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2017年1月民進党・蓮舫「稲田よ、何故靖国へ行った」2016年9月民進党・辻元「何故行かなかった」

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1月30日の参院予算委員会で民進党の蓮舫代表が稲田防衛相に10年前の寄稿を読ませたりとしつこく問い詰めようとする場面がありましたが、蓮舫代表がもう一点稲田防衛相を追及していた点で話題になりそうな場面がありました(画像は1月30日の蓮舫代表)。

「何故行った」「何故行かなかった」

これは2016年末に稲田防衛相が靖国神社を参拝したことについて蓮舫代表が「なぜでしょうか」と疑問を呈し、大臣の言動が政府を代表するものとして世界に発信される以上、米国に対し間違ったメッセージを発するリスクもある点に注意すべきだと指摘、「気をつけて頂きたい」と「お説教」していたというもの。安倍首相とオバマ大統領のパールハーバー訪問直後というタイミングだった点を挙げ国際情勢に配慮すべきだったとする指摘でした。

ところが、2016年9月30日の衆院予算委員会では民進党の辻元清美議員が稲田防衛相の戦没者追悼式欠席を厳しく批判、稲田防衛相によるそれまでの発言と食い違っているとして厳しく攻撃していました。

稲田防衛相は8月中旬に自衛隊視察のためアフリカのジブチを訪れていたことから8月15日の戦没者追悼式に出席できませんでしたが、辻元議員は稲田防衛相が衆議院議員になって以来毎年8月15日に靖国神社へ参拝してきた事実を知った上で「信念を貫かれたほうがいい」と蓮舫代表とは真逆といっていい主張を展開していたのです。

「防衛大臣ですよ。ジブチ行きたくなかったんじゃないですか?稲田大臣がいつもですね8月15日に靖国に行くと、防衛大臣が行くと問題になるからですね、回避をさせるためではないかと報道されてるんですよ。私は防衛大臣だったら信念を貫かれたほうがいいと思いますよ。」

辻元議員が稲田防衛相に対し靖国参拝を「推奨」したとの理解は当時の報道からも明らかです。産経ニュースはこの件に触れた10月11日の記事でこう書いていました。「辻元氏が攻撃の手を休めることはなく、稲田氏に靖国神社参拝を勧める余裕さえ見せつけた。」

また現在は書き換えられこの部分は削除されていますが、9月30日当日夕方に掲載された同じ産経ニュースの記事では、辻元議員が「稲田防衛相の靖国神社参拝を見送ったことを問題視した」と明記されていたほどです。

勿論、辻元議員は現職防衛相による8月15日の靖国参拝が中国や韓国の強い反発を招くという点から当時難しい判断だったことを承知の上で稲田防衛相を追及したものと受け止められていますが、稲田防衛相にとっては靖国神社を参拝を見送ったら「信念を貫くべきだった」と批判され、参拝すれば「国際社会の影響を考えろ」と非難された形であり、民進党の姿勢も問われていると言っていいでしょう。

蓮舫代表と稲田防衛相の発言(2017年1月30日)

蓮舫「あのぅ、昨年末に安倍総理がオバマ大統領とハワイのパールハーバーに祈りを共に捧げました。素晴らしいことだと思ってます。これから共に日米同盟関係を強化して、過去の過ちを繰り返さない、平和主義を希求していく。総理がお戻りになった直後に稲田大臣は靖国神社を参拝されました。これはなぜでしょうか」

稲田「ハワイにおいても、例えば総理と一緒に訪問した慰霊碑ですとか、またミズーリ号に突っ込んだゼロ戦の兵士たちを厚く弔っておられます。かつては熾烈に戦った敵と味方であったとしても、また如何なる歴史観に立とうとも、祖国のために命を捧げた方々に経緯と感謝と追悼の意を捧げるということは私は一国民としてやるべきことだという思いで靖国神社に参拝した次第でございます」

蓮舫「稲田大臣は、大臣です。一国民であると同時に、政府を代表する言動というのが世界に発信をされます。そうした部分では祈りをした直後に靖国神社に参拝をされることがアメリカに対して間違ったメッセージを発する、そのリスクもあるんですよ。過去寄稿したもの、発言したもの、成長とともに変わってきたとおっしゃいましたが、特に言動に関してはこれからも気をつけていただきたいと思っています。さて総理、天下り問題・・・(略)」

辻元議員と稲田防衛相の発言(2016年9月30日)

辻元「稲田大臣はこういうことをおっしゃってます。『自国の為に命を捧げた方に感謝の心を表すことが出来ない国家であっては防衛は成り立ちません。これは日本という国家の存亡にまで関わる』とおっしゃってます。ところがですね、そう仰っている大臣が国防の責任者になられてですね、今年の8月15日です。これは防衛大臣になられて初めての8月15日。全国戦没者追悼式がございました。これはですね、閣議決定までしてですね、天皇皇后両陛下、総理大臣、両院議長をはじめですね、政府の公式の追悼式。今年は5,800人の遺族の方、ご高齢の方も多いです。全国から出てこられてるんです。これは先程天皇陛下のご公務の話がございましたが最重要のご公務だと言われております。これをね、欠席されたんですよ。あなたですね、いつもですね、命を捧げた方に感謝の表すことが出来ない国家であってはなりませんと言っているにも関わらず、全国戦没者追悼式、これにですね、欠席するというのは私は言行不一致ではないかと思いますよ?そう思いませんか?いつも仰ってることと。違いますか?政府の公式ですよ?そして調べました。閣議決定されてから防衛大臣で欠席したのはあなただけなんですよ今まで。言行不一致じゃないですか?いかがですか。」

稲田「私は常々日本のために命を捧げた方々に感謝と敬意そして追悼の思いを持つということは私は日本の国民の権利でもあり義務でもあるということを申し上げて来ました。義務というよりも心の問題と申し上げてきました。そんな中で、全国戦没者追悼式に出席しなかったというご指摘ですけれども、それは誠にその通りでございます。そしてその理由については就任後、国内外の部隊について1日も早く自らの目で確認して、その実情を把握して、また激励もしたいというそういう思いから調整をしてきた結果、残念ながら出席をしなかったということでございます。」

辻元「反省してますか?」

稲田「大変残念だったと思います。」

辻元「これね、急にジブチの出張が入ったと言われるんですけどね、8月13日に日本を出発して15日を挟んで16日に帰国されてるんですよ。12日に持ち回り閣議でバタバタと出発してるわけです。確かに世界各国、日本の国内の自衛隊の現場を防衛大臣が視察されること、激励されることは大事ですよ。しかしあなた日頃言ってることと違うんじゃないですか?こうも仰ってますよ?『如何なる歴史観に立とうとも国のために命を捧げた人々に感謝と敬意を表さなければならない。』毎年靖国神社へ行ってこられましたね?で、このジブチの、なんかですねいつも仰ってることと、それも公式行事ですよ。先程の、天皇のご公務の話がありましたけれども、何回も仰る言葉を推敲されて書き直されたという報道も出ておりました。そんな中でですね、あなたの、戦争で亡くなった方々への心を捧げるというのはその程度だったのか、と思われかねないんですよ。ですからそんなに緊急だったんですか?いかがですか。」

稲田「今までの私の発言、読み上げられたとおりです。その気持は今も変わりません。今回、本当に残念なことに出席出来なかったということですが、ご指摘はご指摘として受け止めたいと思います。」

辻元「あの私達国会議員は例えば地元でですね、式典があったり集会があったりします、この日もですね。でも防衛大臣ですよ。ジブチ行きたくなかったんじゃないですか?稲田大臣がいつもですね8月15日に靖国に行くと、防衛大臣が行くと問題になるからですね、回避をさせるためではないかと報道されてるんですよ。私は防衛大臣だったら信念を貫かれたほうがいいと思いますよ。」
 


 

関連URL:【産経ニュース】“非情”さ求められる稲田朋美防衛相「涙」に一抹の不安… 安倍晋三政権の歴代防衛相「涙腺」弱過ぎ? 民主党政権では… 魚拓

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