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「質問するなら勉強した方がいい」民進党・藤田幸久議員の質疑に安倍首相が呆れ苦言

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4月9日の参議院決算委員会で、民進党の藤田幸久議員が安倍首相を批判したところ、「質問するのであれば少し勉強された方がいい」と国会で不勉強を指摘されるという場面がありました。

「質問するのなら勉強した方がいい」

この日藤田議員は質疑序盤から安倍政権を厳しく批判、部下に敬称をつけず責任を押し付けている、財務省の自殺者に責任を感じているのか、安倍首相が監督責任を取って辞任すべきではないのか、などと指摘した上、以前にも国会で取り上げていた「ファシズムの14の初期警報」と安倍政権の類似性に触れて安倍首相に退陣を求めていました。

しかし安倍首相は「あまりの的外れに苦笑を禁じ得ない」「なかなか委員の論理についていけない」「何とも言えない論理展開」と藤田議員の主張に呆れていた他、安倍昭恵夫人に言及した箇所ではその不勉強に苦言まで呈していました。

藤田議員は米国のイヴァンカ氏や北朝鮮の金与正氏の名前を挙げ、彼女達の役割は何をやったかではなく大統領の娘であったり委員長の妹であるということが重要なのだ、だから安倍昭恵夫人も総理夫人という存在そのものが重要なのだとしてその影響力を問題視したためです。

安倍首相はこれに対して、イヴァンカ氏は報道官、金与正氏も党の要職に就いている人物だと切り返し「そういう意味での影響力がある」との見解を示すと、藤田議員に「質問されるんであれば少し勉強された方がいい」「是非そのへんも勉強して」と失笑していました。

藤田議員は2017年に日本政府が韓国から駐韓大使を一時帰国させ慰安婦問題における韓国への抗議姿勢を明確にした際に「出来るだけ早く帰任させるべきだ」と韓国側への配慮を求めていたほか(関連記事)、2018年1月には今回も質疑に用いていた「ファシズムの14の初期警報」を持ち出して「昨年の解散はヒトラーの手法を参考にしたのか」などと質問していました(関連記事)。

藤田幸久議員と安倍首相の発言

藤田「長州の吉田松陰。水戸学を学ばれました。私は水戸の出身でございますが、水戸に参りましてこの吉田松陰学ばれました。天下のさきがけという言葉がございます。その天下のさきがけということを一番、実は志描いて議員活動をやってきた人間が、(大きな声で)福島伸享衆議院議員でありました。私の、中学と高校の後輩でございます。今回の、先程来申しあげております様々な忖度、そして行政が政治に顔色を使いながら、そして多くの役所の皆さんも、場合によっては命をかけて、そして身分をかけて頑張っておられる。そして、それが昨年の2月17日でございました。この、福島伸享議員の追及から事が始まっております。よく総理はどういうふうに関わっていたかとおっしゃいますけども、この前、太田理財局長がおっしゃいましたけども、安倍昭恵さんが総理ご夫人であるということが、存在がそのものだって話がありました。総理夫人が何をやったかということ以上に総理夫人であるということが私は重要だろうと思っています。つまり、例えば金正恩。北朝鮮の委員長の妹さんの金与正さん。彼女が何をしたかではなくて彼女が妹であるということがああいう、いろいろな役割を果たしております。トランプ大統領のお嬢さんのイヴァンカさん。お嬢さんであるということでずいぶんお金を出されました。いろいろな意味で、どういう、存在であるかという関係付けが重要なわけであります。それが、今回、様々な形でいろんな影響を及ぼしていると思います。その意味では是非、晩節を汚さない形で私は福島伸享、実はもうひとりの福島伸享の先輩が山口那津男公明党代表、中学高校3人共いっしょでございますけども、国民と国会を騙すに等しい行為。私は、これは是非、私も岸元総理の様々なアジアの和解外交、日韓関係の回復で与野党で一緒に活動された、私、国会でも取り上げさせて頂き、本も差し上げておりますけれども、岸総理は60年安保直後は非常に支持率低かった。しかし長期的にはそういう評価があったと思っています。ただ安倍総理、今まで5年間いろいろ功績もあったと思いますけどこういう形で、しがみついていった場合には、取り返しのつかない形で私は後世に名が残ってしまう。是非潔い形で、しっかりと、身を処して頂きたい。改めて申しあげますがいかがでしょうか」

安倍「あの、藤田委員も質問されるんであれば少し勉強されたほうがいいと思いますが、イヴァンカ氏はお嬢さんというだけではなくて補佐官、であります。金与正氏もですね、党の要職に就かれておりますから、そういう意味での影響力があるということも前提にですね、是非、そのへんも勉強して頂ければと、こう思う次第でございます。そして、今、福島委員の名前も挙げられましたが、いわば、選挙によって結果が出ているわけでございます。国民の意思を無視はされないほうがいいんだろうと、こう思っております。国会においてしっかりと議論し、そして私達は参議院は解散はないのでございますが、衆議院においては、解散を行うということは私自身も含めて、政権の選択を、これは国民の皆様にお願いをするわけでございます。いわば、国会議員がすべてその職を投げ打って国民の皆様の判断に委ねるということでございまして、その判断は厳粛に私達は受け止め、その上においてですね、どのような政策を行っていくかということについて深刻に受け止め考えなければならないわけであります。だからこそ私達は2009年、政権を失った後、何故私達は政権を失ったのか、議席を失った人々は何故議席を失ったのかということを深刻に反省し、それがその時の選挙に至ったわけであります。そこでまるで無謬のごとく考えるのは間違っているんだろうと、このようなことはアドバイスとして差し上げたいと思うところでございます。いずれにせよですね、我々はしっかり、選挙で公約したことを実現していくことで責任を果たしていきたい、このように考えているところでございます」
 


 


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