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「選挙は自分でやるもの」都議選候補者をウマに例えて突き放した自民党・二階俊博幹事長の発言の裏は?

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自民党の二階俊博幹事長が4月11日の記者会見で東京都議選の候補者に対し突き放すような表現を連発していました。

二階幹事長は都議選をどう戦うか、と記者から問われると「党が現場まで出向くことはしていない」「皆さんの一層の奮起を期待する」と距離を置いているかのような発言をした後も、「人にすがって選挙やるような奴はダメだ」「顔も見たことがないような都議会議員」「要はそのウマがどれくらい走れるかウマを見なきゃわからない」などと厳しい発言を連発していました。

二階「(都議選を自民党としてどう戦うか)地方の県議選等には党が全力を尽くして現場まで出向いていって、というようなことはしてないわけですよ。だから、東京都の国会議員及び各位の皆さんの一層の奮起を期待する。党本部はそういう姿勢です」

二階「(公明党と対峙する形になる点について)結果を見ていただいたらわかる」「自民党は単独でもやれるところまでやりますよ」「だから前から再三言ってるでしょ。いつも人にすがって選挙やるような奴はダメだ。自民党は自民党らしく、堂々と戦わなきゃダメだ。」

二階「(自民党としての目標、勝敗ラインは)ですから我々は都議会議員の選挙に年中集中しているわけではありませんしね」「顔も見たことないような都議会議員に、どうしてこうなのかどうなのかと聞かれたって、要はそのウマがどれくらい走れるかってウマをみなきゃ競馬だってわからんでしょう。ですから我々、見てないんだから。面接もしてないんだから。」

二階「都議会議員の公認決める時に面接しなきゃいけないね。本当は。だけどそういうこと言って、千葉県の県会議員の選挙でもどうするこうするって言ってね、本部にもたれこんで来られたって、手の打ちようがないじゃないの。」

二階「地方選挙なんか自分がやるもんです。そうでしょ?当選するかしないかは本人が一番わかってるんだから。しっかり頑張ってもらいたいと思います」

二階「自民党は出来るだけのことはやりますからね。甘えたことは我々としては容認しない。そうでしょ?選挙は自分でやるもんだよ。」

こうした姿勢に対し記者からは「小池都知事と全面対決は良くないという判断か」との質問も飛びましたが二階幹事長は「そんなことは関係ありません」と否定。しかし、3月中旬の時点では「党の組織を挙げて協力する」と語っていただけに今回の発言との温度差が目立っています。

二階幹事長の態度が変わった裏にはどのような事情があるのでしょうか。4月6日に発売された週刊新潮が、二階幹事長と下村博文都連会長の間に対立がある、と指摘しています。それによると都議の中には小池都知事との対決姿勢を明確にしようとしない党本部への不満があるといい、3月下旬に行われたという都連主催の決起大会で二階幹事長が不快感を示したというのです。

下村都連会長が「党が劣勢を跳ね返してくれると他人事」と新潮は綴るとともに二階幹事長と下村都連会長の「マグマ溜まり」が「いつ噴火してもおかしくない」と指摘していますが、4月10日の長島昭久議員による民進党離党においても見解の相違は見られていました。

長島議員の離党に自民党へ誘うような発言をした下村都連会長に対し二階幹事長は「われわれからことさらお願いすることはない」と慎重な姿勢を崩さず、下村都連会長に対しては自民党内からも批判的な声が出たと報じられています。

二階幹事長の都議選候補者に対する厳しい表現の数々はこうした下村都連会長との間に横たわる事情も影響していたのでしょうか。
 

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関連URL:【産経ニュース】自民・二階俊博幹事長「都民ファースト、聞いたことない」 小池百合子知事との対決姿勢鮮明に 7月の都議選は「なりふりかまわずやる」 【デイリー新潮】自民「二階」「下村」の“マグマ溜り” 都議選苦戦予測で 【産経ニュース】長島昭久氏の民進離党届に「歓迎」、自民・下村博文都連会長 「軽々しい」と非難の声も

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