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「目が泳いでますよ?」挑発した民進党・小西議員が委員長に注意された上首相にも逆襲される

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3月13日の参議院予算委員会で、民進党の小西ひろゆき議員が教育勅語についての見解を安倍首相に問う中で「卑怯な答弁」「目が泳いでる」「違憲の答弁」などと厳しく批判して首相からやり返されるという一幕がありました。

不適切発言を注意され何故か逆に要求始める小西議員

小西議員は稲田朋美防衛相の教育勅語への見解を踏まえて安倍首相に教育勅語に対する考えを質問していました。安倍首相は過去、内閣官房長官であった時代に教育勅語について答弁したことがあると答え、教育勅語のどこに問題があるのだろうかという趣旨の質問を当時の民主党議員から受けたと皮肉を交えた上で内閣総理大臣としてはコメントする立場にはないと答弁します。

すると小西議員がこれを「そういう卑怯な答弁」と表現した上に安倍首相に対し「目が泳いでますよ?」と挑発めいた発言まで含めたため議場はざわつき議事は一時中断されてしまうことに。

議場では「訂正しろ!」といったヤジが飛びますが、委員長が「不適切な言葉があったとの指摘があった」と注意を促しても小西議員への効果はなかったようです。「卑怯という言葉は撤回する」としたものの、その後こんなふうに安倍首相批判を展開し国会の品位を守るよう委員長に要求したのです。

小西「はい、失礼いたしました卑怯という言葉は良くないというご指摘を頂きましたので撤回をさせて頂きます。ただ委員長に一言申し上げさせて下さい。国民の代表の国会議員としても誠心誠意の思いでございます。私はかつて12年間、霞が関の官僚としてこの予算委員会に通っておりました。また国会議員に当選させて頂いて今7年目でございます。この20年あまりの間、安倍総理ほど聞いたことに答えずに長い答弁をなさる。そして野党議員に対して様々な発言をなさる。このような総理を見たことがございません。どうか委員長におかれましては、国権の最高機関の品位を守るためにも、これまで通りの委員長の議事整理をお願い申し上げます。」

やり返した安倍首相に今度は「違憲だ!」

改めて次の質疑に入った小西議員は塚本幼稚園で教育勅語を唱和させている件を取り上げ、平成25年に安倍首相がこの件で答弁していると紹介、反復練習という部分について肯定的な評価を下していたことを教育勅語自体への肯定と受け止めこう問いただそうとします。

小西「安倍総理は学校教育法の元の我が国の学校、幼稚園も含みます、の中で、子供たちが教育勅語を丸暗記することは許されるとお考えなのでしょうか」

安倍首相は教育勅語自体を指して評価したわけではなく、反復練習の部分を評価したわけだと説明しましたが、答弁の冒頭にはこんなふうに小西議員へ「やり返す」場面もあるなど火花が散っていました。

安倍「(笑いながら)私も今、小西委員の質問を聞いてたいへん驚いたんですね。えー目が泳いでますよ?(周囲から笑い声)(首相笑いながら)いいですか?(ヤジが飛ぶ)先程目が泳いでいると言ったのは(ヤジ収まらず)今私が答弁中です。よろしいですか?」

負けていない小西議員は再びの質疑で再反撃。「はいあのぅ私まったく目は泳いでおりませんので国民の皆様に申し上げます。今安倍総理は私が聞いたことに何も答えていないです」その上、安倍首相の答弁を「違憲だ!」と非難。

小西「幼児教育について所見を問われ、教育勅語の丸暗記、斉唱については一言も触れずに、それは実は思考力を刺激している、単に覚えることではないとってなこと言ってること自体が、内閣総理大臣の答弁として、日本国憲法の趣旨に反し、教育基本法の趣旨に反す、違憲の答弁ですよこれ!違憲の答弁です(議場ざわつく)」

再度安倍首相に答弁を求めた小西議員は結局「文部科学相に聞け」と交わされてしまった上、「違憲」とした点を問題視されていました。

安倍「それはですね文部科学大臣に聞いて頂きたいと思います。総理だよ総理だよって今答弁してるんですから。質疑者の席からですねそういったヤジを飛ばさないで下さい。そこでですね。。。ちょっと興奮しないで下さい(笑)。あの、そこでですね、お答えをさせていただきますが、先程まず憲法違反とまで言われたんですから、なぜ憲法違反かということがわからないんですが、憲法違反ではないということをまず答弁させて頂かなければですね、総理大臣としての答弁が憲法違反とまで言われたんですから。(說明始める。以下略)」

「返り血浴びせおろおろさせた」

このやりとりは既に産経ニュースが取り上げており、小西議員が「卑怯」と発言したことを注意され撤回したと報じられていますが、小西議員は見解が違うようで、Twitterで早速このように反論しています。返り血を浴びせ首相をおろおろさせた、ということだったそうです。

「デタラメな誤報。安倍総理の「卑劣な」ブーメラン答弁を事前に見切り一刀両断に返り血を浴びせ、茫然と腰を抜かす総理に「目が泳いでますよ」と注意したら、自民理事が怒って強権発動という次第。」

「安倍総理は18番のブーメラン答弁で返り血を浴びてよほど悔しかったのか、その後に「小西さん目が泳いでますよ」と哀れなる発言。「心底、情けない人物」と睨んだら、またおろおろしてました。
いずれにしても、安倍総理は教育勅語の丸暗記教育が許されるのかなど、私の質問全てに何ら答えていない。」

安倍首相と小西議員のやりとり

小西「安倍総理、あなたの閣僚である稲田大臣の教育勅語に対する見解、道義国家は取り戻さなければならないその核心は教育勅語の中にある。また教育勅語を丸暗記することに何の問題があるのか。これらの見解を踏まえて総理は教育勅語について政治家としてどのような見解をお持ちでしょうか」

安倍「教育勅語についてはかつて閣僚として答弁したことがあります。これは教育基本法に関する特別委員会でございました。私は当時、内閣官房長官でございました。そしてその時ですね、当時の議員が質問の中でですねこのように言われたわけです。『私たちは子は親に対して孝養を尽くすことを考え、兄弟姉妹は互いに力を合わせて助け合うようにし、夫婦は仲睦まじく温かい家庭を築き、友人は胸襟を開いて信じ合えるようにしたい』というのが口語に訳したものであるということでありまして、ここのどこに問題があるのだろうかという質問の趣旨を、これは当時の民主党のオオハタ議員から、されたわけであります(議場に笑い声が漏れる)。この質問を受けまして私も『子は親に対して孝養を尽くす。兄弟姉妹は互いに力を合わせて助け合うなど、教育勅語の中にも現代に通じる基本的な道徳内容を示しているものもある』と、今委員がご紹介頂いたと承知をしているというふうに答えまして、なお教育勅語については戦後の諸改革の中でこれを教育の唯一の根本とし、神格化して取り扱うことなどが禁止され、憲法や教育基本法の制定等によりその法制上の効力は喪失したものであるということは承知をしているわけでございまして、既に喪失しているこの教育勅語について、内閣総理大臣としてコメントする立場にはないということは申し上げておきたいと思います」

小西「はい、私今安倍総理のそういう卑怯な答弁は(議場ざわつく)読んでおりまして、オオハタ先生の質問は分析しております。オオハタ先生の問題意識は、こういう親孝行といった道徳が教育基本法の中できちんと拾うことが出来ているのかという問題意識であって、先程稲田大臣の国会答弁をご紹介したように教育勅語そのものに、現在でも通用するような。目が泳いでますよ?道徳律が存在するというようなことはおっていないところでございます。(議場ざわつく)じゃ、次の答弁ですねぇ。じゃあ安倍総理、森友学園の関係について」

(議事中断)

(運営の会話「ちょっと小西くん」「今の会話はね」といった声)
(「訂正しなさい!」「訂正しろ!」などのヤジ)

委員長「ただいまの小西くんの発言中に不適切と認められる言葉があったと指摘がありました。後刻理事会において速記録を調査の上適当な処置をとることと致しますが、小西くん何かございますか」

小西「はい、失礼いたしました卑怯という言葉は良くないというご指摘を頂きましたので撤回をさせて頂きます。ただ委員長に一言申し上げさせて下さい。国民の代表の国会議員としても誠心誠意の思いでございます。私はかつて12年間、霞が関の官僚としてこの予算委員会に通っておりました。また国会議員に当選させて頂いて今7年目でございます。この20年あまりの間、安倍総理ほど聞いたことに答えずに長い答弁をなさる。そして野党議員に対して様々な発言をなさる。このような総理を見たことがございません。どうか委員長におかれましては、国権の最高機関の品位を守るためにも、これまで通りの委員長の議事整理をお願い申し上げます。」

小西「では質疑を続けさせていただきます。では今問題になっている森友学園ですね、塚本幼稚園ですけども子供たちに教育勅語を暗唱させて様々な式典などで教育勅語を唱和させているということが報道されておりますし、また塚本幼稚園のホームページでも確認できます。実はですねこのことについて安倍総理が平成25年に質問を受けております。質疑者とさせて頂いておりますけども『大阪に塚本学園という幼稚園がありまして私は行ってまいりました。幼稚園児ですからさっきの小学2年生よりもっとちっちゃな子たちが揃って君が代を歌う。これは当然だと思いますけれどもあの長い教育勅語を全部言うんですね。これを黄色い声で全部やる幼児教育というのは本当に大事だと私は思っているのでありましてこの幼児教育に関して総理の所見を伺いたい』という質問でございました。幼児教育に関して総理の所見を伺いたいというものを教育勅語の暗唱を例示して問うている質問に対して安倍総理は実は教育勅語については何も語られませんでした。『反復練習というのは記憶力を強化する。こう思いがちなんですが実は創造力・思考力を伸ばすことにも大きな影響を及ぼしている。』で寺子屋や萩の小学校の例を出されています。更に次がすごいんですが『そういうことを覚えながらこれは単に覚えるというよりも実は思考力を刺激しているということであるわけでございまして、こうした新しい教育のアプローチについて研鑽していきたい』ということを言っております。私この議事録を読んでびっくりいたしました。安倍総理、端的にお答え下さい。安倍総理は学校教育法の元の我が国の学校、幼稚園も含みます、の中で、子供たちが教育勅語を丸暗記することは許されるとお考えなのでしょうか」

安倍「(笑いながら)私も今、小西委員の質問を聞いてたいへん驚いたんですね。えー目が泳いでますよ?(周囲から笑い声)(首相笑いながら)いいですか?(ヤジが飛ぶ)先程目が泳いでいると言ったのは(ヤジ収まらず)今私が答弁中です。よろしいですか?そこでですね、私が申し上げたのはですね、いわば塚本幼稚園で教育勅語を暗記していることについてこう申し上げた訳ではなくて、今、委員も私は教育勅語については一言も答えてないとおっしゃったじゃないですか。そうおっしゃっていながらいきなり最後にですね、教育勅語を丸暗記するのがいいんですか?ってことはこれ強引というか自己矛盾ではないでしょうか。まさにこれは委員もパネルに挙げられているように反復練習というのはということで申し上げて、この、教育勅語を全部暗記するんですねっていうのはこれ質疑者が言ったことで、それについて私はそれをいわば例としてひいてないじゃないですか。例としてひいてないということは委員もお認めになったことですよ?だから私そういうふうに申し上げたわけであって、そこで反復練習というのは記憶力を強化する、こう思いがちなんですが想像力と思考力を伸ばす。これはですね、教育再生委員会のカゲヤマ先生がおっしゃっていて、(中略)強引にですね、何か私が言ってないことを言ったかの如くに決めつけて質問するのはこれはどうかとこのように思う次第でございます」

小西「はいあのぅ私まったく目は泳いでおりませんので国民の皆様に申し上げます。今安倍総理は私が聞いたことに何も答えていないです。この安倍総理の本質的な一番の問題は、教育勅語の丸暗記をしていることを大阪の塚本幼稚園という名前を出して、で、これはいいことだって質疑者は言ってるわけです。それについて幼児教育について所見を問われ、教育勅語の丸暗記、斉唱については一言も触れずに、それは実は思考力を刺激している、単に覚えることではないとってなこと言ってること自体が、内閣総理大臣の答弁として、日本国憲法の趣旨に反し、教育基本法の趣旨に反す、違憲の答弁ですよこれ!違憲の答弁です(議場ざわつく)。じゃあ安倍総理に伺います。自民党の船田元先生。伝統ある作新学院の学院長でございますけども、船田先生が3月6日にブログでこのようなことをおっしゃっております。『塚本幼稚園の教育は教育勅語や中国や韓国を敵視するスローガンを暗記させるという偏向した教育であり、幼稚園教育要領を明らかに逸脱している、極めて異常である。特定の価値観を暗記という方法で教え込むことは我々の教育とは真反対にある。過去の歴史が指し示すとおり、国家の崩壊はまず教育の崩壊からはじまる。私たちは決して過去の轍を踏んではならない』と仰ってるところでございます。安倍総理に伺います。この船田先生の教育者、そして政治家としての見解についての総理の見解、そして先程の答弁に答えられてませんから。明確に答えて下さい。総理は学校教育法の元の、我が日本国の学校において幼稚園を含む、教育勅語を丸暗記することが教育として許されてるとお考えでしょうか2回目です明確に答弁下さい」

安倍「それはですね文部科学大臣に聞いて頂きたいと思います。総理だよ総理だよって今答弁してるんですから。質疑者の席からですねそういったヤジを飛ばさないで下さい。そこでですね。。。ちょっと興奮しないで下さい(笑)。あの、そこでですね、お答えをさせていただきますが、先程まず憲法違反とまで言われたんですから、なぜ憲法違反かということがわからないんですが、憲法違反ではないということをまず答弁させて頂かなければですね、総理大臣としての答弁が憲法違反とまで言われたんですから。(說明始める。以下略)」
 


 

関連URL:Twitter Twitter 【産経ニュース】民進・小西洋之氏、安倍晋三首相の答弁を「卑怯」と批判 直後に注意され、撤回

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