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「政治家は立派なこと言うだけじゃなく結果出さないと」挑発的な蓮舫代表に安倍首相も「お説教」

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5月9日の参議院予算委員会で、民進党の蓮舫代表が安倍首相を厳しく追及しようと攻撃的な発言を繰り返しましたが、安倍首相を追い詰めるには至らなかったようです(画像は参議院より)。

冒頭から挑発「撤回を致しますかぁ?」

蓮舫代表は冒頭、安倍首相の「読売新聞を熟読して」発言を取り上げ厳しく批判。「立法府軽視であり到底容認できません」「国会で説明する責任を放棄しています」などとした上で「撤回を致しますかぁ?」と語尾を伸ばし挑発。

これに対し安倍首相は自民党総裁と内閣総理大臣としての立場の違いだと述べた上で国会軽視ではない、と説明し「目先の政局的な思考に囚われることなく」「一方だけが具体的な案を出してもう一方が追及或いは批判するだけ、という類のテーマではない」と暗に民進党と蓮舫代表を揶揄するような表現と共に「蓮舫議員にも代表としてしっかり取りまとめを行って頂いて立派な提案をして頂きたい」と動じることはありませんでした。

蓮舫代表は「総理総裁は同一人格であり、考えは同じ」「何故使い分けるんですか!?」「国会を何だと思ってるんでしょうか」と強い口調で再度安倍首相を責め立てます。自民党総裁と内閣総理大臣の立場を分けて発言するという区別に納得が行かない様子でしたが、安倍首相は再度、説明を繰り返していました。

すると蓮舫代表は今度は「総理総裁を使い分けるというのはあまりにも私は二枚舌だと思っています」と言い方を変えた上、「何故取材を、総理の執務室、総理官邸で行ったんですか」と重箱の隅をつつくかのような論点に切り替えてまた安倍首相を非難。

流石にこれには「こういう外形的なところではなくてですね、中身について是非党の案を」と苦言を呈した安倍首相でしたが、ここでも冷静に民進党に対し党内で議論した上で考えをまとめて憲法審査会に提出するよう求めます。しかし蓮舫代表はこうした首相の求めに答えることはなく「思わずヤジが出ざるを得ないくらい、酷い答弁ですよ」などと語るなど最後まで平行線で、改めて足を引っ張るだけの政党、という印象を強く与えています。

その後も挑発的な質問を連発、首相からはお説教も

批判ばかりの蓮舫代表はその後もこんな質問を連発していたことから、安倍首相との直接対決における野党第一党党首としての存在感はますます低下してしまいそうです。

蓮舫「総理は昨日長妻代議士の質問に、いよいよ憲法審査会において議論が佳境に入っていく時を迎えると答弁しました。この佳境に入るというのはどういう意味で使われましたか?

蓮舫「総理私の質問何だったか覚えてますか?

蓮舫「佳境に入ったという意味はどういう意味で使われたのか教えて下さい

蓮舫「あの佳境に入ったというのは辞書を引きますと、ね?景色の良い所。それが転じて小説や物語が面白くなった興味深くなった。煮詰まったなんて意味は総理の辞書にしかないんじゃないですか?何が面白くなったのか。とてもでないが私わかりません。(今年の入って衆議院の憲法審査会は4回開かれました。その議事録読んでますか?

蓮舫「(北朝鮮問題から)一点確認しますが、この高度な警戒監視体制にある現状で、なんで総理官邸に隣接する総理公邸ではなくて、総理は自宅に住んでるんでしょうか

蓮舫代表の「何故総理は自宅に住んでるんでしょうか」という質問には安倍首相も呆れたのか「公邸におられても十分に対応出来なかった方もおられるのではないか」と再び旧民主党政権時代への皮肉を交えた答弁。

安倍「こういう状況の中にあってもですね、私が公邸にいなければいけないという状況ではないわけでございます。えーそれと、どこにいればいい、というものではなくてですね、直ちに対応出来ればいいわけでありまして、公邸におられてもですね、十分に対応出来なかった方も私はおられるのではないかと、こう思うわけでありますが、(以下略)」

更に安倍首相は蓮舫代表との質疑の中で、こんなふうにお説教とも言える一節を交えて民進党・蓮舫体制の質の低さへの苦言を呈したとも言える一幕も含めていました。

安倍「しかし蓮舫代表ね、政治家にとって大切なことは立派なことを言うだけではないんですよ。立派なことを言うだけのことではなくて、結果を出していかなければならない。我々自由民主党はですね、結果を出してきたからこそですね、この、立党以来60年の多くの期間を責任政党として政権を担ってきたわけであります。(以下略)」

蓮舫代表と安倍首相冒頭の発言

蓮舫「民進党の、蓮舫です。まず昨日の、衆議院の予算委員会における総理の、『読売新聞を熟読しろ』発言。立法府軽視であり到底容認出来ません。読売新聞の単独インタビューを受けて、そして改憲の意向を表明したけれども、国会では総理だから説明しない。総裁としての考えは読売新聞を熟読しろ。国民の代表機関である国会で、説明する責任を放棄していますが、撤回を致しますかぁ?

安倍「えー憲法改正についてはですね、内閣として改正原案を提出する考えはなく、国会の憲法審査会で各党各会派がですね、議論すべきものであるだろうと考えています。私は今この場にはですね、行政府の長である内閣総理大臣としてこの場に立って答弁しているわけでございます。まさに政府の方針等について内閣総理大臣として答弁をする義務を負っているわけでありまして、自民党総裁としてですね、一政党の考えを披歴すべきではないと、基本的には、と考えているわけでありまして、これは国会軽視ではなくですね、私は寧ろ憲法審査会で各党各会派による国会の議論が深まることに期待をしています。

そもそもですね、憲法は国の理想を語るものでありまして、野党与党というですね目先の政局的な思考に囚われることなく、それぞれの国会議員・政党の見識のもと闊達な議論を行うべきであろうと考えているわけでございます。

いわば内閣対野党、という関係ではなくですね、憲法審査会において闊達なご議論を頂きたいと。ですから私は、読売新聞のインタビューにおいても自民党総裁としてお答えをしている。それは何回かお断りをしているわけでありますし(ヤジ増加。委員長「静粛に願います。答弁中ですから」)改憲フォーラムについてもですね、そうお断りをしてお話をさせて頂いているわけであります。

一方だけが具体的な案を出してもう一方が追及するだけ、或いは批判するだけ、という類のテーマではないんだろうと、私はこう考えているわけであります。どうかですね民進党の皆様にも将来に向かって日本がどういう国を目指していくのか、具体的なですね提案を憲法審査会に提出をして頂きたいと。その上で建設的な議論を行いたいと思います。

で、先日の発言はですね(ヤジ増加。委員長「静粛に願います」)党総裁たる私ひとりの考えをまず述べたわけでございまして、しかし私は自由民主党の総裁、いわば自民党を率いるリーダーとしてですね今後その責任の元に党内の議論を加速をして自民党としての憲法審査会への提案を、まぁこれはそう簡単ではありませんが如何に苦しくてもですねまとめあげる決意であります。

民進党においてもですね、(ヤジ増加)細野議員も提案しておられるようでありますが、どうかですねアイデアを持っておられる方もおられるわけでありますから、蓮舫議員にも代表としてしっかりと取りまとめを行って頂いて立派な提案をして頂きたいと、このように期待をしているところでございます」

蓮舫「総理総裁は同一人格であり、考えは同じです。読売新聞では一方的に気持ちよく改憲の思いを話して国会では話さない。(大きな声で)何故使い分けるんですか!?何故たったひとつの読売新聞だけで答えて、国会議員も国民も、総裁の僕の考えを聞きたいんだったら、読売新聞を熟読してくれ。(身を乗り出して)国会を何だと思ってるんでしょうか

(安倍首相、前述の説明を繰り返し)

蓮舫「政府与党は一体の議院内閣制で、総理総裁を使い分けるというのはあまりにも私は二枚舌だと思っています。自民党総裁として語ったというのならば、なぜ取材を、総理の執務室、総理官邸で行ったんですか?

安倍「(そういうこともある、と説明した上で)どうかですね蓮舫委員にも、こういうことではなくて外形的なところではなくてですね、中身について是非(ヤジ増加)党の案をですね、党の案についてですね(ヤジ激しくなる)皆さんそんなエキサイトしないで今。(笑いながら)皆さんそんなエキサイトしないでですね、今私は答弁の最中なんですから、最後まで聞いて批判があれば質問の形で批判して頂ければと、こう思うわけでありまして。よろしいですか?まずですね皆さんの案が、サブスタンスを議論するのであれば皆さんの案を憲法審査会に出して頂いてということは私は従来からずーっと申し上げているわけでありまして、そこでご議論を頂きたいと。これですね国民の皆さんここずーっと皆さんが並んで私にヤジを浴びせているわけでありまして(ヤジ増加)これはですね冷静な、こんなにですね皆さんこんなにエキサイトするよりもですね、まずはしっかりと私申し上げましたようにこれから自民党としてもですね憲法審査会に提出をする中身について議論するわけでございます。ですから御党におかれましても中身について御党で議論をして頂き憲法審査会に考えをまとめて提出をして頂きたいと、このように思っているところでございます」

蓮舫「思わずヤジが出ざるを得ないくらい、酷い答弁ですよ。全く何も答えていませんよ。ヤジってるの自民党じゃないですか!そこも含めて見て下さいよちゃんと。(以下略)」
 

国会では総理として答弁、総裁としての考えは新聞で、安倍首相の説明に納得できる?

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