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東京新聞の女性記者に菅官房長官が2度に渡って注意「今審査中ですよ?」「思い込みの質問しないで」

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菅官房長官の記者会見でおなじみの東京新聞女性記者が、8月10日午前の会見で先走った質問を行い菅官房長官から2度に渡って注意を受けるという場面がありました(画像は政府インターネットテレビより)。

「思い込みで質問しないで」

この女性記者は8月10日午前の会見でも同日開かれた閉会中審査や加計学園問題に関する質問を連発。しかし、少々先走りすぎてしまったようで菅官房長官から2度の注意を受けるという珍しい事態になっていました。

記者はまず、会見中にまさに行われていた閉会中審査において政府が聴取内容について回答できないとしていると聞いた、と前置きし、稲田前防衛相が出席しないことで世論からの厳しい指摘も出ている中であるにも関わらず「内容について答えられないという回答は国民に対する背信行為」だと批判。その上で説明責任を果たす気構えは政府にあるのか、と疑問を呈します。

すると菅官房長官は「ですから今日、閉会中審査が行われているんじゃないでしょうか」と答え、説明責任を果たすために国会を開いたのだと理解を求めます。しかし記者は納得せず「真相解明にはほど遠い内容にとどまっていると聞いている」「閉会中審査を開いたからいいではなく何があったのかをつまびらかにする姿勢が欠けているように見える」と再度の質問。

ここで菅官房長官は少々苛ついたように「今審査中ですよ?審査中の内容わかって質問してるんでしょうか」と答弁し、まだ終わっていない閉会中審査における政府答弁を批判した記者に苦言を呈していました。

2度目の場面はその後加計学園問題についての質問の際に訪れていました。相変わらず政府の姿勢を否定的に捉える記者は文部科学省の審議会が加計学園の獣医学部新設認可の判断を保留する方針、とされる報道を受けて、しっかりとした議論のプロセスを経ていなかったからこそ保留の話が出てくるのではないか、と疑問をぶつけます。

これに対し菅官房長官は「思い込みの質問はしないで下さい」と再び注意すると、声を荒げて「まだ保留出てないじゃないですか!まさに審査されている段階であり保留になったという判断は聞いていません!」と記者の質問を拙速だと言わんばかりに不快感を露わにしていました。いずれも適切ではないタイミングにおける質問だという形での注意でしたが、菅官房長官と女性記者の戦いはいつまで続くのでしょうか。

菅官房長官と記者の発言

記者「今日の閉会中審査なんですけれども、えっと徹底した調査、をした筈ですが聴取内容について回答出来ないというお答えも政府側から出ていると聞きます。国会の場でですねぇ、まず稲田さんが出てこないということについて世論からの厳しい指摘も出ている中で、内容についてもですねぇ、聴取内容について答えられないという回答が出ていること自体、国民に対する背信行為のように見えます。この点についてきっちりですねぇ、国会の場で国民に対する説明責任を果たしていくという、そういう気構えというのは政府にあるんでしょうか

菅「ですから今日、閉会中審査が行われているんじゃないでしょうか」

記者「してるその中身が、全くそのもってですね、真相解明にほど遠いような内容に現状今とどまっていると聞いております。この点については閉会中審査を開いたからいいではなくですね、実際何があったのかをつまびらかにすると、そういう姿勢が政府にないのではないかと、いうふうに見えるんですがその点いかがでしょうか」

菅「今審査中ですよ?審査中の内容わかって質問してるんでしょうか。小野寺大臣が丁寧に説明されてると思いますよ?今は審査中ですから。」

(中略)

記者「再三に渡ってですねぇ、新たな事実がわかれば都度対応していきますという総理、そして長官のお言葉が非常に今の会見の回答を聞くだけでも、全くその言葉通りに新たな事実が出ても、もう言った通りだで終わらせるのであれば、新たな事実が出ても何もしないという、そういう政府の姿勢に見えてしまうんですが、そういうご認識はそもそもあるんでしょうか」

菅「(不快そうに)全く違うじゃないですか。報道があったということでこのことについて何回も国会で審議されて、それでご本人が国会に出席をしてそのような答弁されてるんじゃないですか?それが全てじゃないですか」

記者「答弁との矛盾が、えー指摘されかねない、1月20日にわかったこととの矛盾が指摘されかねない事実が出てるわけですね。それについて答弁通りだという話が、もはやちょっと国民からしてもですね、理解しがたい話を政府がもう、ひたすら言い続けてるようにしか見えません。あのもうちょっとですね、真摯にこの件に関しては調べる、そういう姿勢をやはり出すべきだと思います。合わせまして、今審議中でありますが、今回の、新設判断の保留という結果に関連して、まぁ報道にも出ていますが高い教員ですとか、授業設備が不足していると。もともとですね、加計学園側の内容ですね教員の問題、いろいろ、あの各所報道でも問題があると指摘出ておりました。この点においても、まぁしっかりとしたプロセスですね、議論がされたなかったからこそ、こんな時期にこういうような(アナウンス「簡潔にお願いします」)保留という話が出てくるんじゃないですか?本当にきっちり議論した上で加計学園を決めたんでしょうか」

菅「あの思い込みの質問はしないで下さい。(少し声を荒げて)まだ保留出てないじゃないですか!現在これ、まさに大学設置学校法人審議会において今月中の答申を目指して審査されてる段階であり、保留となった、そういう判断をしたとは聞いてません!いずれにしろ審議会においては、引き続いて専門的な観点から公平公正な審査が行われる。その結果を踏まえて政府として適正に対応する。これが当然のことじゃないですか。(アナウンス「次の日程ございますのでご協力お願いします」)(菅官房長官、記者の方を睨みつけるように暫く見つめる)」

記者「まぁ関連しまして、速記録についても聞きます。(以下略)」
 

政府は官房長官会見における記者の質問に何らかのルール決めるべき?

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