171128-004imai

希望・今井雅人議員が安倍首相に過去のテレビ発言の撤回を要求「もう一度チャンス差し上げますので」

LINEで送る
Pocket

 
11月28日の衆議院予算委員会で、希望の党・今井雅人議員が安倍晋三首相の過去のテレビ番組における発言を問題視し、「もう一度チャンスを差し上げるので言い方変えてください」「撤回して頂きたい」などと迫る場面がありました。

「もう一度チャンス差し上げますので言い方変えてください」

これは10月11日に安倍首相がテレビ朝日「報道ステーション」で森友学園の籠池前理事長を指して「詐欺を働く人物」と断定していたとして批判したものでしたが、まず問題の番組で安倍首相はこのように発言していました。

安倍「籠池さん自体が詐欺で、逮捕され起訴されました。これはまさに、これから司法の場に移って行くんだろうと思います。(中略)こういう詐欺を働く人物の作った学校でですね、妻が名誉校長を引き受けたことはこれはやっぱり問題があったと、やはりこういう人だから(以下略)」

今井議員は「詐欺を働く人物の作った学校で」という部分を取り上げ、「この段階では犯罪者じゃありません」「断定するのは行政の長としては大変問題があります」として撤回を要求。

それに対して安倍首相は前段の部分で「詐欺で逮捕され起訴されました」「これから司法の場に移って行くんだろうと思います」と発言していたことから、「詐欺容疑を働いたという嫌疑がかかっている方ということで申し上げた」と反論し、断定したわけではないと主張していました。

しかし今井議員は「言葉は正確に使わなければいけない」と納得せず、「推定無罪の原則から逸脱している」と指摘して「もう一度チャンスを差し上げますので言い方変えてください」と求め、再度撤回という言葉を用いて安倍首相に迫ります。

安倍首相は「詐欺の疑いで逮捕され起訴された人物だという趣旨で申し上げたものであり、有罪であるという前提で申し上げたものではない」として拒否しましたが今井議員も「行政府の長が詐欺を働く人物と断定的に言うのが問題」と譲らず、前段の部分で「司法の場に移っていくんだろうと思う」という形で前提を置いたのであれば、後段で断定的な表現を用いるのは「整合性が取れない」などと述べ、またもや安倍首相に答弁を求めます。

「繰り返しになるわけでございますが」と答弁を変えなかった安倍首相に対し今井議員は最後に「断定するようなことを言うと人権問題になりかねない」「そのことをよく頭に入れておいて頂きたい」とお説教モードでこの話題を終えていました。

今井議員は11月10日に産経ニュースが「チョロネズミ」という表現でこのように記述していた人物として最近話題になったばかりでした。

産経ニュース「読者の中には「チョロネズミという表現はさすがにひどいだろう」と思う向きもあるかもしれないが、この今井氏、なんと過去4回の衆院選全てに違う政党から立候補し、いずれも比例復活当選というものすごい遍歴の持ち主なのだ。党の看板「だけ」に頼り続けて、いまや立派な中堅議員の期数に達してしまったのだから、そのしぶとさには恐れ入るばかりである。」

今井雅人議員と安倍晋三首相の発言

今井「希望の党の今井雅人でございます。えー午前中の質疑を聞かせてもらってましてちょっと驚くべき発言が安倍総理からありましたのでまずその点からお伺いしたいと思います。逢坂議員のご指摘のところで、今年の10月11日、テレビ朝日の報道ステーション。ここで総理はこういう発言をされてますが、こういう詐欺を働く人物の作った学校で、妻が名誉校長を引き受けたことは問題あったと。やはりこういう人だから騙されてしまったんだろうと。このことに対して総理は詐欺を働く人物ということを言った前提は、詐欺の疑いで逮捕・起訴され、今後司法の場で判断されるという前提で話をされたとおっしゃっておられますが、これこの段階ではこの方は被告人ではありますけど、犯罪者じゃありません。えーそして詐欺を行ったかどうかもここではまだ、確定されていません。まだ容疑がかかってる段階の方です。この方に対して、通常これはまぁ総理も推定無罪の原則ってご存知だと思いますが、この段階ではこの方は犯罪者じゃありません。その人に対して、こういう詐欺を働く人物と、こうやって断定するのはこれは行政の長としては大変問題があります。この言葉は撤回してください

安倍「えーご指摘の発言については、その前にですね、述べているんです。籠池さん自体が詐欺で逮捕され起訴されました。これはまさにこれから司法の場に移っていくんだろうと思います。ということを実際述べているわけでありまして、詐欺容疑で逮捕されたと。ですから詐欺容疑を働いたという嫌疑がかかっている方ということで申し上げたわけでございます

今井「言葉はね、とても正確に使わなきゃいけませんよ?でしたら、詐欺容疑がかかっている人物というふうに言わなきゃいけないんです。(ヤジに対して)いやいや、これは詐欺を働く人物って断定してるじゃないですか。意味が違いますよ?推定無罪の原則から完全に逸脱してます。だから、もう一度チャンスを、差し上げますので、言い方変えてください。詐欺を働いた嫌疑がかかってる人物ならわかります。しかし詐欺を働く人物というのはこれは不適当です。これは撤回して頂きたい

安倍「もう一度、答弁をさして頂きたいと思います。ご指摘の発言についてはその前に、籠池さん自体が詐欺で逮捕され起訴されました。これはまさにこれから、司法の場に移っていくんだろうと思います、と述べました。述べたわけでありますからこれ当然聞いていただく方もこれを前提に聞いて頂くというふうに思い、私はそう述べているわけであります。つまり詐欺の疑いで逮捕され、起訴された人物だという趣旨で申し上げたものであり、有罪であるということを前提として申し上げたものではないということはですね、今、事前に私が申し上げたことを聞いて頂ければ明らか、つまりこれはこれから司法の場に移っていくんだろうと思いますということを述べているんですから、これを述べていなければですね、言わばまさに詐欺を働いたということがですね、司法の場において断定されたということになるんだろうと、こう思うわけでございますが、こう述べたわけでございます」

今井「総理は、法務大臣の任命権があります。で、法務大臣は、司法を監督する、そういう所掌があるわけですね。ですから、この、これから司法の判断が行われるわけです。そのことに対してですね、行政府の長が、詐欺を働く人物というふうに断定的に言うのが問題だと言ってるんですよ。言葉はとっても正確に使わなければいけません。いままさにご自分でおっしゃったじゃないですか。そういう詐欺を働いた可能性のある方。これから司法で判断されるけれども、これこの方無罪になるかもしれないんですよ?有罪が確定してるわけじゃないんです。ですから、詐欺を働く人物というふうに断定的に言うのは、適切じゃないと。これはあの、法曹関係の皆さんもそうご指摘なさってます。ですからこの前提を置いたのであれば、こういうふうに断定的に言うのはそれは整合性が取れないということなんですよ。そういう趣旨を申し上げてるんですけども、もう一度お願いします」

安倍「繰り返しになるわけでございますが、ご指摘の発言についてはですね、その前に、籠池さん自体が詐欺で逮捕され起訴されましたと、こう正確に述べているわけでありまして、これはまさにこれから、これからっていうのはこの後ですね、これから司法の場に移ってくんだろうと思いますって言うことを述べているわけでありまして、まさに容疑者の段階であり、そしてこの容疑者としてですね、司法の場で裁かれ、そしてその判断がくだされると、こういうことであります。もちろん地裁、そして高裁、最高裁と進まれるかもしれませんが、そういう手順になって進んでいくんだろうと、こういうことでありまして、そういう中においてですね、私はこの言わば詐欺を働いたという容疑で逮捕されたのは事実でありますから、そのことを端的に申し上げたわけでありまして、有罪であることを前提で申し上げたものではないということでございまして、今、丁寧に説明をさせていただいてるところでございます」

今井「これ以上平行線だから申し上げませんが、あの、これは被告人の段階では無罪か有罪かはわからないわけで、その人に対して詐欺を働く人物というふうに断定しているのはこれは明らかに問題です。ですから、私は指摘させて頂いておりますけれども、総理はそういう意味じゃないっておっしゃるんであれば、それはやっぱり表現を変えるべきであると。変えるべきです。そのことを指摘させて頂きたいと思います。こういうことをね、断定をするようなことを言うと、それこそまかり間違えば人権問題になりかねないってことなんです。そのことをよく、頭に入れておいて頂きたいと思います。えーじゃ次に、森友学園の問題なんですけれども、(以下略)」
 


 

関連URL:【産経ニュース】橋下徹氏が駆除できなかった「チョロネズミ」たちのとんでもない生命力!?

メディアに載らない政治ニュースなら「BN政治 by BuzzNews.JP」。全て編集部によるオリジナル記事を提供しています。新着情報はこちらから。


follow us in feedly


当サイトの著作物は無断転載・使用を固く禁じています。各種Webサイト・掲示板・動画・スマートフォンアプリなど形態を問わず権利侵害行為に対しては著作権法及びその他の法に基づき厳正に対処します。転載には許可が必要です。「無断転載禁止」をご覧ください。
当サイトは「BuzzFeed Japan株式会社」とは何の関係もありません。また2015年2月に閉鎖されたバイラルメディア「BUZZNEWS」やその関係者とも一切関係ありません。

最新の調査

官邸前抗議活動への警察警備は

結果を見る

過去のアンケート結果一覧

Loading ... Loading ...

Twitterで新着記事配信中

新着記事をブラウザへプッシュ配信

Facebookで新着記事配信中

PAGE TOP