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「何で報告しなかったんだよ!」「昔の陸軍と同じ」自民・西田昌司議員が理財局長に激怒

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3月14日の参議院予算委員会で、自民党の西田昌司議員が森友学園との土地取引における財務省の文書書き換え問題を追及、太田理財局長に対し「なんで報告しなかったんだよ!!!」などと激昂、政治家に情報を挙げない財務省の体質を「昔の陸軍と同じ」と表現して警鐘を鳴らしていました。

「何で報告しなかったんだよ!!」西田議員が理財局長に怒り

西田議員は文書書き換えに関して3月5日に国交省から理財局側に連絡があったにも関わらず麻生財務相にこの情報が伝えられていなかったとされる点を問題視、その経緯を太田理財局長に説明させましたが、「3月5日に聞いてそれをすぐ大臣にお伝えしたというわけではない」という答弁に怒り心頭。

「あなた何を考えてるんだって話ですよ!?」「なんでそのことを我々与党にも国会にも政府にも報告しないんだね!!」「なんで報告しなかったんだよ!!!!」と激昂、更に前日この事実を知った際にも「いい加減にしろよ!!!」と怒ったと言い、今回の件が財務省側に起因した問題であることを強く印象づけていました。

太田理財局長は3月5日に国交省から連絡があった後、3月11日に麻生財務相に報告するまでの内幕を説明しましたが、西田議員は「自己弁明」と断じ、再度「隠していたということしか考えられないんだよ」「まさに財務省による財務省のための情報操作なんだよこれはあ!!!」と怒りを露わにし、その後「今の財務省のやり方は昔の陸軍と同じ」だと表現して、「官僚による情報操作が日常茶飯であるのが今回の問題の根本的なところ」と指摘、「他の省庁でも同じことがあると思う」と官僚システム全体への懸念を示していました。

西田昌司議員の発言

西田「ひとつね、このこともちょっと聞いておきたいんですよ。理財局長に聞きますがね、えーと、これも驚いたんですがね、3月2日に朝日新聞でそもそも資料の書き換えがあるんじゃないかという疑惑が報じられましたよね。我々はその時、財務省ともあろう者がそんなこと絶対するはずがないと、確信してましたよ。だからそういうつもりで国会対応もしておりましたし、総理もそうだと思いますし、財務大臣はとりあえずこれで調査するという話をされてたんですが、実は驚いたことにですよ?この3月2日に疑惑が出て、国交省航空局。ここもこの土地の売買には関与しましたからね、要するに土地の値段を算定するのに国交省が関与してたわけなんですが、そこで財務省が国会に開示している貸付の決議書とですね、自分たちが持っていたものと比べてみたら、あれ?自分たちがもらってるのと違うじゃないかと。つまり、国会に出るのは改ざんといいましょうかね、書き換えられた文書だなと気がついたわけですよ。そこで、国交省側から、財務省理財局の方にですね、通知をしたと言うんですよ。で、それを3月5日に財務省にその情報を伝えたと昨日石井国交大臣が記者会見で発表されました。で、麻生大臣にまずこのことをですね、麻生大臣はこのことをいつ報告を受けたんですか。で、理財局長に聞きますが麻生大臣にいつ報告したんですか」

太田理財局長「お答えを致します。3月5日に国土交通省から私ども理財局の方に連絡をいただきました。それも含めて全てを整理をして最終的に大臣にご報告したのは3月11日ということでございます。3月5日の日に聞いてそれをすぐ、大臣にお伝えしたというわけではないということでございます

西田「あなた何を考えてるんだって話ですよ!?まさにですね、実は私は昨日、この事実をですね、与党国対やってる中でですね、理財局長から報告受けて、ところでこれどうなんだって聞いたんだらそういう話だったんで、(怒鳴るように大きな声で)いい加減にしろよ!!!!と怒ったんですよ。というのはね、我々国会で、この文書があるのかないのかと。当然あるはずがないと思っていたのが、実は一部ではあるけれどもある事実がその時判明してたわけじゃない。(大きな声で)なんでそのことを、我々与党にも、国会にも、政府にも報告しないんだね!!!その報告をしていれば、当然国会対応変わるんですよ!こんな事態にならない!野党が出てこないようなね、異常事態にならないんだよ!!!(理財局長を指さして)なんで報告しなかったんだよ!!!!

太田理財局長「お答えを申しあげます。あの、3月2日の報道があって、その日の国会審議で厳しくご指摘を頂いて私ども調査を始めました。で、調査をする時には関係する者から聴取をする、あるいは資料を特定すると、探索をするということで様々な情報を集めました。3月5日には国土交通省からそういう情報も頂きました。で、そういう情報を一生懸命集めて、ある意味で情報の裏を取って、それできちんと確認しなければいけないと思って作業しました。それで、その上ででございますが、我々としてはできるだけのことをやるんですが、やってもどうしてもわからない部分があり、逆に言うとそこまで努力をしないと、捜査を受けている身として捜査当局に協力をお願いできなかったので、結果的に我々がそこまで出来て捜査当局にお願いできたのが3月9日の金曜日でございました。そして、そこまでやったおかげか、捜査当局には大変感謝をしておりますが、ご協力を頂けました。で、3月10日土曜日に、現地でコピーをさせて頂いて、財務省に来たのは日付がかわって10日の土曜日ということになりました。で、10日の土曜日に、捜査当局から頂いたものも含めて、最後に確認をしていろんなことがわかって、それで11日に大臣にご報告させて頂いたというのが経緯でございます」

西田「今のね、理財局長の答弁を聞いてましてもわかりますようにね、自己弁明。ね?自分たちは整理をして、事実関係を整理して渡そうと、まあこういうことですよ。しかし、大事なのはですね、要するに麻生大臣はこう答弁したわけですよ?あるかないか、存否の有無も含めて今調査中だと言ってるわけですよ。わからないからそう答えるわけですよ。ところがかたっぽでは事務方には情報が入ってたわけですよ?これとんでもない話でつまりね、何が言いたいかと言うと我々の仕事っていうのは、与党側の議員ですから例えばこういうね、事態が起きたときにですね当然政府側にどうなってるんだ、野党側が指摘してるような報道が言ってるような事実があるのかどうか。まずそのことを我々は聞いてるわけですよ。ところが、彼らは知っていたわけですよ?3月5日の時点で既に。ところがそのことを、全く我々には、大臣も含め、報告がない。ないだけで、国会が大変な混乱をしてるわけですよ。まさにこれはね、官僚が、やるべき判断じゃない。政治家がやるべき判断。政治家が情報をもらってですよ?それじゃ、こういう説明の仕方をして混乱を収めようとか、野党側にこういう話をしっかり説明しなさいとかいろいろあるわけですよ。ところが、与党側にも情報が上がってこない。まさにこれが今回の問題の一番の問題点なんですよ。つまり官僚システムというのがね、我々政治家よりもはっきり言って圧倒的に情報を持ってるわけですよ。総理よりも財務大臣よりもあらゆる分野で各省庁が情報を持ってるわけなんですよ。ところがその情報を、全てそのトップの政治家に知らせですよ、その中で政治判断をして、政策の決定をしていくのが我々の仕事じゃないですか。そして、我々与党はですね、同じく政府のその情報をですね、共有しながら国会運営をどうしていくか、野党側にどういうふうにこれを説明していくか。そういうことをやっていくのが国対の仕事ですよ。ところがその肝心の情報をですよ?一切我々に知らせていない。ね?そして、あと11日になってからですよ、報告して、こんなんでしたと。しかも出てきた資料を見たらですよ?出てきた資料なんで隠す必要あるんだと。まさに既に今までですね、明らかになってることばかり。で結局その理由はこれからしっかり調べていただきますが、要はこういう事態から推測するとですね要するに自分たちの立場として自分たちの答弁したこと、自分たちの言ってきたこと、これが逸脱することがなかったということを見せるために隠していたと、いうことしか考えられないんだよ。(非常に大きな声で)まさに、財務省による財務省のための情報操作なんだよこれはぁ!!!麻生大臣、いかがですか。これが今回の、この財務省の抱えてる問題の真実じゃないですか?」

麻生「これは西田先生先ほど答弁を申し上げました通り、この一連の資料を見た、読んだ感想を申し上げさせて頂ければ、少なくとも誤解を招かないようにと言うので佐川の昨年の2月から4月までの間の答弁と、その資料との間に齟齬とかまた誤解を招くとか、そういった誤解を招かないために、ということが主たる目的であって、いわゆる偉い方々の意見をとか、陳情を忖度をしてなんとかしたというようなことではないというのははっきりしておると私どももそう思いますんで、その点に関しましては今ご指摘のありました通り答弁との間の誤解を招かないようにというためが主たる目的であったのではないかと、文章を読む限りの感想であります」

(中略)

西田「せっかくアベノミクスで、デフレ脱却やろうとしてるのにですよ?財務省側からのそういう、情報操作、つまり財務省が流してる情報だけが正しいかのような形でね、新聞社も含め、全部これ使われてるんですから。今回のこのね、この事件 ていうのはまさにこの体質そのものを示してると思いますよ?だから総理は、今日の委員会ではね、敢えて消費税の話まで言いませんがね、要するにデフレ脱却していかなきゃならないという時代になってね、様々な正しい情報を国民に伝えて、その中で政策判断していかなきゃいけないんだけど、今回のこういうようなね、財務省の体質だったらね、これ出来ると思いませんよ?だから根本的に総理自身がですね、財務省の情報、果たして本当に操作してないのか、こういう事も含めてやらないと、政治が官僚に牛耳られて、自分たちの都合のいいところだけ使われますよ。(大きな声で)はっきり言いまして今の財務省のやり方は、昔の陸軍とおんなじなんですよ!自分たちの都合のいいところだけやって、ね?負けてるのに負けてませんと、転戦転戦ですよ。ね?デフレなのにデフレじゃない。いま、これからよくなってるところですよ。同じことなんですよ。ね?そしてあの時は最後天皇陛下の御聖断でいい加減にしろと、このままでは日本の国潰れるんじゃないかというので敗戦を認めることになりましたよ。同じく、今我々がやらなきゃならないのはね、この財務省はじめ様々な政策、総点検していく中でやっぱり前提となってる情報が違っていた、考え方が違っていた、その結果ですね、大きな大きな、デフレの病にかかってるんですよこれ。だからここのところは、まず総理が、やっぱりそういう認識を持って頂いて、麻生大臣に対してもですよ、もう少し麻生大臣は財務省のトップであるけれどももう少しそういうところまで調べてもらわないといけないんじゃないかという認識を持つべきだと思いますし、またこれ他の省庁でも同じことがあると思いますよ。つまり官僚による情報操作がされてきてる、日常茶飯されているというのが今回の書き換え問題の根本的なところですよ。私はそういう問題意識持ってますが総理どう思われますか」
 


 


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