旅行サイト地図に「日本海(東海)」表記見つかり騒ぎに、山田宏議員「外務省に対処させる」

旅行サイト地図に「日本海(東海)」表記見つかり騒ぎに、山田宏議員「外務省に対処させる」

韓国が「東海」の併記を主張している日本海呼称問題に関連して、日本国内の旅行サイトが提供している地図に「日本海(東海)」と記載されていることがわかり、国会議員がこれに言及する騒ぎとなっています(画像は楽天トラベルのマップより)。
これは8月19日頃からTwitterなどで話題になっていたもので、日本国内の大手旅行予約サイトが提供している地図上に「日本海(東海)」と記されていることが判明、批判が出ているというもの。問題のサイトで表記されている地図を添付したユーザーのツイートを添える形で自民党の山田宏参議院議員が8月21日の朝、このように発言しています。

山田「楽天の画像ですね。調べて外務省より対処させます。」

話題になっているのは「楽天トラベル」が提供している地図で、ホテルや旅館の地図情報を広域にしていくと日本海の部分に「日本海(東海)」と表記されているのがわかります(上記画像参照)。

GoogleMap単体で日本海部分の表記を見ると「日本海」となっており東海表記は含まれていませんが、楽天トラベルには地図データについて「2017 Google,SK telecom,ZENRIN」と記されていることから、「日本海(東海)」表記となった理由について楽天が関与していたかどうかについては不明である点に注意が必要ではあるものの、楽天トラベル内の地図として表記されている以上、説明を求める声が強まりそうです。

山田議員はこれまでにも複数回、国会で日本海呼称問題を取り上げており、4月20日にはGoogleMapにおいて日本や韓国ではそれぞれ「日本海」「東海」とのみ書かれているにも関わらず、それ以外の国では併記されていると指摘して当時の岸田外相に対し「外務省はGoogleへの働きかけを行っているのか」と質問していましたが、岸田外相からは働きかけ自体は行っているとはしたものの、その詳細についての言及はありませんでした。

韓国は第11回国連地名標準化会議においても8月16日に東海の併記を主張したと報じられたばかりで、日本政府の代表は「全く不適当な主張で、許されるべきではない」と強く反論したとされています(産経ニュースより)。

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