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立憲・阿部知子議員が北朝鮮情勢に配慮してJアラート訓練を中止するよう要求、菅官房長官に

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4月11日の衆議院内閣委員会で質疑に立った立憲民主党の阿部知子議員が、5月中旬に行われるJアラートの訓練に疑問を呈し、東アジア情勢に鑑みて中止するよう菅官房長官に強く求める場面がありました。

「センシティブな時期なので延期なり中止なりして頂きたい」

阿部議員は質疑の冒頭、地元自治体の広報で知ったという5月16日に行われるJアラートの訓練について菅官房長官に質問。通告外であったことから「承知しておりません」と答えた菅官房長官に対し阿部議員は「延期なり中止なりして頂きたい」と求めます。

Jアラートの訓練が「時節を鑑みた時に誤ったメッセージを送るのではないか」という懸念があると主張する阿部議員は、日中韓サミットが行われ、今後米朝会談が予定されているなど朝鮮戦争の平和的な解決が望まれる中で北朝鮮からのミサイルを想定したJアラートの訓練が「全体の流れと、その中でこれが意味するものがズレてきている」と言うのです。

こうした理由から「非常に、非常に、センシティブな時期でありますので、延期なり中止なりして頂きたい」と述べた阿部議員でしたが、菅官房長官は「変なメッセージを与えるものにはならないと思ってます」と一蹴。

しかし阿部議員は諦めず、今度は「子どもたちに対してのメッセージとして懸念される」という切り口から再度考え直すよう要求、譲る気配を見せることはありませんでした。

阿部「子どもたちにとってですね、これから長い長い、アジアでどんな友好の関係を築いていくかという時に、もともとJアラートは、まぁ北朝鮮からの弾道ミサイルということを強く指摘はしませんが想定をしておりますので、子どもたちに対してのメッセージとして懸念をされるわけであります。」

そして改めて「この時期にJアラートの訓練を行うのはよろしくないと思うので重ねての検討をお願い致します」と念を押して、次の質問に移っていました。

阿部知子議員の発言

阿部「立憲民主党の阿部知子です。本日は本会議の後ですが一般質疑のお時間を頂戴致しましてありがとうございます。冒頭、菅官房長官にお伺いを致します。通告外のことで恐縮でありますが、官房長官には、今年度のJアラートが、5月16日に1回目が行われるということをご存知でありましょうか

菅「突然のご質問であります。私、承知しておりません

阿部「はい。あの、突然で本当に申し訳なく恐縮なのですが、各都道府県の国民保護担当部局に発令が、4月6日に出ております。Jアラートについては、官房長官もご存知のように、昨年3月のものも、いくつかの不備、重なっておりまして、11都道府県15市町村で不具合があったということで、改善ということが考えられておりますが、今回5月16日というふうに行われますこの、Jアラート。私はちょっと、時節を鑑みた時に、誤ったメッセージを送るのではないかと思います。Jアラートは防災やあるいはミサイルの問題で、広く国民保護、国民避難ということでありますが、菅官房長官もご存知のように、5月9日には日中韓のサミットが行われて、合同コミュニケも出た矢先でございます。それからこれから行われる米朝会談ということも踏まえて、今、東アジアの特に1953年の、終局していない朝鮮戦争の、これからというところで、平和的解決ということが何より望まれる中で、このJアラートの想定するものがミサイルが飛んでくる、子どもたちには頭を抱えてと、いうふうなことを要求する。あの、国民へのメッセージと致しまして、この、全体の流れと、その中でこれが意味するものというものが、私はちょっとズレてきていると思います。で、政治で一番大事なことは国民へのメッセージですので、よく官房長官の方でご検討頂きましてですね、何のためにやるものであるのか、十分な国民理解が行き渡るようにして頂きたい。出来れば私はこの期間中、非常に、非常にセンシティブな時期でありますので、延期なり中止なりして頂きたいですが如何でしょう」

菅「今、思い浮かべてきました。あの、避難訓練をですね、えー、時期を見てやるという説明、私受けておりました。多分5月何日がその日にちなんだろうと思います。政府としては国民の皆さんの安全安心を確保する。これが最大の責務であります。そしてその、訓練ていうのは、確か、全国一律とかですね、そんな大規模なものではなかったのではないかなぁと思っております。今、委員がご指摘頂きましたような、情勢は情勢、動いてはいるんですけれども、ただ24時間365日、国民の安全安心のためにですね、常に警戒・監視、現実的に行っていることも事実でありますので、そういった中でその訓練についてですね、日本全体に一挙にということでなくて確か、参加するところの自治体の中での訓練だったと思ってますんで、そういう意味で変なメッセージを与えるものにはならないと私、今思ってます

阿部「4月6日に発令されたものを見ますと、対象地域はJアラート受信機を運用する全ての都道府県及び市町村となっております。実は私がこれを知ったのは私、地元藤沢ですけれども、藤沢市の広報に出ておりまして、先程申しました国民へのどんなメッセージを送るか、国民の安全ということはとても大事ですが、子どもたちにとってですね、これから長い長い、アジアでどんな友好の関係を築いていくかという時に、もともとJアラートは、まぁ北朝鮮からの弾道ミサイルということを強く指摘はしませんが想定をしておりますので、子どもたちに対してのメッセージとして懸念をされるわけであります。まぁあの、官房長官思い出して頂きましたので、よく検討をされて、機械の不具合を見るくらいはいいと思うんです。長いこと使わないと不具合はありますから。そうではなくて、この時期にある意味でJアラートの訓練体制としてやられることは、私は、よろしくないと思いますので、重ねてのご検討をお願い致します。よろしくおねがいします。じゃあ、次の質問に行かせて頂きます。(以下略)」
 


 


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