう一つ、新潟県上越での地震が与那国島近海と関係していたとすれば、同様に与那国島近海の影響が疑われる南海トラフにも警戒が必要だという点です。与那国島近海が琉球海溝から南海トラフにつながっていく位置にあることから南海トラフと関連する震源を揺らす可能性があり、1944年の昭和南海地震の2日前に与那国島近海でM6.8の地震が発生していたことからも南海トラフへの影響を注視していく必要があると言えます。
 


 

関連URL:【ポストセブン】東日本大震災 新潟焼山噴火に続き大きな噴火起こす可能性

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