「HEROES」のマシ・オカも指摘していたフジテレビ・27時間テレビの白人軽蔑的表現問題が炎上

「HEROES」のマシ・オカも指摘していたフジテレビ・27時間テレビの白人軽蔑的表現問題が炎上

フジテレビが27時間テレビで白人を差別する意味を持つ言葉を使っていたとして多くの批判が出ているようです。

これは27時間テレビの出演者が着ていたTシャツなど衣装に書かれていたキャッチフレーズ
NO FUN
NO TV
DO HONKY
の「DO HONKY」が白人を差別するスラングであると指摘されている問題で、「研究社 新英和中辞典」には「honkie,honky」の項目でこう説明されています。

《米俗》 白人 《★黒人が軽蔑的に用いる》.
Tシャツは多くの出演者が着ていたこともあり英語圏や英語を話せる方はすぐに気づいたようで、「HEROES」へのレギュラー出演が日本でもよく知られているマシ・オカ氏もこのように指摘していました。

お! 27時間テレビが始まり、リアルタイムで観てます。 でも、Honkyはアメリカでは主に黒人の方が白人の方に対して使う差別用語だと知っているのでしょうか。。。

— Masi Oka (@MasiOka) 2015, 7月 25

フジテレビは2015年のFNS27時間テレビのタイトルを「めちゃ2ピンチってるッ!本気になれなきゃテレビじゃないじゃ~ん!!」としている他、「テーマは『本気』」と目立つように書かれていたり、27時間テレビ内のコーナーでも「本気のオープニング」「本気のマラソン」「本気のバンジージャンプ」などいたるところに「本気」のキーワードが使われていることや、27時間テレビに現れたテレビのピンチをチャンスに変えるヒーローという設定で岡村隆史さんが「ホンキーマン」として紹介されていることから「Honky」は「本気」という意味で使われたのだろうと考えられています。

しかし「Honki」ではなく「Honky」と表記したことで問題視されることとなり、スタッフのモラルや能力に疑問の声が続出しています。

・「クソ白人をやれ!」はヤバすぎだろ。
・そんな馬鹿なと半笑いで検索したら本当でござった(呆)
・「DO HONKY」を大々的に27時間も宣伝してたのはアウトだろ。
・ドラマの小道具の名詞に「tsunami_lucky」があった前例があるからね。
・東京オリンピック前にそんな差別的な言葉を掲げるなんて・・・
・またやらかしたのか。毎回こりねーなウジテレビ。もう終了。
・フジがやると確信犯だったとしか思えないって終わってる。
・Honkyはないわ。もっと考えてから決めようぜ。
マシ・オカ氏はその後「ハリウッドのなんちゃって日本(語)も何とも言えませんが、日本のヘンテコ英語も外人から見れば面白いのでしょうね」と理解を示すコメントを残していますが、フジテレビは池上彰氏の番組で韓国人女子高生のテロップが発言と違うとして大炎上したばかりである他、数日前にはサンリオピューロランドで強引な取材をしていたことを当事者からTwitterで苦言を呈されたばかりで、相次ぐ炎上はフジテレビへの不信感を高める一方のようです。