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初鹿青山の立憲・尾辻かな子議員が福井照大臣にセクハラ報道の事実関係質し心構え説く質疑

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5月17日の衆議院消費者問題に関する特別委員会で、立憲民主党の尾辻かな子議員が、福井照国務大臣に対し過去のセクハラ疑惑について事実関係を説明するよう求め、大臣としての心構えを説く場面がありました。

セクハラについて質す尾辻かな子議員

この日「消費者契約法の一部を改正する法律案」について質疑するにあたり尾辻議員は加害者と被害者の間に圧倒的な力の差があるという点で「セクシャルハラスメントの問題と消費者保護は通底している」と指摘、福井大臣が消費者担当大臣であることからその心構えを問うかのように冒頭、セクハラに関する質問を連発していました。

「セクハラについての認識を伺います」「Me too運動についてどう認識をお持ちかお聞かせ下さい」という問いに続けて、福井大臣が報じられたセクハラ疑惑について質す尾辻議員。

尾辻「この3月4月と、週刊誌に、かなりですねぇ、大臣の、記事。それも過去にセクシャルハラスメント行為があったのではないかと、いうような示唆する週刊誌記事などが出ております。えー、大臣過去にセクハラ行為をされたことはありますでしょうか」

これは福井大臣が女性に抱きつく写真や愛人との旅行疑惑などについて複数の週刊誌が伝えていたものを指していたとみられますが福井大臣は「セクハラ行為を直接指摘された経験はない」としながらも「ハラスメントを受けたとお思いの方がいらっしゃれば衷心よりお詫び申し上げなければならない」と低姿勢で答弁していました。

尾辻議員は「被害を受けた方というのはですねぇ」などとしてとうとうと被害者保護と消費者保護の重要性を説くと、「被害者とその心に寄り添うという気持ちはしっかりと受け止めてまいりたい」という福井大臣の答弁で漸く納得し「ではそこを確認させて頂きましたので」と述べ、法案審議に移っていました。

尚、福井大臣にセクハラ疑惑報道の事実関係について確認し国会で心構えについて説諭する形となった尾辻議員が所属する立憲民主党では、初鹿明博議員や青山雅幸議員によるセクハラ問題がくすぶっている上に、5月9日には徳島新聞が青山議員の「別の支援者の女性に対するセクハラ被害が新たに確認された」と報じたばかりでした。

初鹿・青山問題については4月12日に行われた枝野幸男代表の会見(関連記事)や4月26日の福山哲郎幹事長の会見(関連記事)でそれぞれ記者から対応についての質問が飛び出していた他、国会でも5月9日の衆議院内閣委員会で維新・浦野靖人議員が名前こそ挙げなかったものの、それぞれの行為を詳細に説明した上で「自分の身を処すことも必要」と語るなど(関連記事)立憲民主党の対応に不満を呈する声は収まっていません。

尾辻かな子議員の発言

尾辻「おはようございます。立憲民主党市民クラブの尾辻かな子です。えー今日は、消費者契約法の一部を改正する法律案ということなんですけれども、えー消費者保護と、実は通底しているということで、まず大臣にお伺いをさせて頂きたいと思います。まず、一般的な、セクシャルハラスメント。最近よく報道などでもあるかと思います。セクシャルハラスメントについて、大臣のご認識をお伺いしたいと思います

福井「はい、ありがとうございます。えー、男性から女性に対しては勿論であろうと思います。えー女性から男性に対しても、そして同性間であっても、本人の意思に反するような、性的な言動を行うことは、絶対に許されないというふうに考えております。」

尾辻「えーまぁセクシャルハラスメントは許されないと仰ったということでよろしいでしょうか。確認です」

福井「はい。そうですね、主語が省略されてたかもしれません。えーセクハラは、本人の意思に反するような性的な言動を、する方は行い、そしてされる方は言動されると、いうその関係については許されないというふうに思っております」

尾辻「えーそれでですね、最近ですね、日本もそうですけれども、Me too運動というのがあります。これはですね、セクシャルハラスメント、今まで被害者ですね、受けてもなかなか名乗り出ることが出来なかった、それによって、次の新たな被害者が生まれると、いう事態がありました。それを、食い止めるためには泣き寝入りしないんだ当事者が、ということでMe too運動というのがあるんですが、大臣Me too運動というのは、えー、ご存知でしょうかそして大臣この運動に対してどう認識をお持ちか、お聞かせ下さい

福井「はい、ありがとうございます。いわゆるハッシュタグMe too運動につきましては報道等で承知をさせて頂いております。これまで、声を上げられなかった方々の、気持ちをしっかりと受け止めて、本人の意思に反するような、性的な言動が行われないようにしていくことが重要であるというふうに考えてございます」

尾辻「えー一般的な認識をお伺いしました。それでですね、多分大臣もご承知かと思うんですけれども、えー、最近ですねぇ、この3月4月と、週刊誌に、かなりですねぇ、大臣の、記事。それも過去にセクシャルハラスメント行為があったのではないかと、いうような示唆する週刊誌記事などが出ております。えー、大臣過去にセクハラ行為をされたことはありますでしょうか

福井「はい、あの、私自身につきましてのお問い合わせでございます。セクハラ行為を直接指摘されたような経験はございませんけれども、仮に、過去の私の言動によりまして、不快な思いをされた方。ハラスメントを受けたというふうに、もしお思いの方がいらっしゃれば、衷心よりお詫びを申し上げなければならないというふうに思っております。今後共、決してご迷惑をおかけしないように心してまいりたいと存じております」

尾辻「あのぅ、被害を受けた方というのはですねぇ、非常に、これ重大な人権侵害で、心に傷を追うわけであります。ですので、厳にこれは慎まなければいけないものでありまして、で、実はこのセクシャルハラスメントの問題と、消費者保護というのは、実は同じ通底しているものがあると思うんですね。それはまぁ、圧倒的な力関係の差がある、セクハラをする人とされる人には、やはり力関係の差がありますし、消費者問題においても、事業者と消費者の間には、圧倒的な差があるわけですね。で、もう私が申し上げるまでもありませんけれども、消費者担当大臣というのは、消費者の、つまり騙されたり事業者につけこまれた、その被害者に寄り添うこと、救済すること、まぁこれが、大事であると、いうことなんですね。で、えー、大臣はですね、これからしっかりと、被害者の側。被害者の側の心情に寄り添って頂きたいんです。これホントにおんなじだと思うんですよね。あのー、被害者は非常に悔しい思いをします。これは消費者問題でもそうだと思います。悪徳業者に騙された、すごく悔しい。セクシャルハラスメントも、やはり、なぜ自分がこんな目にあわなければいけないのか、くやしい、そして無力さですね。自分がNOと言えなかった無力さ。これも一緒だと思います。そして、なぜ、自分は断れなかったのか。ということでいっても両方ですね、自分を責めてしまうんですよね。なぜ私はあの時、イヤだと言えなかったのかということ。そして、そういう自分にとってマイナスのことはなかなか人には言えない。相談できない。これは、セクシャルハラスメント、そして、消費者保護。何よりも、大事なことであります。ですから、大臣にはですねぇ、加害者の側から見ることはあってはならないんです。これは、加害者の側から見てはならない。それでいいますと、セクハラ罪、という罪はないという発言が、麻生財務大臣からありましたけれども、大臣この、セクハラ罪という罪はないという発言に対して、大臣のご認識をお伺いしといてもよろしいですか」

福井「はい、セクハラ罪という罪はないと、同意するかということでございますが勿論同意はしませんけれども、繰り返しになりますけれども、刑法等の法律に違反するかどうかを問わず、本人の意思に反するような、今先生おっしゃいましたような、受ける側からして、非常に不快な思いをする性的な言動を行うことは許されないというふうに考えております。まぁ私自身について、先ほどもおっしゃいましたけれどもセクハラ行為を直接指摘されたような経験はありませんけれども、仮に、過去、64年と半年生きておりますんで、もし、私の言動によって、不快な思いをされた方がいらっしゃるとすれば、衷心よりお詫びを申し上げなければならないと思います。今先生がおっしゃいましたように、被害者の方に寄り添う、そして被害者の心に 寄り添うという気持ちはしっかりと受け止めてまいりたいと思います」

尾辻「はい。ではそこを確認させて頂きましたので、消費者契約法の一部を改正する法律案の中身の方に入っていきたいと思います。(以下略)」
 


 

関連URL:【徳島新聞】青山衆院議員に辞職勧告を セクハラ問題で女性地方議員ら 【週刊文春】福井照大臣に新たなハレンチ写真

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