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「ルーツや差別の話ではなく合法か違法かの話」二重国籍問題解決した小野田紀美参議院議員が指摘

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自身の二重国籍問題を解消したことで知られる自民党の小野田紀美参議院議員が7月14日の夜、Twitterで現行制度及びその問題点に触れる発言をして話題になっているようです(画像は小野田議員の公式サイトより)。

小野田紀美議員の発言

小野田議員は7月14日夜、5通に分けて二重国籍問題について解説。「戸籍謄本には重国者であることが分かる表記がない」ため「選管は重国者を見抜くことは出来ない」と、蓮舫代表について選挙の際に戸籍を提出している以上無問題だとする意見に反論するとともに、義務付けられている「日本国籍の選択を行なったかどうかは戸籍謄本にしか記載されない」として「国籍法に違反していないことを証明できるのは戸籍謄本のみ」だと主張。その上で「ルーツや差别の話ではない」「公職選挙法および国籍法に違反しているかどうか、合法か違法かの話」だと述べています。

小野田「国籍について。戸籍謄本を選管に提出して立候補OKが出てるのなら問題ないのだろうとお思いの方。それは違います。戸籍謄本には【重国籍者であることが分かる表記が何もありません】。国籍選択の義務を果たして初めて重国籍であった事が表記されます。スパイを送り込み放題の仕様になっています。」

小野田「私が自分自身について「日本に来てからアメリカと何も関わってないし自動的に日本国籍選択扱いにしてくれたんだろうな」と勘違いをしてしまった理由の一つがここにあります。私の戸籍謄本には米国籍所持などと一切書かれていなかったのです。つまり、選管も重国籍者を見抜けない。とんでもない事です。」

小野田「なお、外国籍喪失(離脱)の証明は、国籍法16条の“努力義務”を行ったかどうかの証明にしかなりません。私も米国籍喪失書類をお示ししましたがこれはあくまで補足です。国籍法14条の“義務”である日本国籍の選択を行ったかどうかは戸籍謄本にしか記載されません。」

小野田「つまり、国籍法に違反していないことを証明できるのは、国籍の選択日が記載されている戸籍謄本のみです。ルーツや差別の話なんか誰もしていない。公職選挙法および国籍法に違反しているかどうか、犯罪を犯しているかどうかの話をしています。日本人かそうでないかの話ではない。合法か違法かの話です。」

小野田「ちなみに国籍法14条と16条の差について。日本は二重国籍を禁止しているのに、なぜ「日本国籍の選択」は義務で「外国籍離脱」が努力義務にとどまるのか。それは、国籍離脱を認めない国があり(ブラジル等)外国籍離脱が法的に叶わない場合があるから。「日本国籍選択」は役所ですぐできます。」

「蓮舫批判」繰り返してきた小野田議員

小野田議員は蓮舫代表の二重国籍問題が騒ぎとなった2016年秋、自身も米国との二重国籍状態だったと告白していました。しかし小野田議員の場合は参院選出馬前に日本国籍の選択宣言を行なっていたことの証明のため戸籍謄本の必要部分をすぐに公開していたことから批判を浴びる声はありませんでした。

また残っていた米国国籍についても2017年5月に「アメリカ国籍喪失証明書」を公開し自身の二重国籍問題が解決したと報告していたことから一連の対応には誠実だとの前向きな評価が多く聞かれています。

一方、二重国籍問題についてしっかりとした説明をしてこなかった蓮舫代表に対してはこれまでにも強い不快感を露わにしており、5月末にはメディアで「怒りを覚える」「公人を辞めればよい」と批判していた他、自民党のネット番組でも「だって、やってますってだけじゃ信用できないでしょ?どなたとは言いませんけど。」「(国籍選択宣言日も他国籍の喪失証明書も)両方共、某党首は、出してません。やったというんですけど出してないんですよ」などと指摘していました(関連記事参照)。

小野田議員のツイートが今回大きな反響を呼んでいる理由は現状の法制度について「スパイを送り込み放題の仕様になっています」との見解を示した点も影響しているようで、反発する声もないわけではないものの多くの人が法改正の必要性に言及する反応を見せているようです。
 

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