「未確認のままコメントしました」朝日新聞が早速「エビデンス」なきツイートを流して謝罪

「未確認のままコメントしました」朝日新聞が早速「エビデンス」なきツイートを流して謝罪

「放射性廃棄物の崩壊熱なのでしょう」と述べていた朝日新聞東京報道編成局のTwitterアカウントが、その後「地熱のようです」と発言を訂正し謝罪しています。
これは12月26日の朝、朝日新聞東京本社の報道・編成局長室の公式アカウント「朝日新聞東京報道編成局(コブク郎)」のTwitterアカウントが、ドイツの放射性廃棄物最終処分場を取材した記事に「そこは南国のように暑かった」と記述されていることを捉え、このように発言したのがきっかけでした。

朝日新聞「放射性廃棄物の崩壊熱なのでしょう。「そこは南国のように暑かった」 」

ところが、添付された記事は「建設が進んでいる」放射性廃棄物の最終処分場をリポートした特派員記事で、取材した最終処分場は「すべての原発が止まる2022年からの運用を目指している」と記述されています。その為、同アカウントでは午後になってこのように訂正し謝罪。

朝日新聞「このツイートで「放射性廃棄物の崩壊熱なのでしょう」と書きましたが、間違いでした。廃棄物はまだ搬入されておらず、地熱のようです。未確認のままコメントしました。おわびします。」

朝日新聞による訂正と謝罪は、12月25日に日刊ゲンダイに掲載されていた朝日新聞論説委員の発言が大きな話題になったばかりのタイミングであったことから反響を加速させているようです。というのも「安倍政権の気持ち悪さ伝えたい」と題された日刊ゲンダイの取材記事冒頭にこう記されていたためです。

日刊ゲンダイ「新聞記者は、ウラを取って書けと言われるが、時に〈エビデンス? ねーよそんなもん〉と開き直る。」

「エビデンス?ねーよそんなもん」を地で行くかのような今回のミスはその対象が原発であったことからも論説委員のスタンスを彷彿とさせ、あたかも朝日新聞全体に浸透しているかのような印象を与えており、皮肉めいたコメントが相次いでいます。

「早速ウラを取らない朝日の体質が露呈したか」
「エビデンス?ねーよそんなもん、だからな」
「さすが推測で報道しちゃう新聞社ですね」
「もう有言実行してんのかすごいな朝日は」
「お詫びしたら論説委員の立場がないだろうが」
「エビデンスねーんだから仕方ないよ」
「思い込みでツイートするからこうなる」
「エビデンス関係ないのがよく分かるね」
「憶測と印象で記事を書いてるからでしょ」
「本当にエビデンスがないんですね」