170516-002fukushima

事前通告なしの質問連発して金田法相困らせた福島みずほ議員「答弁が心もとない」「廃案しか無い」

LINEで送る
Pocket

 
5月15日の参議院決算委員会で、社民党の福島みずほ議員がテロ等準備罪法案について事前通告していない質問を次々と金田法相にぶつけ困らせた上で最後に「大臣の答弁は心もとない、廃案しか無い」と苦言を呈して質疑を終えるという展開がありました(画像は参議院より)。

事前通告ない質問連発して「答弁が心もとない」「廃案しか無い」

福島議員は質疑の冒頭から事前通告していない質問を発し、金田法相から「通告がまず、ありません!」と不快感を露わにされていました。

これは国際組織犯罪防止条約(TOC条約)について海外の専門家が新聞の取材に応じた際の発言を元に「テロ等準備罪ってウソじゃないですか!?」と金田法相に詰め寄ったものでしたが、事前通告なしの質問に「条約の内容解釈に関わる事項であり外務省の所管だが」と前置きした上で、それでも「外務省の説明を前提にお答え申し上げたい」と要求に応えようとした金田法相に対し「時間が限られているからコンパクトに自分の言葉で語って」と注文までつける態度でした。

福島議員による事前通告無しの質問はその後も続き、金田法相が答弁に当たってその旨言及した回数は20分強の質疑時間の間に4回。質疑の後半では日本における逮捕状や捜索の却下率についてその数字を尋ねた福島議員でしたが、金田法相を補佐する付き添い人もデータを持ち合わせていなかったため答弁を控える法相に対し「だって法務大臣でしょ!?」「どれくらいだと思いますか!?」などと執拗に数字を答えるよう求める場面も見られるなど、質疑の目的の一つが金田法相を困らせて優位に立つことだったのではないかとの印象を強く与えたほどだったと言えます。

その後も過去の委員会に出席していたのだから議論を聞いていたはずだとして再び事前通告にない質問を行った福島議員は、質疑時間の最後にこのように述べ、事前通告のない質問への答弁を「心もとない」とした上でテロ等準備罪法案について「廃案しか無い」と主張し終了していました。

福島「大臣の答弁は全く、心もとない。これで処罰される人が出る、というのはもう納得が行かない、廃案しか無いということを申し上げ、質問を終わります」

福島みずほ議員と金田法相の発言

共謀罪についてお聞き致します、とした福島議員は新聞に掲載されたという専門家の発言を紹介して

福島「大臣、テロ等準備罪ってウソじゃないですか!?」

金田「ただいまのご指摘に対しましてですが、通告がまず、ありません!そして、それに対してお答えをしたいのですがただいまの主旨がはっきりしませんのでもう一度ご質問を頂ければと思います」

福島「パッサス教授がテロ対策ではないと言っているので、政府がテロ等準備罪と言っているのはウソではないか、ということです」

(福島「いの一番の質問じゃないですか!」)

金田「えー、まず申し上げますが、お尋ねは、条約の内容解釈に関わる事柄であります。外務省の所管するところであります。従って外務省において答弁されるものであると考えておりますが、敢えてお尋ねでありますので、所管外ではありますけれどもこれまでの外務省の説明を前提にお答えを申し上げたいと思います。(以下略)」

福島「まぁあの、時間が限られておりますのでコンパクトで自分の言葉で語って頂きたいと思います。(以下略)」

(中略)

次に福島議員が海外の事例などを持ち出して予備罪で可能とする見解を取れるのではないか、と質問した際。

金田「えー、福島委員には、重ねてお願いをしたいと思いますが、通告にはございませんが、お答えをさせて頂きます。通告を頂ければもっと、直ちの対応が出来ることを申し上げておきます。お尋ねは条約の解釈に渡るものでありまして、まずは外務省から答弁されるべきものであると思います。(以下略)」

(中略)

自首、自白、タレコミや監視に頼ることになるとして自白の強要はしないという金田法相の答弁は全く当てはまらないと指摘した上で

福島「ではお聞きします。日本における逮捕状の却下率、そして捜索の却下率、どれくらいだと思いますか?」

金田「えー出来れば、福島委員にも事前に、通告をして頂ければ、私もこの場で直ちにお答え出来たと思います。えーそういう点をご理解を頂きたいとこのようにお願いを申し上げます」

福島「だって大臣は、裁判所がちゃんとチェックするから、共謀罪でおかしなことは起きないって答弁してるじゃないですか!だからお聞きしてるんです!却下率どれくらいですか!?てかどれくらいだと思いますか!?だって法務大臣でしょ!?この、共謀罪が仮に成立したら、これ処罰されるんですよ!?捜索差し押さえがあって逮捕されて、そして起訴されて有罪になるんですよ!?刑法犯にされるんですから答えて下さいよ!

金田「お答えを致します。通告があれば直ちにここで申し上げますが、正確な数字を申し上げたい。そういうふうに思っております。もうひとつ。もうひとつ、私は確かに福島委員が仰ったように、最終的には裁判所の審査というものがあるんです、ということは申し上げております」

福島「いくらなんですか!?どれくらいだと思いますか!?

金田「えー通告がないので私の付き添いも数字を持ち合わせてないようであります

福島「これ有名な数字ですよ。これ0.02%なんですよ。1万件で2件しか却下されないんですよ。(以下略)」

(中略)

過去の質疑を持ち上げてこの事例で共謀罪が成立するか、と質問

金田「えー、ただいまの質問も通告を受けておりません。従ってこれについては直ちに答弁申し上げることは困難であることをご理解頂きたいと思います」

福島「これ5月12日に枝野幸男さんが衆議院の法務委員会で質問してるんです。だって大臣そこにいたわけでしょ?これすごく重要な議論ですよ。(以下略)」

(中略)

福島「大臣の答弁は全く、心もとない。これで処罰される人が出る、というのはもう納得が行かない、廃案しか無いということを申し上げ、質問を終わります
 

社民党・福島みずほ氏の政治家としての評価を5段階で

結果を見る

過去のアンケート結果一覧

Loading ... Loading ...

 

 


記事が面白かったら「いいね!」 



BuzzNews.JPは新着記事配信にご登録の上、当サイトにてお楽しみ下さい。


follow us in feedly


当サイトではコンテンツの無断転載・無断使用を固く禁じています。
当サイトは「BuzzFeed Japan株式会社」とは何の関係もありません。また2015年2月に閉鎖されたバイラルメディア「BUZZNEWS」やその関係者とも一切関係ありません。

最新の調査

蓮舫代表による会見で二重国籍問題に関する説明に納得できた?

結果を見る

過去のアンケート結果一覧

Loading ... Loading ...

Twitterで新着記事配信中

新着記事をブラウザへプッシュ配信

Facebookで新着記事配信中

PAGE TOP