180412-003kazama

立憲・風間直樹議員が財務省次官のセクハラ醜聞記事持ち出して麻生財務相の監督責任批判

LINEで送る
Pocket

 
立憲民主党の風間直樹議員が4月12日の参議院財政金融委員会で、同日発売された週刊新潮の記事を用いて麻生太郎財務相を責め立て、「至らないというご認識はありますか」「もう一回ご答弁下さい」などと要求すると共に監督責任である「服務の統督」についての認識を問う場面がありました。

「今日は最初に週刊新潮の記事について麻生大臣にお尋ねします」

風間議員は質疑の開始早々、「今日は最初に週刊新潮の財務省の記事について麻生大臣にお尋ねをします」と宣言、質疑時間の大半をこれに割いて麻生財務相を執拗に追及していました。

問題の記事は4月12日に発売された週刊新潮4月19日号に掲載されている「『森友危機』の折も折!ろくでもない『財務事務次官』のセクハラ音源」で、財務省の福田淳一事務次官がセクハラ発言を繰り返していた、という内容。

これについて風間議員は「福田次官本人に事実関係を確認したのか」「もう1回きちっと事実関係を確認されるべきではないか」「現時点で処分の考えはないということか」などと麻生財務相に質問を繰り返した後、国家行政組織法に定められた「服務の統督」を持ち出して麻生財務相の監督責任問題に切り替えます。

「大臣ね、あの、私日頃からその、敬愛する大臣とこんな議論本当はしたくないんです」と言いながらも「服務の統督は、麻生大臣御本人の責任ですから、その点は、ご自覚を頂いて」などと求め、一方的な説教のような形で質疑を終えた後、別の話題に移っていました。

また風間議員の質疑では言葉の端々に「これ読みますとね、非常にリアルなんですね発言ひとつひとつが」「非常にリアリティがあるなと思って読みました」など財務省事務次官のセクハラ発言への好奇心が滲み出た表現が散見されていました。

風間議員は3月30日の参議院財政金融委員会でも、麻生財務相がTPPを巡る新聞報道の扱いに不満を呈し、森友学園問題と比較したかのような発言を行っていたことを取り上げてしつこく謝罪を求めていました(関連記事)。

風間直樹議員の発言

風間「えーと今日は最初にですねぇ、えー、今日発売の週刊新潮の財務省の記事について、麻生大臣にお尋ねをします。えー、記事のタイトルは、森友危機の折も折、ろくでもない財務事務次官のセクハラ音源、という記事です。で、この中で、財務省の福田淳一事務次官が、えー、数多くの女性。えーここに掲載されてるのは女性の記者の皆さんですが、に対して、えー、セクハラ発言を繰り返してきたと。こういう報道がなされています。麻生大臣ですねぇ、あのー、この記事の内容について、福田事務次官本人に、事実関係を確認されたでしょうか

麻生「報道があったことは承知を致しております。本人が、私のところに来ておりますんで、言った話は普段から私的な立場においていろいろな相手といろいろな会話をしておりますんでそのひとつひとつのやり取りは定かではありません。記事においては正確な日時、相手方が必ずしも明らかではないので確認のしようもありません。いずれに致しましても誤解を受けることのないよう、気をつけてまいりたいという話でしたから、私は今の置かれてる状況を考えてもう少し緊張感を持って行動せにゃいかんという話をしたというのがこれまでの経緯です」

風間「これ記事見ますとね、ここに引用されている女性の発言ていうのは、合計5人の発言なんです。えー、大手紙記者、テレビ局記者、別のテレビ局記者、別の記者、そしていま一人と、計5人。で、更に財務省内の同僚の方の発言も、引用そして紹介をされています。で、これ読みますとね、あのー、非常に、リアルなんですね。ここに載ってる発言ひとつひとつが。で、タイトル見ますと、これセクハラ音源ていうタイトルですから、週刊新潮も、この記事を載せる以上、確たる証拠を押さえて載せてますね。で、私、これ読んでましてね、あまりにもこの、お恥ずかしい内容なので、ここで、どういうことを福田さんがされたかは引用しませんが、ただ彼の発言としてひとつ、麻生大臣に関する発言が紹介されてます。そこだけご紹介します。麻生さんは人物として面白い。ただ、あの人の行動は怖いよね。与謝野とか石破のこと、許してないよな。自分の政権の足を最後引っ張ったヤツのこと許してない。ま、本当にこういう発言をされたかどうかわかりませんが、非常にリアリティがあるなと思って読みました。もしここに載ってる内容が事実とすれば、これ財務省のトップとして大丈夫かということ以上に、人間としてこの方大丈夫かということだと思うんです。大臣これ、あのぅ、ご本人から、もう1回きちっと、事実関係を確認されるべきだと思いますがいかがでしょうか

麻生「過日本人の方から、私この記事知りませんでしたんで、本人の方から申し出て来ると、いうことでもありましたんで、私の方としてはその内容を本人から申し出でありましたんで、そのことに関して十分な反省もあったと思ってますんで、それ以上聞くつもりはございません」

風間「そうすると現段階で大臣は、福田次官の処分もお考えになってないということですね

麻生「私どもとして今緊張感を持って置かれてる状況、財務省の最近の置かれてる状況、この1年間のいろんな話等々考えて、きちんと緊張感を持って対応するようにと言う訓示というか、そういった訓戒を述べたということで十分だと思っております」

風間「まぁ訓戒を述べられたわけですが、その後にこういう福田次官の記事が出て、福田次官は緊張感を持って、大臣が求めるように、職務に当たられてると、お考えでしょうか

麻生「あの、基本的にこの現場がどうだったかわかりませんけど通常、かなりの緊張感を持ってことに対応してもらってると思っております」

風間「なのになんでこういう記事が出るんでしょうかねぇ。しかも複数の女性の。非常に説得力のある発言です。で、大臣これ、あのぅ、もう今日もね、新聞各紙に、新しい財務省の疑惑が次々報道されてますが、私は本っ当にこの財務省がこういう事やったのかなぁと信じられない思いです、いろんな報道見てまして。この福田次官の件もそうです。で、これ、あの、率直な印象としましてね、これまで、まぁ森友、あるいは文書改ざん問題で、財務省というのは本当に疑惑の巣窟になってしまったなぁと、感じました。ところが今日の一連の報道を見てますと、もう疑惑の巣窟じゃなくて犯罪の巣窟と言わざるを得ない。だから、先ほど太田局長も、次元の違う話だと、おっしゃったんだと理解をしています。で、大臣これはぁ、あの、度々引用してます国家行政組織法の第10条。各省大臣の事務の統括と職員服務の統督。まさにここに直結する話ですが、大臣ご自身、この、財務省職員の服務の統督に関して、十分でない、あるいは至らなさ、そういうご認識はありますか

麻生「服務の?え?」

風間「服務の統督です。大臣による、財務省職員に対する服務の統督」

麻生「失礼しました。服務の統督等について、なんです?その後がよくわからない」

風間「(笑って)これ大臣、国家行政組織法の基本で。あの、服務の統督です。統率の統に監督の督。服務の統督」

麻生「あの、私が全て統率しているような意識で頑張らねばならぬと思ってるわけではありませんけれども、少なくとも職員ひとりひとりの矜持またプライド誇り等々持って仕事してもらわねばならぬと、いうように思っておりますし、事実そういうものの極めて高い職員の多い役所だと、私自身いろいろ役所まわりましたけどそういった中では極めてそういった意識の高い役所だと、いう意識が私にはあります。そういった意味で引き続ききちんとした対応をやっていかねばならぬと思っております」

風間「大臣ね、あの、私日頃からその、敬愛する大臣とこんな議論本当はしたくないんです。ただ、今ご答弁されましたので一言申し上げると、服務の統督は、麻生大臣に限らず各省大臣の責務ですよ?国家行政組織法10条で定められた。それは一人で頑張るって話じゃない、っていう話じゃなくて、大臣がひとりでこれは、されるべき責務なんです。法律上の。そこもう一回ご答弁下さい

麻生「あの、法律においてそうなってるという規則があるというのを知らないわけではありませんけれども、これは、組織、万という人数のいる組織の長ひとりが頑張ってもとても出来る範疇は自ずと限られてるということを申しあげてる、極めて常識的なことを申しあげてると思っています。私自身もそういう意識を持ってやりたいと思ってやっておりますけれども、現実問題として、それをやっていくに当たりましては、そこに働いております、その組織におります職員ひとりひとりの矜持であったり、また労働意欲であったりプライドであったら、両方あいまってきちんと出来上がるものだということを申しあげたつもりであります」

風間「あのー、この服務の統督に関しては、財務省でこれだけ問題が、頻発しましてね、しかも事務方トップの次官のタイブン(?)まで報道される。やはり組織として、今おかしくなってるとしか言いようがないと思います。で、この服務の統督は、麻生大臣御本人の責任ですから、その点は、ご自覚を頂いて、やはり、職員の服務をしっかりと、見て頂かなければ、統督して頂かなければならない、このことを強く感じます。で、時間もないので次の質問ですが(以下略)」
 


 


メディアに載らない政治ニュースなら「BN政治 by BuzzNews.JP」。全て編集部によるオリジナル記事を提供しています。新着情報はこちらから。


follow us in feedly


当サイトの著作物は無断転載・使用を固く禁じています。各種Webサイト・掲示板・動画・スマートフォンアプリなど形態を問わず権利侵害行為に対しては著作権法及びその他の法に基づき厳正に対処します。転載には許可が必要です。「無断転載禁止」をご覧ください。
当サイトは「BuzzFeed Japan株式会社」とは何の関係もありません。また2015年2月に閉鎖されたバイラルメディア「BUZZNEWS」やその関係者とも一切関係ありません。

最新の調査

官邸前抗議活動への警察警備は

結果を見る

過去のアンケート結果一覧

Loading ... Loading ...

Twitterで新着記事配信中

新着記事をブラウザへプッシュ配信

Facebookで新着記事配信中

PAGE TOP