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民進党・石関貴史議員が事前通告巡って鶴保大臣に大激怒「ナメすぎだよ!」「バカバカしい!」

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5月24日の衆議院沖縄北方特別委員会で、質問をぶつける民進党・石関貴史議員が事前通告が不足しているとして期待通りの答弁に至らなかった鶴保沖縄及び北方対策内閣府特命担当大臣に激しい怒りを露わにして「バカバカしいから質問止めます!!」と放り出したように質疑を終えるという場面がありました(画像は衆議院より)。

民進党・石関貴史議員怒りの質疑

石関議員は2度に渡り鶴保大臣と鋭い対立を見せていました。まず序盤、沖縄振興予算についての交付金に関連していくつか具体的な例を挙げて説明するよう求めた石関議員に対し、鶴保大臣が「ちょっと事前に通告を頂いていればそれも用意できたんですけども」と苦言を呈しながら答弁すると、石関議員は通告したと主張した上に「新聞記事にも出てますよ?」と挑発的に語ります。

これに対し鶴保大臣が「私に質問通告として上がってきていたのは一行のみだった」とやり返すと石関議員は再び「担当大臣だから新聞くらい読んでるでしょ?」と繰り返し、準備が不十分だった鶴保大臣に答弁するよう求めていました。

ここで鶴保大臣が書類を見ながら考え始めたため最初の議事中断。その後機会を改め精査してご報告したいと答えた鶴保大臣でしたが、石関議員は納得せず「全然理解出来ないですよ!」として鶴保大臣が十分に答弁出来ない状態であったにも関わらず「もう1回お尋ねをします」と答えるよう求めただけでなく「そんな不貞腐れたような顔しないで」と余計とも言える一言まで添えていました。

ここで2度目の議事中断となりましたが、その後鶴保大臣が手持ちの資料から答弁をすると「よく把握しといて下さいよ?大臣」。これには鶴保大臣もカチンと来たのか「お答えするには少々事前のレクが足りなかったのかもしれません」と返していましたが石関議員も負けずに「ちゃんと答弁に耐え得る体制で委員会に出て来て下さい」とお説教するなどこちらも負けていません。

続いて質疑の後半に2度目の山場が訪れます。米国人とアジア人の両親を持つ子供を指す「アメラジアン」についての質疑でアメラジアンスクールの設立や運用、予算それに現状について質問した石関議員は再び、期待通りの答えが返ってこないとして鶴保大臣を責め始めるのです。

「どの質問も準備不足のように思いますよ答弁が」と苦言を呈した石関議員はまたもやの議事中断を経て答弁した鶴保大臣に対し不満を露わにすると「用意していないので精査してお答え申し上げたい」と語った鶴保大臣に対し怒りが増したのか感情的な発言が目立ち始めます。

「これ委員長抗議しますよ」「こんな大臣見たこと無いですよ!」「止めて下さい。こんな大臣いないよ!!」と憤慨する石関議員に鶴保大臣は今回も事前通告の不足について「質問として私共が受けておりますのは設立と現在に至る経緯・現状等という一文でございました」とチクリとやり返し、数字については用意がないと理解を求めましたが石関議員は納得しません。

石関「理解できません!(中略)こんなことも答えない大臣とか役所おかしいよ!!!も1回答えてくれよ!!ナメすぎだよ!!」

石関「聞いたこと無いよこんなの!!」

手元の資料から答弁した鶴保大臣でしたが、石関議員の怒りは収まらず、最後には「バカバカしい」と表現、岸田外相と比較して「能力の違いもあるのかもしれないけど」などと物議を醸しそうな発言で質問を終えていました。

石関「あの、もうバカバカしいから大臣聞いても答えられないから(大きな声で)止めます。これねぇ僕も外務委員会に所属していて岸田大臣にもお尋ねしますよ。そりゃ能力の違いもあるのかもしれないけど姿勢が違いますよ!大臣そこまで答えなくていいよというところまで、まぁ、あの年季が違うのか能力が違うのかやる気が違うのかわかりませんけど、外務大臣と、それからあなたとは全く違うということがわかりました。こんなね、フザけた委員会に出てくる大臣見たこと無いよ!役所もそう!設立の経緯って聞かれたら予算を載せるの(大きな声で)当たり前だろそんなの!!バカバカしいから、質問止めます!」

事前通告を巡っての解釈の違いに加え、石関議員が十分に資料が整っていない鶴保大臣に対し何度も答弁するように求めていた点と、感情的な発言を繰り返した上に放り出すかのように質疑を終えた態度が強く印象に残った質疑だったと言えそうです。

石関貴史議員の発言

(沖縄振興予算における繰越額や不要額が生じる理由をいくつか具体的な例を挙げて不要額が生じる理由・生じた理由について説明して欲しいと要求。これに対し鶴保大臣は)

鶴保「ソフト交付金として出てくるものとしては適当なものが今ちょっと思いつかないんですが、ちょっと事前に通告を頂いていればそれも用意できたんですけれども、(書類を見ながら)えー、まぁ例えば(以下略)」

石関「まぁソフトとハード、それぞれあるということですけどこれ、大臣通告ないって通告してますよ。あのー役所から問合せがあって、この沖縄振興予算の何ですかと聞かれましたから一括交付金ですと、ちゃんと言ってありますから(官僚の方を向いて)誰か聞いてるでしょ?(鶴保大臣の方を見て)通告してるんですよ。ね。でこの委員会なんかギリギリやるような委員会じゃないけれども、でもね、通告聞いてないというのは失礼な話だし、これ新聞記事にも出てますよ。こういう事業がという例がいくつもね。これぐらいソラで言えなきゃおかしいんじゃないですか?もう1回お尋ねします。例を

鶴保「あのー私共の質問のとり方がよくなかったのかもしれませんが、私に質問通告として上がってきておりますのは、沖縄振興予算について、という一行のみでございました。失礼致します」

石関「まぁそりゃそれでいいですよ役所の問題ですから。大臣がよく正して下さい。だけどそのいくつか例をね、今教えてくださいと言って新聞にも出てますよ。担当大臣だから新聞くらい読んでるでしょ?沖縄関係の一括交付金。例をいくつか教えてください

(鶴保大臣、書類に目を通し熟考)

石関「時計止めて下さい」

委員長「時計を止めて下さい」

(議事中断)

鶴保「どの市町村のどういう事業ということについてはまた、機会を改めて精査しご報告をしたいと思いますが、この内容につきましてソフト交付金の準備不足の背景については先程申し上げた通りでございまして、早い時期に事業立案が出来ていない、やりとりをした時にですね、様々な制度設計が準備不足であるということがまさに散見されるということでご理解を頂きたいというふうに思います」

石関「全然理解できないですよ例を聞いてるんだから!新聞記事にも出てますよ新聞読んでんですか!?沖縄関係の。もう1回お尋ねをします。そんな不貞腐れたような顔しないでもしねぇ、沖縄何とかしようという顔見して下さいよ!

(鶴保大臣、席についたまま動かず)

(石関「大臣!」)

(別の議員「大臣きちんとやってるよ!」)

(石関「(議場に響き渡る声で)やってないだろ!!」)

委員長「時計を止めて下さい」

(議事中断)

鶴保「まぁこれ石垣市の例だとちょっとメモ頂きましたが、駐車場の建設等々でですね、工事予算が事前の見積もりより小さく済んだ、ということであったりとか、入札によってICTの機器が事前の予測よりも安く済んだ等の事業でございます」

石関「まぁもっといろいろあるからこういう額にね、不要額になってるということだと思いますけど、今みたいなもの。ね?大臣よく把握しといて下さいよ?(強い声で)大臣。

鶴保「あの仰っておられる趣旨をお答えしたつもりでありましたが不十分でありましたらお詫びを致します。尚、あの額等々につきまして、不要額のいくらがどう、不要額の事例のひとつひとつの額についてですね、お答えをするには少々事前のレクが足りなかったのかもしれません。申し上げておきます

石関「ちゃんと答弁に耐え得る体制で委員会に出て来て下さい。今後ね。(以下略)」

(中略)

(アメラジアン、という言葉に関する質疑で)

石関「この沖縄におけるアメラジアンスクールというものがいつ設立をされてどういう運用をされて予算はどうなっているのかと、現状はどうなのかということについて大臣にお尋ね致します」

鶴保「えーちょっと予算について今、調べさせて頂いておりますが、アメラジアンスクールについては当該児童生徒の就学環境整備を強く願う保護者の活動等を通じて、設立されたものであるというふうに認識をしておりますが、平成10年6月に宜野湾市においてアメラジアンスクール沖縄が開校致しました。これまで当該児童生徒や保護者が望む就学機会の確保に努めておる、というところでございます」

石関「あの、どの質問も準備不足のように思いますよ答弁が。これちゃんとですね、質問項目を沖縄におけるアメラジアンスクールについて、更に細かく設立と現在に至る経緯・現状等と書いてありますから、当然普通ねぇ、予算がどうなっているかとか、誰が出してるのか政府が予算を出してるのか、把握しとかなきゃ答えられないですよ。も1回お尋ねします

(鶴保大臣、官僚と相談)

(石関「整理してもらったほうがいいですよ」)

委員長「時計を止めて下さい」

(議事中断)

鶴保「えーソフト交付金事業として沖縄県の、国際児童支援対策事業、事業費1,079万2千円、うち国費863万3千円、という事業費の中で、これ平成29年度の資料でございますが、交付金事業としてまぁ、交付をされているということになりますし、また沖縄県の単独事業としてですね、指導者派遣事業の事業費、531万円の事業でございます」

石関「もともとその設立時にはですね誰がお金を出して設立されたのか、或いは寄附とかですね、今、交付金等についてとご説明がありましたけどちょっと、全体像がわかるようにご説明頂けますか?誰が設立をして、その時の費用は誰が賄って、年間どれだけの費用がかかっていて、自治体なり政府なりがそのうちのどれだけを負担しているのかと。それが、経緯と現状というものだと思いますよ?」

鶴保「ごめんなさい、今、後ろの事務方とのやり取りの中で、全体とのやり取りの質問をですね、用意をしておりませんのでまた、精査をしてお答えを申し上げておきたいと思います」

石関「これ委員長抗議しますよ。今申し上げたように(大きな声で)項目にこれだけ書いてんですよ!?(更に大きな声で)こんな大臣見たこと無いですよ!・・・これ!当たり前じゃないよこんなの!!・・・大臣!!もう1回お尋ねします

(鶴保大臣、官僚と相談)

(石関「止めて下さい。こんな大臣いないよ!!」)

委員長「ちょっと、時計を止めて下さい」

(議事中断)

鶴保「あの、アメラジアンスクールについての質問として私共が受けておりますのは、沖縄におけるアメラジアンスクールについて、設立と現在に至る経緯・現状等という一文でございましたので、今のその数字的なものについては用意がないということでご理解を頂きたいというふうに思います」

石関「(大きな声で)理解できません!だいたい冒頭でね沖縄振興予算についてと、予算について尋ねてんですよ!?で今ねぇ役所の人が誰かわかんないけどブツブツ言ってたけど設立と現状に至る経緯、聞いてません。これね、(非常に大きな声で)当たり前だよこういう質問項目挙げて!予算を、ちゃんと数字を出しておくのは!(大きな声で)設立と現在に至る経緯でしょ!?設立ん時に誰が設立をして、誰がお金を出したのか!こんなことも答えない大臣とか役所(大きな声で怒鳴って)おかしいよ!!!も1回答えてくれよ!!ナメすぎだよ!!

(石関「聞いたこと無いよこんなの!!」)

鶴保「あの先程、設立についての経緯をですね、申し上げたつもりだったんですが、あのアメリカとアジアの両親を持つアメラジアンの生徒が、こういう多数居住される中でですね、ご両親が複数の文化を学ばせてあげたいと公立学校以外の民間の教育施設の設立を願うところからこれは始まったものであるということと、それから、現状としてはですね、宜野湾市にアメラジアンスクール沖縄が開校致しました、というところでございます。この児童生徒の概要については、児童が67名教職員が20名というところで今現状報告は受けておりますが、予算等々については少しお時間を頂きたいというふうに思います」

石関「あの、もうバカバカしいから大臣聞いても答えられないから(大きな声で)止めます。これねぇ僕も外務委員会に所属していて岸田大臣にもお尋ねしますよ。そりゃ能力の違いもあるのかもしれないけど姿勢が違いますよ!大臣そこまで答えなくていいよというところまで、まぁ、あの年季が違うのか能力が違うのかやる気が違うのかわかりませんけど、外務大臣と、それからあなたとは全く違うということがわかりました。こんなね、フザけた委員会に出てくる大臣見たこと無いよ!役所もそう!設立の経緯って聞かれたら予算を載せるの(大きな声で)当たり前だろそんなの!!バカバカしいから、質問止めます!
 

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