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河野外相が共産・井上哲士議員に声荒げ「どう考えたらそういう結論になるのか理解出来ない!」

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5月15日の参議院外交防衛委員会で、北朝鮮問題を巡る日本の対応に不満を呈し主張を展開した共産党の井上哲士議員に対して、河野太郎外相が「どう考えたらそういう結論になるのか私には全く理解が出来ません!」と声を荒げる場面がありました。

「どう考えたらそういう結論になるのか全く理解出来ません!」

井上議員は北朝鮮に対する「対話と圧力」の関係について米国や中国の動向、それに高官による発言を引き合いに出して現在国際社会に大きな動きがある、「非核化と平和の構築を一体にしながら段階的にやるっていうことが進められている」と指摘。

「圧力一辺倒ではなく金正恩氏と互いに信を確かめ様々な提案をして各国が連携する方向に進んでいる」にも関わらず日本は対話を拒否したままであることから「全く埒外に置かれている」「このままでは全体の進行の足を引っ張るだけの役割しか果たせなくなる」と懸念を示し、河野外相に外交方針を見直すよう主張していました。

すると河野外相は呆れたようにこう述べ、特に「全く理解が出来ません!」の部分は大きな声で吐き捨てるかのように、井上氏の考えを受け入れない姿勢を強調したのです。

河野「あのう、どう考えたらそういう結論になるのか私には(大きな声で吐き捨てるように)全く理解が出来ません!」

河野外相は続けて「国際社会が一致して圧力を維持しているからこそ今の状況が生まれていることをまずしっかりとご理解頂きたい」と逆に井上議員に考えを改めるよう求めていました。

井上議員は、「私は口約束だけで経済制裁をやめろなんて一言も言っておりません!ちゃんとそれを理解して頂きたい」と反論しましたが、体制保証について北朝鮮が「得心といくような、そういう対話を」と北朝鮮側が納得出来るような配慮と共に非核化を一体化して進めることが必要だと語り質疑を終えていました。

井上哲士議員の発言

井上「我々も意思を表明したわけではなくて、具体的な行動を取るまでは、国際社会が行っている経済制裁は継続するべきだと考えています。じゃあ、具体的に、どういう行動があれば、そういう、例えば経済制裁の解除が始まるのかと、これはどうお考えでしょうか」

河野「それは今後の、交渉の手の内に当たりますので、お答えは差し控えたいと思います」

井上「あの今ですね、大きな動きがですね、国際社会の中で、やっぱり非核化と平和の構築。これを一体にしながら段階的にやるっていうことが進められてるんですね。で、あの、7・8に二度目の中朝の首脳会談が行われました。その際に習近平主席が、金正恩氏に対してですね、米朝首脳会談で非核化について包括的に妥結すべきだと。そして米国と合意し非核化の具体的な進展があれば、中国が北朝鮮を支援する大義名分が出来ると、こう答えたと報道されております。その後に米中の電話会談があって、まぁ、中国がいわば後ろ盾の役割を果たすと、こういう趣旨のことも言われたと報道されております。この直後にですね、9日に金正恩氏が平壌でポンペオ米国務長官と会談をした。ここでですね、朝鮮の方からはトランプ大統領からメッセージ新たな対案が示されたと、こういう報道もされこの日、3人が拘束を解放されております。そして同じ9日に、日中韓の首脳会談と合わせて行われた中韓の首脳会談では、青瓦台の発表によりますと、北朝鮮に対して一方的に要求するのではなくて、北朝鮮が完全な非核化を実行する場合、体制保証と経済開発支援などの、明るい未来を保証する上で、米国を含む国際社会が積極的に関与すべきだということで意見を共にしたと、こう言っております。そしてこの後、11日にポンペオ氏がですね、韓国外務大臣との会談の後の記者会見で、もし北朝鮮が早期の非核化に向け大胆な行動を取るならば、米国は北朝鮮が韓国に匹敵するような繁栄を達成するために、北朝鮮と協力する用意があると、こういう踏み込んだ発言をしております。ですから今、国際社会国際社会と言われますけれども、いわゆる圧力一辺倒ではなくて、これらの国々はそれぞれですね、金正恩氏と、直接の会談をして、お互いに信を確かめて、様々な提案をして、それを各国が連携をしてこういう方向に進んでるわけですね。日本がですね、対話を否定したままで、とにかく圧力一辺倒で、今行われているこういう平和構築と非核化、一体、段階的に進めていく。こういう全く埒外に置かれている。このまま行けばですね、全体の進行の足を引っ張るだけの役割しか日本は果たせなくなると思います。今、これ大きく変えるべきだと思いますけれども大臣いかがでしょうか

河野「あのう、どう考えたらそういう結論になるのか私には(大きな声で吐き捨てるように)全く理解が出来ません!国際社会が一致して圧力をかけなければ、圧力は逃げてしまうわけですから、国際社会が一致して北朝鮮に対して圧力を維持しているからこそ、今の状況が、生まれているということをまずしっかりと、ご理解を頂きたいと思います。そして、これは、前ティラソン国務長官の時代から4つのNO、ということを申し上げているわけで、北朝鮮が非核化をした時に体制変更は求めないというのは国際社会が常々言ってきたことでありますし、経済支援がその後ある、ということを言ってきているわけでございます。あの、韓国並みの経済繁栄があるかもしれませんけれども、当然、この、北朝鮮の体制が、変わるのかあるいは経済繁栄をこの体制を維持したままでやるのか、それによって、経済の進展のスピードも当然、変わってくるわけでございます。あの、韓国並みに人の往来もするネットも開放する、外の状況がよくわかる、という中で金体制が維持できるのかどうか。金体制を維持しようとするならば、それなりに外とのやり取りも制限しなければなかなか今の体制を維持することは出来ないのかもしれません。そういうことを考えれば、どの程度のスピードで経済に発展をさせることが出来るか、というのは、これは今の段階でなかなか、わからない。アメリカとして、そこまでやる用意がありますよ、と言ったところで、北朝鮮が、そうですか、と言ってそれを全部受け入れることが出来るとは、限らないわけでございますから、ここは、国際社会としては、そこまでやる用意がありますよと、しかしそれは北朝鮮としてどこまで受け入れられるんですかと。その前に、大量破壊兵器と弾道ミサイルのCVIDというのをきちんとやらなければ、経済支援はありませんよ、ということはこれは国際社会が一致してやっていることでありまして、国連の加盟国のほぼ全てが、今、この状況を維持していく、そこで一致をしているわけでございます。そこのところをよく、ご理解頂きたいと思います」

井上「えー時間ですので終わりますが、私は口約束だけで経済制裁をやめろなんて一言も言っておりません!ちゃんとそれを理解して頂きたいんですよ!ね?ティラーソン氏が確かに言いました。しかしいくら口で体制を保証すると約束をしても、信用しなかったんですよ北朝鮮は。だからそれを得心といくような、そういう対話を、国際社会が非核化と一体してやるということが現実に大事だと、これは必要だと言ってるんでありまして、そこをちゃんと!理解をして進めて頂きたい。以上で終わります」
 


 


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