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TPP11承認案可決した衆議院外務委員会で野党議員が口々に「審議が不十分だ」「尽くされてない」

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5月18日に環太平洋連携協定(TPP11)が与党などの賛成多数によって可決した衆議院外務委員会で反対討論を行った野党議員らが口を揃えて「議論が十分」「審議が尽くされていない」などと批判していました。

「審議が尽くされていない」「不十分だ」野党議員が口々に批判

この日は立憲民主党の山川百合子議員、国民民主党の小熊慎司議員、無所属の会の岡田克也議員、そして共産党の穀田恵二議員がそれぞれ発言を行いましたが、いずれも審議が不十分だと指摘。

山川議員は「必要な審議が全く尽くされていない」「審議が全くの不十分であり国民の十分な理解を得るには到底至っていない」、また小熊議員も「まず最初に審議時間は全く十分ではありませんでした」「議論を深めようにも深められない五里霧中の中で質疑せざるを得ませんでした」と政府の姿勢を厳しく批判。

岡田議員も「反対の第一は国会審議が極めて不十分であること」「余りにも拙速、余りにも乱暴な委員会審議」と述べ、穀田議員も「審議は尽くされていません」「引き続き徹底した審議が必要であり採決は論外」などと苦言を呈していました。

野党議員の発言

立憲・山川百合子議員「立憲民主党の山川百合子です。私は立憲民主党市民クラブを代表し、環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定の締結について承認を求めるの件、に対し、反対の立場から討論致します。まず、冒頭、この協定の必要な審議が全く尽くされていないことを指摘しておきます。各党の質疑でも、乳製品や(中略)等々、まだまだ、議論を深める点が指摘され、政府に質すべき点は数多く残されています。このような状況で、たった3日間の質疑での採決、ましてや本日の本会議への異常とも言える緊急上程は、到底認められるものではありません。その上で、本件に反対する理由を申し述べます。(中略)改めて、本件の審議が、全くの不十分であり、TPPに対する、国民の十分な理解を得るには到底、至っていないということを強く申し上げ、反対討論と致します

国民民主党・小熊慎司議員「えー国民民主党無所属クラブの小熊慎司です。私は会派を代表して、環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定、いわゆるTPP11の反対討論を行います。まず最初に、今回TPP11の審議時間は、全く、十分ではありませんでした。議論の進め方も国会をまるで軽視する、最たるものでありました。まだまだ、審議をかけなければならない一方で、与党議員の質疑が、時間足らずで終わることも真摯な対応と言えないというふうに厳重に抗議をしたいというふうに思います。また、条約と関連法案は不可分のものにも関わらず、本会議や委員会もバラバラで討論を行い、関連委員会との連合審査の機会も全く与えられないまま、たった数時間の議論を行っただけで質疑終局採決となります。これまでの、各国との交渉の経緯、日本の経済への影響など、全くまともに情報も開示せず、議論を深めようにも深められない五里霧中の中での質疑をせざるを得ませんでした。これだけの議論では、TPP11がいかに、日本の国益に叶うのか不明であり、政府の説明責任の放棄に厳重に抗議します。わずかな議論で明確になったのは(以下略)

無所属の会・岡田克也議員「無所属の会の岡田克也です。私は無所属の会を代表し、環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定の締結について、反対の立場から討論を行います。反対の第一は、既に何度も述べられたように、国会審議が極めて不十分であることです。今回のTPP11の委員会審議はわずか6時間。審議不充分と言われたTPP12と比較してもその10分の1に過ぎません。しかも委員会で趣旨説明が行われたその日に審議入りし、たった1週間で本会議採決しようとしているのです。余りにも拙速、余りにも乱暴な委員会審議ではないですか。(以下略)」

共産党・穀田恵二議員「私は、日本共産党を代表して、包括的先進的TPP協定、TPP11に断固反対の立場から、討論を行います。私は、何よりまず、当委員会における質疑終局と採決に、厳しく抗議するものであります。食の安全、国民の暮らしと生命、労働に関わる問題。ISDS条項など、本協定が抱える問題について、審議は尽くされていません。引き続き、徹底した審議が、必要であること。まして、採決は論外であることを強く主張するものであります。(以下略)」
 


 


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