180129-007nagatsuma

立憲・長妻昭代表代行が安倍首相に撤回迫り理事会には協議を要求、予算委員会で

LINEで送る
Pocket

 
1月29日の衆議院予算委員会で、立憲民主党の長妻昭代表代行が話題性という意味では「盛りだくさん」の質疑を行っていました。

「盛りだくさん」だった長妻昭代表代行の質疑

長妻代表代行は冒頭から、与野党の質問時間比率について安倍首相に対し「野党の時間を短くするのを撤回頂けないですか」と迫り、数分の時間をかけて与党側の姿勢を批判していました。

また長妻代表代行は続けて、佐川国税庁長官の出席を求めていたにも関わらず呼ばれていなかった点について時間をかけて執拗に理事会の再協議を求めます。

理事会で協議中、と説明する委員長に対し協議を今すぐそこで継続するよう求め、予算委員会終了後に再度理事会を開催するという説明にも納得しようとしません。

「今そこで。そこでやって下さいよ。なんでやらないの?」「そこでやって下さい。継続なら。今質問するんですよ」とまたもや数分間、委員会の進行は停滞。

結局質問を再開した長妻代表代行でしたが、話題性のある場面は他にも。質疑時間の最後に今度は麻生財務相から「質問する時は立ってして」と注意されてしまったのです。

これは森友学園問題に関連する質問で、昭恵夫人が棟上げ式に行くことになっていたのかという点に対し麻生財務相が音声データに関する説明を行ったところ、長妻代表代行が何度も席から「棟上げ式」「棟上げ式って言ったのかってことです」「そういうふうに言われたのかってことです」とヤジを飛ばしたことから、麻生財務相が答弁後「質問する時は立ってして」と苦言を呈し不快感を露わにしたもの。

長妻代表代行の質疑は追及の本質的成果という面では疑問ながら話題性という意味では盛り沢山だったと言え、1月22日の自民党ネット番組で「N妻さん」という形で萩生田光一幹事長代理が「あの辺はかなり技術に長けていて、こういうふうに激昂すればテレビでそこが切り取られて、放映されると思ってやってる」と話していたことを彷彿とさせましたが(関連記事)、一方では自民党の堀内詔子議員が数分間早く質疑を終えようとした際に激しくヤジを飛ばし質問時間への強い拘りを見せた野党側だけに、野党第一党の代表代行によるこうした話題性先行とも言える質疑がどのような評価を受けるのか、注目されます。

長妻昭代表代行の発言

長妻「さて、質問に入る前にですね、これまで与党と野党の予算委員会の質疑時間ですね、8年間、質疑時間の比率の慣例が続いてまいりました。その慣例であればですね、野党の質問時間は今日のケースで言うと午前11時からだったんですね。で、いま1時20分でございますので、与党が1時間20分多いという比率になったわけでございまして、まぁ、8年間続いた慣例が破られたということで、そんなに野党の質問が嫌なのかなぁというふうに思わざるを得ないんですけれども、総理自民党の総裁としてですね、8年間の慣例を破ってまで、野党の時間を短くすると。この真意はどういうことなんですか撤回いただけないですかこれ

安倍「国会でお決めになることだろうと、このように思います」

長妻「これ私もですね、予算委員会の筆頭理事というのを何年かやらさせて頂きましたが、総理はいつもそういうふうに仰るんですが、自民党サイドと交渉するとですね、首相官邸からこういう指示が来たと。首相官邸が硬いんだと、籠池さんの証人喚問もですね、首相官邸がやっていいと言われたからやると。こういうことがバンバン自民党サイドから話があるわけで、首相官邸が関与してるんですよ。総理、自民党総裁としてですね、こういうホントに、野党の時間を削るという国会の監視機能を弱めるということについて厳重に抗議をしたいと思います。

例えばですね、民主党政権時代に、国対委員長だった自民党の野党国対委員長岸田さん。今、自民党政調会長でございますけど岸田さんもですね、相当議事録を見ますと審議入りの条件として昨年以上の審議時間を野党に与えろとかですね、相当、野党時代の自民党は野党の質問時間を拡大するために相当激しいことをおっしゃられて、野党と与党立場が変わるとこれほどですね、主張を変えるのかということで驚きを禁じ得ないわけでございます。

で、いろんな世界の事例を言うんですけどもね、例えば調べてみますとドイツなんかはですね、予算委員会の委員長は野党から出すというのが慣例だそうでございまして、ぜひそれも検討して頂きたいと思うんです。あそこの席に野党が座ってですね、幅広い観点から予算委員会を見直すということもありましょうし、日本は事前審査制というご存知のように国会にですね、予算とか、あるいはこの法律が出てくる前に、与党の中で、審査をして。与党の了解がなければ予算や法律が国会に一切出ることはない。まかりならんということで、予算委員会の審議もですね、予算の修正、法律の修正が殆ど無いんですよ日本は、先進国に比べて。こういうことも含めて事前審査制、十分与党の中で修正をして、議論をしているのに国会に出た時に与党の質問時間を増やすというのはこの制度の成り立ちからしてもですね、私は問題があるということで是非、総理にですね考え直して頂きたいとまず、申し上げます

そしてですねもうひとつ驚きましたのが、私今日ですね、佐川国税庁長官の果して国税庁長官にふさわしいのかどうかと、税の信頼性の観点から。そういう質問をしようということで佐川長官をお呼びをして、相当準備をいたしました。ところが、なんですかこれ昼の理事会で、佐川長官呼ばない。本人はご都合がつくらしいですけれども、これなんで呼ばないんでしょう。これ誰に聞けばいいんですか

委員長「この問題は理事間で協議を続けているところであります。理事会で協議を続行しております」

長妻「いやいや続行してるってだって私が今から国税庁長官に質問するわけですから、続行してたら質問できないじゃないですか。ちょっと一回休憩して続行して下さい。結論出して下さい

委員長「これは理事会のですね、協議事項でありまして」

(長妻「いやだって質問今からする

委員長「協議整わないには決められないわけです」

(長妻「ちょっと一回止めて下さい」)

委員長「全会一致を原則としておりますので」

(長妻「ちょっと止めて下さい」)

委員長「全会一致が得られませんので」

(長妻「一回ちょっとだって継続っておっしゃるんだったら一回止めて下さい」)

委員長「全会一致になるまで継続・・・」

(長妻「一回止めて下さい。ちょっと一回止めて下さい」)

(長妻「ちょっと一回時計止めて下さいこれ」)

委員長「全会一致するまでは理事会休憩しておりますので、引き続いて理事会を開会してその問題について協議して頂きます」

(長妻「いや継続協議して下さい。今そこで。そこでやって下さいよ。なんでやらないの?ちょっと筆頭行って」)

委員長「ちょっと私の方から。先程の理事会で・・・」

(長妻「継続なんだからそこでやって下さいよ。そこで」)

委員長「既に決めましたんで」

(長妻「そこでやって下さい。継続なら。今質問するんですよ」)

委員長「委員会終わりましたら再開するってことで決まっております」

(長妻「速記ちょっと止めて下さい」)

委員長「先ほど理事会で決めておりますので、その通りやって頂きたいと思います」

長妻「まぁこれあの、今、継続的に議論をすると、呼ぶか呼ばないかというお話を委員長がされたんで、私が今から質問するわけですから、休憩をしてですね、結論を白黒つけていただきたいということを申し上げたんですが、委員長お聞きにならないんで、質問を続行しますけれども、これなんでですかね佐川国税庁長官を呼ばない理由というのは、野党は要求していて、与党が筆頭理事何でですか。否定をすると、いうことで、非常におかしな話だということで厳重に私は与党に抗議をしたいと思います。その上でですね(以下略)」

(中略)

長妻「(前略)昭恵夫人は棟上げ式に行くことになってたんですか総理」

安倍「突然聞かれても私は答えようがありません」

長妻「いや突然じゃなくて通告してますよ?いや財務大臣、じゃこのテープの事実はどうですか」

麻生「この音声データについては既に昨年報道がなされているのだと記憶しますけれども、前の国会で理財局長が答弁したと思いますけど(長妻「いや棟上げ式の」)近畿財務局の職員に事実関係・・・データの話でしょ?(長妻「棟上げ式」)音声データの話って(長妻「棟上げ式って言ったのかってことです」)(麻生財務相、手を振ってわからないのポーズ)全然私わかりません(長妻「そういうふうに言われたのかってことです」)私どもは伺っておりません(長妻「じゃあちょっと委員長」)質問する時は立ってして

長妻「いやですからね、これちゃんと通告してるんですから、誠実に答えて頂きたいと思うんでございますけれども、つまり、森友学園側がですね、財務省の、担当者に棟上げ式、棟上げ棟上げの時に首相夫人がこられることになっているということをですね、国に土地購入を申し入れた時点の協議で、そういう発言をされたのかどうか。そして、その後の同じ会議で国の担当者はですね、こういうストーリーはこうイメージしてると、いうような話をされたのかどうか。その2点を、事前にちゃんと文書でお渡しをしている筈ですが、いかがでございますか(以下略)」
 


 


メディアに載らない政治ニュースなら「BN政治 by BuzzNews.JP」。全て編集部によるオリジナル記事を提供しています。新着情報はこちらから。


follow us in feedly


当サイトの著作物は無断転載・使用を固く禁じています。各種Webサイト・掲示板・動画・スマートフォンアプリなど形態を問わず権利侵害行為に対しては著作権法及びその他の法に基づき厳正に対処します。転載には許可が必要です。「無断転載禁止」をご覧ください。
当サイトは「BuzzFeed Japan株式会社」とは何の関係もありません。また2015年2月に閉鎖されたバイラルメディア「BUZZNEWS」やその関係者とも一切関係ありません。

最新の調査

ツーショット写真巡る小西洋之議員vs河野太郎外相の対立、支持するのはどちら

結果を見る

過去のアンケート結果一覧

Loading ... Loading ...

Twitterで新着記事配信中

新着記事をブラウザへプッシュ配信

Facebookで新着記事配信中

PAGE TOP