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「大臣がしっかり対応すると言った」官房長に迫る江田憲司議員に麻生財務相「中間報告するとは言ってない」

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民進党の江田憲司議員が3月23日の衆議院財務金融委員会で文書書き換え問題において財務省に中間報告をするよう求めた際、難色を示す矢野官房長に対し、麻生財務相が参議院の集中審議でしっかりやると答弁していたのに官房長がそれをひっくり返していると指摘して批判しましたが、その後答弁に立った麻生財務相が「中間報告をするとは言っていない」と否定してしまう場面がありました。

江田憲司議員「官房長がひっくり返してる図式」

財務省が文書書き換え問題における中間報告をしない意向であることは3月22日に国会で矢野官房長が明らかにしたとしてメディアが報じていますが、江田議員はこの件を取り上げた冒頭で「麻生大臣はしっかり対応したいという答弁をされていた」と述べ、矢野官房長に「一体どうなってるんでしょうか」と質していました。

矢野官房長は理由を説明した上で「無責任な中間報告ということになりかねませんのできちんと全貌を掴み責任ある報告をしたい」と理解を求めましたが、江田議員は納得せず、中間報告はあくまで中間なのだからタイムリーに出すべき、最終報告と多少の齟齬があってもやむを得ないのだから、などとして再考を求め、「麻生大臣は中間報告をしっかりやるんだと答弁したと理解しているが官房長がひっくり返してるという図式だ」と迫ります。

しかし矢野官房長が中間報告に慎重な姿勢を崩さなかったため、今度は麻生財務相に対して「中間報告を出して頂くよう指導力を発揮して」と矛先を変更。ところが麻生財務相は「中間報告をするとは申し上げていない」と否定してしまったのです。

麻生「今、江田先生のお話で先程から私の答弁を読み返しておりますけれども中間報告をするということを申し上げてることではありません」

江田議員は「中間報告を出すべきじゃないかと問われてしっかり対応するって答えたら中間報告やるってことじゃないんですか日本語として」と憮然としていましたが「しっかり対応するということは直ちに中間報告ということを意味するわけではない」と動じない麻生財務相。

結局江田議員は「そんなこと言うから国民の理解得られないんですよ!」「こういうのを国民が見てどう判断するかということだと思います」と不満を呈しながらこの件を終えていました。

江田憲司議員の発言

江田「昨日官房長は、一時その、麻生大臣があれは確か、19日の参議院の集中審議の場で、中間報告はやらないのかという問いに対してですね、大臣はしっかり対応したいという答弁をされてるにも関わらず、昨日はなんか、官房長は中間報告はしないという答弁をされたという、これ一体どうなってるんでしょうか

矢野幸治財務省大臣官房長「お答えを致します。大臣は再三に渡りまして、調査をしっかりと徹底してさせるということをおっしゃっておられるわけですけれども、私が昨日答弁で申し上げましたことは、中間報告、結論が出るまでに長い時間がかかって、ずっとその間、蓋がされているということであってはおかしいんではないかと、いうご質問がございましたので、中間報告をすべきじゃないかというご質問がございましたので、それに対してお答えしたものですけれども、職員への処分につながる調査、しっかりとやっていきたいと思ってはおりますけれども、途中で報告をするという形を取りますと調査を進めていった過程において、それとはまた相異なる情報が出てきたりしますと、それを整合っていうか突合して真理を追求する必要がございます。それが整わないうちに中間報告をするということは極めて世の中に対して失礼でございますし、無責任な中間報告ということになりかねませんので、きちんと全貌を掴んで、責任ある報告を致したいというふうに申し上げたところでございます

江田「いや、そんなこと言ってたら国民は納得しませんよ。あの、昨年の文科省の天下り斡旋。国家公務員法違反事案の調査を思い出してくださいよね。あの時も、相当今の、今がそれ以上にいろんな問題が噴出をして、あの場合は文科大臣の指示で省内調査をしたでしょ?私の理解では2月の20日過ぎに中間報告をまず出して、そして3月の30日でしたかね、最終報告を出したんですよ。もっと言えば内閣人事局、内閣全体の調査は6月に出してますよね。中間報告はあくまでも中間なんですよね。そうやってその、整合性ばっかりをね、重視して、タイムリーにやっぱりしっかりね、国民にやっぱり国民がやっぱりこれを理解をしてですね、やっぱりちゃんと調査をしているんだというね、そういったその、国民の理解進まないとね、もっとこれ財務省に対する風当たり強くなると思いますよ?私はゆめゆめ中間報告で発表したこととですね、最終報告で発表したこととの齟齬が多少あってもやむを得ないと思います。だって中間報告はあくまで中間なんですよ。中間なんですよ?それを、どういう意図か知りませんけれども、少しでも齟齬があっちゃいかん、だから中間報告はしないんだ。じゃあいつやるんですかと。今までの答弁だったら、捜査が集結するまでやらないっていつやるんですか。そんなことで持つわけないでしょう!私は麻生大臣はそういうことも考えられた上でですね、中間報告もしっかりやるんだというふうに私は答弁されたと理解していたんですがそれを官房長がひっくり返してるという図式なんですよ。どうですか

矢野官房長「お答えを致します。調査を長引かせようとか、いうようなことを全く考えておりません。いままでも理財局長も再三答弁しておりますように、この時点において、なにがしかを包み隠そうとか、あるいは遅らせようとかいった思いは微塵もございません。できるだけ早く、結果を出して、報告しなければいけないと、むしろ焦っております。で、ただ、12日にこういうものが決裁文書としてはこっからここまでが14件ですけれども、見直しが、不届きな見直しが行われたということを懺悔して報告させて頂きましたけれども、それでも尚、もの凄い勢いでやったもんですから、一枚抜けてましたというようなことがあとから2回あって、厳しくご叱責を頂きました。我々、正確にやらなきゃいけないということと早くやらなきゃいけないということと、二律背反ありますけれど、早く正確にやらなきゃいけないと思っております。それをしっかりやりますけれども、先程もちょっと申しましたように、途中から違う情報が出てきた時、ということが非常にその、無責任なことになりますし、また、調査を進めていくということがその後の調査に影響を及ぼすということもございますので、更に言えば捜査当局の捜査があるということも念頭に置かざるを得ません。そういった事情があることは是非ご理解頂きたいと思います」

江田「それでは1点お聞きしますが捜査が終結する前も、御省の調査が終結したら発表するということでよろしいですか?それとも、捜査が終結した後じゃないと発表できないとおっしゃっているのか、意味がわからないですよ。はっきりさせて下さい」

矢野官房長「お答えを致します。捜査が終結する前に、調査の結果を出すということが絶対にあり得ないかと言うと、そうではございません。ただ、過去の捜査が入ったような不祥事といわれるものが各省いろいろ前例がございますけれども、ご案内の通り、捜査が終わってから調査の結果を出さざるを得ないという実績というか経験値があることもこれは揺るぎない事実であります。私どもも、自分たちにその、いわゆるその、反面調査権限といったものがございませんので、そういった現実も考えながら、可能な限りの調査をやっていきたいと思っております」

江田「えーと今日法務省、来て頂いてるんですがじゃあ、捜査っていうのはいつ終わるんですかこれ」

法務省加藤大臣官房審議官「お答えを申し上げます。現に捜査中の事件に付き、その進行の状況でありますとか、いつ終結するでありますとか、そういったことについてはお答えを差し控えさせて頂きます」

江田「そういう答えでしょ?いつになるかわからんってことです。そんなことで、国民が納得すると思ってるんですか!一方で昨日も、バラバラバラバラ、大阪地検からリークでしょうけれどね、情報が出てきてるじゃないですか。全紙報道してるじゃないですか。理財局本省の職員を大阪地検が聴取してると。そうするとこれは本省の指示だったと。仕事としてやったと。国会対応としてやったなんて具体的なね?陳述みたいなものが出てきてるわけですよ。これも私は問題だと思いますよ?法務省。法務省がリークしてんでしょこれ当たり前じゃないですか。そういう中でこの深刻な事案が進んでると言うね、やっぱり認識が足りないんですよ皆さんに。役人的な律儀さ。ね?整合性なんかよりも、今一番大事なことはとにかく一生懸命やってるんなら、ね、一生懸命やってるっていうのを中間報告で出すの当たり前でしょう文科省それやったんだから。文科省も同じ事情でしたよ?文科省だって貴方が言うように言うんだったら後の最終報告と齟齬が出来ちゃいかんからちゃんとしっかりやって、やりますから中間報告はしませんていう選択もあったけれども、2月20日過ぎには中間報告をやりひと月後には最終報告出してんですから。そういうことでですね、やっぱり財務省せっかく一生懸命やってんだったらね、やっぱり国民を見て仕事やってほしいんですよ。大臣!大臣は、私の理解は、19日の参議院の集中審議では中間報告は出すと、いうようなことを答弁をされたと私だけじゃなくて国民は理解したと思いますよ?それを官房長がひっくり返した。是非ですね麻生大臣。さっきおっしゃいましたね大臣の責任の果たし方として、しっかり全容解明をですね早期にやってくことが大事なんだとおっしゃるんなら、文科省天下りの調査がそうであったように、やはり中間報告というものを出して頂くよう指導力を発揮して頂けませんでしょうか

麻生「今、江田先生のお話で先程から私の答弁を読み返しておりますけれども中間報告をするということを申し上げてることではありません。あの、この中で申し上げておりますのは、しっかりと出して頂きたいというふうに思いますがというご質問があったのに対して私どもの方としては官房室としてきちんとした対応をさせて頂きたいと思っておりますと答弁してると思いますんで、中間報告を出すというようなことを申し上げるわけではないということだけははっきりと申し上げておきたいと存じます。その上で今、おっしゃいましたように私どもとしてはきちんとしたものが出来上がるということが大事なんだと思っておりますが、今捜査を受けておるという立場にありますんでそういった状況の中において調査ということをした場合に、出したものと捜査の結論と違ったりしても非常なことになりますんで私どもとしては慎重にかつ急いでやらねばならないというのを、先程の官房長の方から説明を申し上げた通りなんであって、私どもとしては対応というものを急いで出す、きちんと出す、というその両方に取り組んでいかねばならんとこだと思っております」

江田「中間報告を出すべきじゃないかと問われて、しっかり対応するって答えたら中間報告やるってことじゃないんですか日本語として。じゃ、どういう意味なんですか?中間報告出してくれって質問されて、しっかり対応するって大臣が言ったらやるってことじゃないですか違いますか日本語的に

麻生「あのしっかり対応するということは直ちに中間報告ということを意味するわけではないと、そう思っております

江田「(大きな声で)そんなこと言うから国民の理解得られないんですよ!そんな大臣なら辞めてくださいよホントに。ね?しっかり大臣がリーダーシップ取らなきゃダメでしょ政治の側が。役人がこういうこと言うの私も役人出身ですからね、理解出来ないこともないんですよ。そこをしっかりと、当時は松野文科大臣でしたかね。リーダーシップ取って、しっかり中間報告出して、確か最終報告と中間報告の、そりゃあ全部一致してなかったと思いますよ?齟齬もあるんでしょ人間がやることですし。しかし今みたいなこの状況が刻々動いて毎日新しい事実が出てくる、大阪地検からも新しい事実が出てくる時に国民は一体何だろうというときにね、やっぱり内閣として、政治として、ある程度のことを固まったらまず中間ですから。中間。中間で出して、そしてまた精査してですね捜査の状況を見ながら最終報告を出すというんならわかりますけどね。とにかくまぁこういった対応じゃ、もう半年先一年先になるんじゃないですか?麻生大臣ずっとそれで大臣やられんでしょうねさっきの話なら。そういうことが本当に国民的に見て許されるかどうか国民が審判するんですから。ここまでいって、私は今日が大臣はしっかり中間報告させるとおっしゃってくれると思ってましたけどね。こういうのを国民が見てどう判断するかということだと思います。さてですね、(以下略)」
 


 


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