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稲田防衛相の過去発言追及の社民党・福島みずほ議員にブーメラン、大臣時代の発言を持ち出されて

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3月8日の参議院予算委員会で稲田防衛相の過去発言を取り上げて追及していた社民党の福島みずほ議員が、稲田防衛相から「あなたにもこんなことがありましたよ?」とばかりに反論されてしまう場面がありました。

「大臣時代に社民党の党是と違うこと言ってた」

福島みずほ議員は塚本幼稚園や教育勅語について稲田防衛相が語っていたという2006年10月の雑誌発言を読み上げるよう求めていました。稲田防衛相は11年前の対談であるとして差し控えたいと拒否し理解を求めますが、福島議員は譲らず声を荒げて読むよう促したためこの発言で一時議事は中断することに。

福島「ありえません!私が大臣の時は同様の質問も受けましたよ。読んで下さい!あなたが!あなたが!発言してるものですよ?」

再開後稲田防衛相は結局、10年前の一政治家としての意見を述べたにすぎないものであり、その間に成長していると前置きした上で問題の箇所を読み上げます。これは塚本幼稚園に言及すると共に教育勅語について触れていた内容でした。

籠池理事長との関係や塚本幼稚園を知った経緯について質問を続けていた福島議員はその後、再び過去の雑誌発言に話を戻し「教育勅語の精神は取り戻すべきとの考えは現在も維持されていますか?」と質問しますが、稲田防衛相はここで福島議員の質問には答えず、発言の食い違いは福島議員にも存在しているとばかりに逆襲し、福島議員が大臣だった時代に社民党の党是である「自民党は憲法違反」と異なる答弁をしていたことを持ち出します。

稲田防衛相は「まさしく(福島)委員もそのように、自分が大臣のときには大臣として政府の立場を国会では述べるということでございます」として福島議員に対し人のことを言う資格など無いではないかと言いたいかのように攻撃しますが、福島議員はこれを認めようとしません。そればかりか稲田防衛相に対し何か反論めいたことを言ったためか、遂には過去の議事録に載っていると明確に示されてしまいました。

稲田「先程私が申し上げました、大臣でいらっしゃった時に社民党の党是は自衛隊は憲法違反だけれども、大臣としては合憲だというのは2010年3月12日の参議院の予算委員会の議事録でございます」

稲田防衛相に対しては委員長から「質問されたことに的確に簡潔に答えるように」と注意が飛びますが、福島議員は「考えを変えたか変えないかを聞いてるんです!」と追及の手を緩めようとはせず、答弁に立った稲田防衛相は動じていないことを示すかのように笑顔で「焦ってませんよ?」と述べるとともに教育勅語の核について「私は変えておりません」とはっきりと語っていました。

稲田防衛相と福島議員の発言

福島「WiLL2006年10月号228ページの下段、ご自身のご発言を読み上げて下さい」

稲田「今、委員がご指摘になっているのは2006年、今からもう11年も前の新人議員大討論会ということでありますので、また私はここに防衛大臣として答弁をする立場にありますので、11年前の、しかも多くの新人議員と対談をした一部の更に一節を読み上げるのは差し控えたいと思いますのでご理解をお願い致します」

福島「ありえません!私が大臣の時は同様の質問も受けましたよ。読んで下さい!あなたが!あなたが!発言してるものですよ?」

(中略)

稲田「私は今ここで防衛大臣として答弁を致しております。その、11年前の私の長い対談の1行についてコメントする立場にはありません。しかし、福島委員もですね、大臣の時にまさしく私と同じような立場でおられました。その時、大臣でいらっしゃいましたけど、社民党の代表でいらっしゃって、そして社民党の党是は自衛隊が憲法違反であるということで、我が党の佐藤正久議員から『大臣としてはどうなのか』と、『社民党は自衛隊が憲法違反と言っているがどうなのか』と聞かれて、自分は大臣として答弁をして、自衛隊は合憲であるという答弁(福島議員が何か言う)あ、言われました。(また何か言う)あります。あります。答弁されたんです。まさしく委員もそのように、自分が大臣の時には大臣として政府の立場を国会では述べるということでございます」

福島「私は個人の立場を述べて大臣の立場を言いました。あなたは自分の過去の発言すら言わないじゃないですか。今この考えを変えてるんですか変えてないんですか?」

稲田「何度も申し上げておりますように私はここに大臣として、防衛大臣としておりますので、11年前の、一政治家としての言葉についてコメントする立場にはありません。そして、今の、先程私が申し上げました、大臣でいらっしゃった時に社民党の党是は自衛隊は憲法違反だけれども、大臣としては合憲だというのは2010年3月12日の参議院の予算委員会の議事録でございます」

(議事中断)

委員長「稲田大臣に委員長として一言申し上げます。ご答弁は質問されたことに対して的確に簡潔にお願いしたいと思います」

福島「考えを変えたか変えないかを聞いてるんです!」

稲田「(笑顔で)焦ってませんよ?あの、教育勅語の核である例えば道徳、それから日本が道義国家を目指すべきであるという、その核について私は変えておりません(以下略)。」
 


 


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