「民主党はもうない!我々は民進党だから比較して争点をぼかすな」中島克仁議員が塩崎厚労相に
3月31日の衆議院厚生労働委員会で塩崎厚生労働大臣に皮肉交じりの答弁を返された民進党の中島克仁議員が「民主党という政党はもうない。我々は民進党だ比較するな」と不快感を露わにする一幕がありました(画像は衆議院より)。 「民主党はもうない!比較して争点ぼやかすな」 介護法関連の質疑に立った中島議員は数日前に本会議での質疑を終えたばかりでしたが、本会議における提出法案についての安倍首相の反応を「残念だなぁというのが正直な感想」「全くやる気が感じられない」「関心ないんじゃないか」などと冒頭から厳しく批判していました。 これは今回答弁する塩崎厚生労働大臣への牽制という意味合いからだったようですが、本会議で多岐に渡る法改正を一括で求める政府の姿勢を乱暴だとし、民進党が提出している議員立法も含め十分な審議時間をかけるよう求めた中島議員は塩崎厚労相に見解を求めます。 すると塩崎厚労相は答弁の冒頭、「民主党政権時代にやってきたことと変わったことをやっているわけではない」と切り返した上で見解を示しますが、これが気に入らなかったのか中島議員は自身の発言の冒頭に「いや全く理解できないですねぇ」と不快感を露わにすると「私は前向きな話をしているのであって後ろ向きな話は絶対しないで頂きたい」と注文をつけます。 最初の発言から安倍首相や政府の姿勢を批判しておきながら塩崎厚労相にこう語る中島議員でしたが、同議員は更にこう発言、民主党時代のことを持ち出さないよう塩崎厚労相に釘を差すのです。 「民主党という政党はもうありません!我々は民進党ですから、その比較をしてですね、争点をぼかされるのは今後一切やめて頂きたい」 塩崎厚労相が答弁でも触れていた通り、中島議員はみんなの党出身で2014年11月に民主党に入党したという経歴であるため、民主党の政権時代に籍を置いていたというわけではありません。 しかし塩崎厚労相が現在の民進党について「根っこは民主党にある」と指摘していたのは事実であることから、現在民進党に所属している中島議員の「民主党という政党はもうない!我々は民進党だ!」という主張がどれほどの説得力を持つかは疑問と言えそうです。 塩崎厚労相と中島議員の発言 塩崎「あの、31本の法律だ、乱暴だ、というお話がございましたが、今回ご審議をお願いしているこの法律はですね、31本あるとおっしゃってその、機械的に数えればその通りでありますが、これにはですね例えば(中略) まぁあの、中島委員はみんなの党ご出身で渡辺喜美さんのお仲間だった(議場から笑い。「関係ない!」のヤジ)、民主党政権時代はご経験されてないわけでありますが、民主党、今はまぁどちらかというと根っこは民主党の政党におられます(「違います」)わけでありまして、その民主党は平成23年に介護保険法の改正をされています。 その時にも同じように政省令に委ねるものは、数字とかそんなのやるのは常識ですので、そういうことをやっているということで、なんらその、今まで民主党政権時代にこのやってきたこととそう変わったことをやってるわけではない、ということを申しあげておきたいと(「関係ないよ!」)思っております(「いいですいいです」)。今回の法案の目的とするこの改正の基本的な構成は、(中略)」 中島「いや全く理解が出来ないですねぇ。長々と答弁をされて、前段の部分はホントに余計な答弁だと、思います。私は確かにみんなの党でしたし、民主党政権は知りません。これは前回も指摘をさせて反論させて頂きましたが、私は前向きな話をしているんであって、後ろ向きな話は絶対しないで頂きたいと思います。それと、前回もそうですが、民主党という政党はもうありません!我々は民進党ですから、その比較をしてですね、争点をぼかされるのは今後一切やめて頂きたいということは言わせて頂きたいと思います。」 「民進党は民主党とは違う!比べるな!」主張に説得力は ある ない
Read More山尾志桜里議員の質疑中に枝野幸男議員がヤジに激昂「ふざけるな!」「いい加減にしろよ!」
3月31日の衆議院法務委員会で、民進党の山尾志桜里議員の質疑中にその後ろに座っていた同党の枝野幸男議員がヤジに激昂し怒鳴り続け、山尾議員が一時沈黙するという場面がありました。 山尾議員は性犯罪厳罰化法案を早く審議入りさせるよう政府を追及していましたが、ヤジも激しかったようです。「ちょっと静かにして頂けますか」と苦言を呈していた山尾議員でしたが、再びヤジが激しくなると山尾議員の後ろの列に座っていた枝野幸男議員が怒りを露わにしてヤジに対抗し始めてしまいます。 ヤジ主の方を指差して大声を上げ続けた枝野議員はかなり長い時間これを続け、しまいにはヤジと言い争いのように「ふざけるな!」「いいかげんにしろよ!」などと興奮気味となり、これには質疑に立っていた山尾議員がしばらく沈黙して収まるのを待っていたように見えていました。 民進党議員はヤジだけでなく、飛んできたヤジに対しての感情的な対応が目立っており、つい最近も議場に響き渡るほどの大声で「うるさい!!!」と叫んでいた緒方林太郎議員や「うるさいっっつったんだよ馬鹿!!」と罵った石関貴史議員らが批判を浴びたばかりでした(それぞれ関連記事参照)。山尾志桜里議員の後ろの列に座っていた枝野議員の姿はカメラにもはっきりと映り込んでいました。(動画は下記の関連URLより) 山尾「大臣これ聞いて頂きたいんですけれども、私達も早く審議入りしたいと思っている。順番からしても当たり前だと思っている。先入り先出しの原則です。そして、これが1日でも成立が不合理な事案で遅れれば遅れるほど、(ヤジが激しくなる)今この・・・ (ヤジが飛ぶ。山尾議員ヤジの方を向いて)ちょっと静かにして頂けますか (委員長「静粛に願います」) この時点で、この時点で、いや今言わなければ、(山尾議員徐々に声を荒げ)どうやら共謀罪が先に審議に入ってしまうんじゃないかというギリギリの時点だから、当事者の皆さんの声を伝えてるんですよ!それがちゃんと順番守って頂いて、あるべき姿できちっと議論して頂けると、今そう言って頂ければ全く問題がないことです! (枝野議員ヤジの方を指差して激昂開始) (山尾議員ヤジの方を向いて)おかしいんじゃないですかちょっと! (枝野議員大声で「おかしいぞー!おかしいぞー!いつも総理が(以下略)」) (山尾議員、枝野議員の発言終了を待って)いいですか大臣、ま大臣は別にね、この、あの、性犯罪厳罰化法案後回しにすべきだということはおっしゃっては現時点でないという風に受け止めてますから (枝野議員再びヤジの方を指差して興奮) あの何も批判はしてません。知って頂きたいんです。 (委員長「静粛に願います」) (枝野議員の激昂収まらず大声を発し続ける) 1日この法案が、成立が遅れれば遅れるほど (委員長「ご静粛に願います」) (後ろで枝野議員がヤジと言い争い。「ふざけるな!」「いいかげんにしろよ!」など) ・・・ (委員長「重ねて申し上げますご静粛にお願い申し上げます。山尾委員続けて下さい」) 遅れれば遅れるほどですね、今この時点では、(以下略)」 世界の「テロ組織」と「過激派」がよくわかる本 著者ワールドミリタリー研究会 価格¥ 1,404(2017/03/31 16:44時点) 出版日2016/03/05 商品ランキング541,433位 単行本(ソフトカバー)159ページ ISBN-104569829627 ISBN-139784569829623 出版社PHP研究所
Read More焦点のひとつに浮上の「野田中央公園」について民進・玉木議員と維新・足立議員が国会で言及
民進党の辻元清美議員の名前で再び注目が集まっている森友学園問題ですが、3月29日の国土交通委員会で早速、民進党の玉木雄一郎議員と日本維新の会・足立康史議員がそれぞれ、野田中央公園を取り上げていました。 民進・玉木議員と維新・足立議員の質疑 野田中央公園は森友学園の隣接地で、3月28日に産経ニュースが「3つの疑惑」のひとつとして報じていたことから俄に注目ポイントに浮上していました。この公園は国有地を豊中市が実質約2,000万円で取得したものでしたが、辻元清美議員が国土交通副大臣であった時期と重なるのではないかとして取り沙汰されており、産経はこう指摘しています。 「辻元氏は21年9月から22年5月まで民主党政権で国交副大臣を務めたこともあり、同年10月の豊中市議会では質問者から「政権が代わったからこうなったのか」などの指摘も出た。」 この野田中央公園については森友学園への土地売却価格が妥当であったことを示すとして籠池理事長の証人喚問でも自民党から言及されていましたが、国会で最初に同公園について発言したのは日本維新の会・木下智彦議員による2月23日の衆議院予算委員会分科会でした(関連記事参照)。 3月29日の国土交通委員会で野田中央公園を質疑に含めた民進党の玉木議員と維新・足立議員はそれぞれ対照的と言っていい主張に終始。玉木議員が公園用地取得の経緯を明らかにして森友学園への用地売却が特殊であったことを浮かび上がらせようとした一方、足立議員は公園用地取得がなされた国からの補助金を含めた14.2億円が決まった経緯の内情を掘り下げて補助金を使い切るために価格が決定されていたのではないかと疑問を呈すと共にその裏には地価を高騰させたいとの思惑があったのではないかとの説を披露して「野田中央公園こそ疑惑のど真ん中」と語っていました。 まず玉木議員は2つの点から野田中央公園の取引に問題がなかったと主張。ひとつは森友学園は売却価格そのものが8億円減じられ1.3億円の価値として取引されていた一方、野田中央公園は補助金によって豊中市の実質的な負担額こそ0.2億円であったが取引された土地の価格としては14億円であったとして「購入者の負担額と実際の売却費用をきちんと分けて考えねばならない」と述べていました。 次に豊中市への売却時期について国土交通省と内閣府の答弁を元に「平成21年、第一次補正予算つまり麻生政権の元での事業ですね、これ民主党政権になってもそのまま引き継いだ形で22年に執行したということ」とし、辻元議員が国土交通副大臣であった時期とは無関係であることを示そうとします。 しかし、この主張には異論もありそうです。というのも前者については森友学園への売却価格からはゴミの撤去費用が差し引かれていたため、玉木議員からの質問に対しては財務省も答弁でこのように釘を差しており公園用地と森友学園の土地取引を同列で比較すべきではないとの見方を示しています。 「まずあの、先程14億円で売却した公園用地についてでございますけども、この用地の売却にあたりましては国に瑕疵担保責任を残した形での契約となっております。委員お尋ねの森友学園に売却した土地につきましては国の瑕疵担保責任を免除しているという点が両地大きく異なっておるところかと存じます。」 また後者についてはその後質疑に立った足立議員がこう指摘し、辻元議員が副大臣であった時期と無関係であるとまでは言えないのではないかとの見解を明らかにしています。 「21年8月末の総選挙の直後、政権交代が決まった後、21年の9月11日に豊中市が航空局に案件を初めて持ち込みました。4日後の21年9月15日に航空局は近財に話を持ち込んでます。その3日後に辻元清美さんは国交副大臣になってます。ね?そして半年かけて調整がいろいろあって、22年の3月12日にこの金額が決まってる」 その足立議員は自らの持ち時間では豊中市への土地売却が決まった経緯についてまず14.2億円という価格が決まったのが国のバラ撒く補助金を使い切るための計算からだったとしてこれを「補助制度が作った人工的な数字」と評し臨時交付金制度のあり方に疑問を呈すとともに、これが地価を上げるためのヤラセだった、と断じていました。 「野田中央公園でドーンとぶち上げたのは、このへんはもう辻元清美議員の庭みたいなとこですから。辻元清美議員の庭みたいなとこで、その土地の地価を上げたかったんですよ地価を。これで地価上がってますよ?いいですか?この土地で、この土地が14.2億円で取引されたわけですよ。これはこの地域の地価を上げたかったんですよ。いいですか?全てヤラセです。」 足立議員は時間が不足していたためか時折苛立った表情を見せる場面もありましたが、最後にはこう述べて今後も追及していくと宣言し質疑を終えていました。 「だから是非皆さんね、この問題は森友学園の問題ではなくて、野田中央公園こそ疑惑のど真ん中にあるということを、辻元清美議員の疑惑をこれからも追及していくことをお誓い申し上げて質問を終わりますありがとうございます」 民進党・玉木雄一郎議員の発言 玉木「8億円のですねぇ、値引き、8億円自体の正当性についてですね、議論をちょっと深めたいと思いますが、これは籠池理事長の証人喚問の際にも自民党の葉梨議員から提示された資料の中にもありましたが、近隣のですね、同じような国有地の売却についてですね、それと比較しても不動産鑑定士が9億5,600万だというものを8億円くらい引いてですね8億2千万引いて1億3千万にしたのは必ずしも安い、安いというか妥当なんだと、そんなディスカウントは他でもあるというような話をしていたんですが。 そこで確認します。その中に出てくるのは道路を挟んで東側にある野田中央公園ということで供用されている防災公園の用地としてですね、国から豊中市に対して払い下げが行われます。売却が行われます。これはですね、その時に言っていたのは豊中市の購入費、負担額が実質0.2億円、約2千万なので森友学園が購入した1億3千万よりもっと安いので、こっちの方が実は森友学園の方が得してるんだ、豊中市の方はもっと引いてもらってると、いうような話で説明がなされました。 ただ私これはですね、ちょっと誤解があると思います。(手元の)14の資料を見て頂きたいんですが、大切なことはですね、購入者の負担額とですね実際の売却費用をきちんと分けて考えねばいけないと思っています。で、この森友学園に売却された土地は値段そのものがですね、ゴミが出てきたということで1億3千万円に下がってますけれども、野田中央公園の用地として売却された売却価格でありますけれども、これはですね0.2億円ですか?それとも14億を超えると言われてますけども、この売却価格自体はいくらだったでしょうか」 財務省中尾理財局次長「お答え致します。本件土地の隣地の豊中市に公園用地として売却した国有地の売却価格でございますけども、公園用地として約14億円で売却致しております」 玉木「そうなんです。あのこれ、2千万くらいしか豊中市が払っていないっていうのはそうなんですが、土地の価格、売却額自体は14億円を超えるんですね。で、じゃあなんで豊中市の実質負担が少ないかというと、これは取得費用を国が補助したからなんです。なんで補助したかというとこれ約14億の事業費ですね。で1/2補助で、実は南の方に住宅密集地がありますから、いざ火事が起こったり地震になった時に住民が避難する場所としてそういったその防災公園を整備する事業があります。で、この事業から1/2補助として約7億円国から出て、加えてですね、そうすると豊中市が裏負担の1/2、約7億円を負担して整備するんですけども、当時リーマンショックがありまして地方財政も極めて逼迫したということで裏負担分もかなりですね9割近く見ようという制度が内閣府にあって、これは総務省に移し替えして執行するんですけれども、これで更に7億弱出るのでトータル10億円くらいの取得費用が国から支援されるので、価値14億のものをですね14億として払って買ってるんです。ただその払う財源が国から支援が来たので豊中市の実質負担が0.2億円になっただけであって、土地の値段は14億円なんですこれ。 しかしそれが道を挟んでですね、すぐ西にあるほぼ同じような面積の森友学園に提供された土地については土地の価格自体が1.3億円に減額されてるから、道挟んで1.3億円、こっちが10億円になってるからね、より一層安さが際立っておかしいんじゃないのかってなってるんです。 豊中市の実質負担が0.2億円だからと言ってですね、価値自体が0.2億円になってるわけではないということはですね明らかにしたいと思います。ちなみにこの防災公園を整備する事業補助ですねそれと裏負担を支援すると。これは平成21年度の第一次補正予算すなわち麻生政権の時に出来た予算だと理解していますけれども、その理解で宜しいですか?」 国土交通省由木住宅局長「お答え致します。まず野田中央公園の用地に対する住宅市街地総合整備事業補助金についてでございます。これは平成21年5月29日に平成21年度第一次補正予算の成立に合わせまして事前に要望のありました豊中市に対して予算配分をする旨及び金額を内示しております。また平成22年2月22日に豊中市から交付申請があったことを受けて同日に最終的な交付決定を行っているものでございます」 内閣府青柳地方創生推進事務局審議官「お答え致します。内閣府の地域活性化公共投資臨時交付金は平成21年5月29日に成立した平成21年度第一次補正予算において措置されたものでございまして、豊中市に対して交付決定の方は平成22年3月12日に交付決定したものでございます」 玉木「ありがとうございます。明確になりました。14億円の価値がある土地をですね、国からの取得財源の補助として貰ってですね、それで購入した。実質的にはその結果豊中市の実質負担は0.2億円ですけれども、国から支援を貰って(大きな声で)14億の価値のあるものを買ったわけです。土地の価値は14億円なんです。しかもその取得費用は今両者から明確な答弁がありましたが平成21年、第一次補正予算つまり麻生政権の元での事業ですね、これ民主党政権になってもそのまま引き継いだ形で22年に執行したということでありますから、その意味ではですね、この14億の価値があるということはですね、まあある種国も市も認めた形で一連の取引が行われたわけです。(強い声で)だから、同じようなですね、ちょっと面積は小さいですけれども、すぐ道路を挟んで西側にある森友学園のですね土地が、14億一方でするのにちょっと移動したらですね、1.3億に下がるってことがですね、非常にバランスが悪いというか理解が出来ないというか。 (「9億円だよ」のヤジ。玉木議員ヤジの方を向いて)大西議員少し黙って下さい。お願いします。(「事実に反することだ」「静かに聞けよ」などのヤジ 委員長「ご静粛にお願いします」)きちんとした事実に基づいて質問していますから、不規則発言は大西議員、やめてください。委員長ちょっと整理をして下さい(委員長「ご静粛にお願いします。質疑を続行します。玉木雄一郎君」) 次に給食センターの土地について伺います(以下略)」 (中略) 玉木「理財局に改めてお伺いします。これ8億円の値引きの根拠は生活ゴミですね。すごくシンプルなことをお伺いしますけれども、建設に支障のない家庭ゴミを、生活ゴミを、取り除かなければならなかった法的根拠はなんですか?」 財務省中尾理財局次長「お答え致します。まずあの、先程14億円で売却した公園用地についてでございますけども、この用地の売却にあたりましては国に瑕疵担保責任を残した形での契約となっております。委員お尋ねの森友学園に売却した土地につきましては国の瑕疵担保責任を免除しているという点が両地大きく異なっておるところかと存じます。その上で、支障ということでお尋ねでございますけれども(以下略)」 日本維新の会・足立康史議員の発言 足立「今回の問題で、実はもうひとつ大きな、より巨大な疑惑がね、辻元清美議員に係る疑惑が持ち上がりました。籠池夫人と昭恵夫人とのメールのやり取りの中に、辻元清美議員の名前がいっぱい出てきます。 でね、今日ほんとに(民進党)玉木さんも落ちたもんだねぇ、あのぅ、玉木委員のやり取りの中で玉木委員が地域活性化公共投資臨時交付金について質問しました。これについて政府から答弁がありました。これは麻生政権の補正予算で21年5月の閣議決定だと。そりゃそうですよ?で交付決定はいつかって聞いたんですよ、さっき。そしたら交付決定は22年の3月12日だって答弁ありました。 それねぇ、玉木さんスルーしたんですよスルー。都合悪いからですよ。ね?えーともう時間ないんでねぇ、私の方からザクっと言いますよ。21年8月30日だったかな?21年の8月末に解散総選挙の選挙がありました。政権交代選挙です。21年8月末です。 豊中が、初めて、豊中が初めてこの土地の話を航空局に持ち込んだのはいつですか航空局わかりますか?私から言おうか?面倒くさい?じゃあ僕から言うから合ってるかどうか確認してね? 21年8月末の総選挙の直後、政権交代が決まった後、21年の9月11日に豊中市が航空局に案件を初めて持ち込みました。4日後の21年9月15日に航空局は近財に話を持ち込んでます。その3日後に辻元清美さんは国交副大臣になってます。ね?そして半年かけて調整がいろいろあって、22年の3月12日にこの金額が決まってる、こういうスケジュールはだいたい合ってますね?だいたいっていうのは正確ですね?」 佐藤航空局長「お答え申し上げます。委員ご指摘の通り平成21年9月11日に豊中市が大阪航空局に対し普通財産買受要望書を提出致しました。で、9月15日に大阪航空局から近畿財務局に対しその土地の処分の依頼をしてございます。で、翌平成22年3月10日に豊中市がその土地を購入したということでございます」 足立「つまりね、この森友学園の問題はみんなで、国も府も一緒になって新しい私立小学校を作ることに、出来るだけ行政サービスですね?いや僕もやりますよよく。役所に電話し『これ白だろ?白だったら早く白にしろよ』と言って電話します。黒を白にしろとは言いませんよ?ねぇ?お金貰って黒を白にしろというのはダメです。やってる人いませんよね? 白なのに、行政が滞ってた時に『早くやったれよ白だろ』と。あるいはこんなのも多いですよ?行政が黒だと言ってる奴を地元からもらいます。それを見ると同じものが白で処理されてることがあるんですよ。行政なんてそんなもんです。『これが白ならこれも白だろ』と言って行政を殴ると、すぐに課長が飛んできて『白でした』って言って進むわけです。こんなことはねぇ、僕ら国会議員の事務所だったら1日に100件くらいやってますよ。」 委員長「足立議員質問をして下さい」 足立「ああ質問します。でね、だからね、結局ね、9-8=1が疑惑じゃないんです。これはよくやったと。みんなでよくやった。いい話、美談なんですよ。疑惑は隣の野田中央公園でしたか?あれ14.2億の売却価格これも言ってましたよ玉木さんが。ね?14.2。14.2っていうのはね、実は豊中市が周りの土地を色々調べてこれくらいで札を入れようと言ってやったんじゃないですよ?これは随契ですから見積もり合わせということで相対で調整したわけです。 その時に豊中市は14.2という価格を入れました。でも何で14.2になったか知ってます?国交省の7.1億の1/2補助制度これはずっとあります。そこに加えて先程から話題になっている臨時交付金が6.9億つくから、足し算をして2千万だけ積んで14.2にしたんです。これは国の補助制度が作った数字なんですわかります?国の補助制度が作った数字なんです14.2。いいですねこれ国交省ええと内閣府だ、内閣府僕の、私の仮説はええとそうだとは言わないと思いますが否定できますか?」 内閣府青柳地方創生推進事務局審議官「(答弁に立とうとしたところで足立議員から「否定出来るかどうか!」)えー、お答え致します。あの地域活性化公共…(足立「いいよ!否定出来るかどうか」)否定というか事実関係をちょっと申しあげさせて頂きますが(足立「ちょっと圧縮して圧縮して」)あの、この公金、豊中市に関しましては、野田中央公園の他にもですね文科省所管の小中学校の耐震補強、それから単独事業、に係る地方負担分も対象として限度額が全体で9億9,701万円ということであの交付金をジュゾウ?しております。その内の6億9,000万円が野田中央公園に充当されたということで地方負担額は他にも文科省の関係などで(足立「だから否定…委員長!」)」 (審議官、答弁終えて席へ戻ろうとする。足立「いいよだから事実関係は全部知ってんだから。私の仮説は否定できますかと言ってんだよ」委員長「足立君、委員長の許可貰って下さい」) 青柳審議官「お答え致します。事実関係としては(足立「もういい。委員長いいです」)今申し上げた通りです」 足立「(苛立って)おい答弁しろよちゃんと。あのね、今言われたようにいくつか事業があります。これね、またじっくり時間がある時やりますけどね、明らかに、ね?国がお金をバラ撒くわけです。そのお金を豊中市は使い切れないんですよ。それぐらい配ってるんですよ。でいくつかの事業にこうハメていったんだけど、残ったお金が6億9千万です。いいですか?これねぇ僕の仮説ですよ?でもね、否定…またじっくりやりましょう時間ないんでね。 要は9.9億円のお金を上限として、9.9億円のお金を上限として辻元清美副大臣も閣内にいる、政府の中にいる民主党政権の時にですね、9.9億円を配ると決めたんですよ。これ決めたのは民主党政権ですよ?繰り返し言いますけど。でその9.9億円を使える費目は限られてますから、豊中市はこれに張り付けて、あと残り2つの事業があります大きく言うと。その2つの事業に張り付けたわけですよ。そしたら6.9余ったんです。余ったんです。 でその6.9を先程の1/2補助制度と6.9。まず6.9が出来たわけです。6.9使い切ってしまわないと勿体無い。でその6.9に1/2補助制度を合わせて、ね?丸めると1/2補助制度の7、14ですよ。でじゃあ、タダで貰うのもカッコ悪いから2千万だけ積んで14.2で札を入れたんですよ。私はこういう臨時交付金制度はおかしいと思いますが内閣府どうですか?」 青柳審議官「お答え致します。えー、ちょっとあの1点事実関係を申し上げますけれども(足立「もういいや!あなたいい!もう!委員長!」委員長「ちょっと待って。答弁!答弁!」足立「時間ないんでもういい!もういい!」)豊中市から実施計画の申請を行なっておりまして、その時の公園に係る総事業費は15億455万円ということで申請を頂いております」 足立「だからね、その申請というのは、出来るだけ大きく申請すんですよ自治体っちゅうのは当たり前だろもう事前にそんなことは全て事前調整でやり取りしてるから、あんたいらないこと喋らなくていいんだよ。聞いたことを答えなさい聞いたことを。 それで、私がなぜこの問題に拘るか。要すればね、民進党はこの14.2を取り上げて1.3はおかしいとさっきから喧伝してる。でもこの14.2という数字は地域の実勢から出てきた数字じゃないんだって言ってるんですよ私は。これは補助制度が作った人工的な数字なんです。いいですか? でこの数字を、ね?野田中央公園でドーンとぶち上げたのは、このへんはもう辻元清美議員の庭みたいなとこですから。辻元清美議員の庭みたいなとこで、その土地の地価を上げたかったんですよ地価を。これで地価上がってますよ?いいですか?この土地で、この土地が14.2億円で取引されたわけですよ。これはこの地域の地価を上げたかったんですよ。いいですか?全てヤラセです。 私に言わせれば、野田中央公園の14.2億円は壮大なるフィクションですこれは。国と府の補助制度が作り出した壮大なるこれはあの、ヤラセです。そして、森友学園の問題はそれに付随して出てきて、地元の、ね?あのー、いいですか?この問題を最初にぶちあげた木村さんていう市会議員いましたね?木村さんやったっけ?木村さんていう豊中の市会議員。あの人はね、テレビでですよ?テレビ局が放送する番組で、森友学園の小学校のことをえー、(委員長から急かされ)兎に角ね、酷い人たちなんですよ。だから、あっ、酷いことをやってる人たちなんですよ。だから是非皆さんね、この問題は森友学園の問題ではなくて、野田中央公園こそ疑惑のど真ん中にあるということを、辻元清美議員の疑惑をこれからも追及していくことをお誓い申し上げて質問を終わりますありがとうございます」 […]
Read More玉木雄一郎議員今度はツイートを流した時刻に「国会中なのでは?」の疑問で続く炎上が収まり見せず
炎上が続いている民進党の玉木雄一郎議員が今度は3月29日に流していたツイートに批判が寄せられているようです(画像はTwitterより)。 これは玉木議員が3月29日の11:42に流していたツイートで、国会で議論されている谷氏のFAXについて語っていたもの。 「昭恵夫人付の谷氏に全ての責任を負わせようとする政権の姿勢は許せない。本日の国会でも取り上げたが、谷氏が送ったFAXの送信日時は、2015年11月17日17時04分。明らかに勤務時間内。これを谷氏の個人的な行為とするのは無理がある。」 疑問視されているのがツイートの発信時刻で、11:42はまだ委員会の開会中だったのではないかとの指摘が出ているのです。 玉木議員が出席していた国土交通委員会では玉木議員の他に日本維新の会・足立康史議員も質疑に立っていましたが(関連記事参照)、委員会の開会は午前9時でした。そして衆議院のインターネット審議中継はこの委員会について3時間7分行われていたことから、玉木議員がツイートを流していた時刻が委員会の開会中であった可能性は拭えません。 ツイートに対して寄せられているコメントの中にも「話聞いてます?」という問いが投げられていますが、玉木議員は委員会中にツイートを流していたのかそれとも既に退席していたのかとして話題になっている形です。 また玉木議員がツイートでFAXが勤務時間内であった点を問題視している点と絡めて冷ややかな声を浴びせる人もおり、辻元清美議員の記者会見を巡って芽生えた玉木議員への不信感と嫌悪感が浮き彫りとなっているため、今回のツイートについて落ち度はなかったことを示す玉木議員からの説明が待たれています。 民進党では1月30日にも蓮舫代表が国会開会中にツイートを流していたのではないかとして炎上、その後「私は公務もあり離席しましたが、その間のツイートに過剰反応するツイートに愕然」と批判し返す展開で更にバッシングを浴びるという展開がありましたが、今回の玉木議員はどのような説明に及びどんな展開になっていくでしょうか。 「このツイートは国会開会中ではないですか?」 「これ国会の質問時間中じゃないのかな?」 「委員会中にツイート??随分自由なんですねぇ」 「足立議員の話、聞いてます??」 「お前のツイートがブーメランになってるぞ」 「ツイートも国会議員の仕事のうちなのか?」 「蓮舫が国会中にツイートして炎上したの忘れたのか?」 「開会中にツイートかよ納税者舐めてるだろ」 「自分の質疑が終わったら退席してるのそれとも議場で?」 「不思議な時間にツイートしてるんですね」 「勤務時間中だって私的な連絡くらいするだろ」 「くだらないことで国会を空転させすぎだよ」 「だから何だっつーんだよ難癖ばっかり」 「民進党の感覚は日本人とかけ離れすぎ」 「騒いで炎上させようとするのもうやめろよ」 「マジでしつこい。うっとおしい。いい加減にしろ」 「ホントに嫌がらせが大好きなんだな民進党は」 「谷さんをお前ら野党の私利私欲に利用しようとするな」 韓国は、いつから卑しい国になったのか(祥伝社新書) 著者豊田 有恒 価格¥ 842(2017/03/29 19:42時点) 出版日2017/04/01 商品ランキング330,487位 新書ページ ISBN-104396115024 ISBN-139784396115029 出版社祥伝社
Read More野党が配布を拒んだ「籠池妻メール」に書かれていた民進党・辻元清美議員に関する内容とは
自民党が3月24日に公開した、安倍昭恵さんと籠池理事長の妻が交わしたメールの内容が明らかになり、大きな反響を呼んでいます(画像は辻元議員のWebサイトより)。 籠池妻メール配布に反対した野党に批判 公開されたのは2016年8月からつい最近までのやりとりで、籠池理事長の妻が次第に追い込まれていく様子がわかる他、安倍昭恵さんが100万円や謝礼について否定している発言が見られており、全体を通すと安倍昭恵さんが一定の距離を置いた関係に留めているとの印象を受けるものでした。 これが話題になっている理由は、自民党の西田昌司参院議員が24日の参院予算委員会で配布しようとしたところ、野党側がこれを拒否したと報じられているのが直接的な理由で、「なぜ反対するのか」「公開してもしなくても文句か」などと野党側の姿勢に強い批判が相次いでいますが、更に注目すべき点がその内容に含まれていることがわかったことにより大きな話題に発展する兆しを見せています。 既に各紙が交わされたメールについて紹介していますが一部のみにとどめているケースが多く、詳細を読むと籠池理事長の妻が民進党の議員の特定の議員の名前を何度も挙げて非難している上に、仮に事実であれば問題視されかねない発言が含まれているためです。 「民進党」と「辻元清美」 この部分については3月24日の午後、産経ニュースが詳細を掲載しましたが、午前の段階である新聞社が一度ネット上に公開したものの、すぐに削除して一部公開に切り替えたという経緯があったため早いタイミングから一部で関心事になっていました。その理由は籠池理事長の妻が民進党や辻元清美議員の名前を出して批判していた点を含んでいたからです。 籠池理事長の妻は民進党や辻元清美議員の名前を何度も出して不快感を露わにしていましたが、中でも核心とされる部分は3月1日のメールで、辻元議員が森友学園の建設現場に作業員を差し向けマスコミの前で話をさせた、と語っている箇所です。 ・「辻元清美が幼稚園に侵入しかけ 私達を怒らせようとしました嘘の証言した男は辻元と仲良しの●●●●●の人間でしたさしむけたようです」 ・「その三日だけきた作業員が辻元清美が潜らせた関西なんとか連合に入っている人間らしいです作業員はわからないくせにマスコミにいわしていたそうです」 ・「下請け業者の社長は現場もマスコミに写し全くうめてないことをしっていて三日だけきた作業員を辻元清美は送り込みました」 ・「辻元清美生コンをみればある関西こうえき連合の人間をマスコミに出し社長の言い分はのせなかったそうです 国会議員の犯罪じゃないですか」 勿論、これが事実であるという保証はなく、籠池理事長の妻による発言に過ぎないという点に注意は必要ですが、100万円の寄付疑惑にせよ森友学園側の一方的な主張が国会に持ち込まれ大問題になっている展開に照らせば、真相解明を図るべきとの声は大きく、またこれをメディアが積極的に取り上げようとしない場合には問題だとする声も上がり始めており、ここへ来て民進党側に新たな疑惑が浮上かとネットは色めき立っています。 「辻元が作業員潜り込ませて嘘の証言って??」 「辻元清美どーすんだこれ」 「これは辻元清美ピンチに追い込まれてしまうのか」 「そう言えば最近辻元出てこなくなってたな」 「とんでもないこと書いてあるな」 「裏取りされたら辻元ヤバいけどどうなるんだろ」 「事実なら報道してたマスコミにも飛び火しそう」 「このブーメランはでかすぎる」 「マスコミがこれをどう報じるか見極めないと」 「民進党のネクスト内閣が2つ吹っ飛びそうだな」 「これを掴んでた自民はとっくに対策してるんだろうな」 問題の箇所に書かれていたのは 産経が公開した詳細から抜粋するとこんなことが書かれていたとされています。 2017年02月21日【籠池妻】 「民進党議員団が私達を追いかけ集団タクシーで家や幼稚園に来ました」 「今は辻本清美学校にいったようです」 2017年02月25日【籠池妻】 「私学審議会の座長は民進党の議員とマスコミが非公開をきかず 保身で会見し 役人もなぜか出した書類がもれてました」 2017年02月28日【籠池妻】 「辻元清美共産党今はぐっと辛抱です(笑)民進党の議員はおもしろがって 先生方に近より 怒らせようとして ニタニタ笑いながら 幼稚園に侵入するので びっくりする子達をみて 笑うのだそうです」 2017年03月01日【籠池妻】 「辻元清美が幼稚園に侵入しかけ 私達を怒らせようとしました嘘の証言した男は辻元と仲良しの●●●●●の人間でしたさしむけたようです」 「その三日だけきた作業員が辻元清美が潜らせた関西なんとか連合に入っている人間らしいです作業員はわからないくせにマスコミにいわしていたそうです」 「下請け業者の社長は現場もマスコミに写し全くうめてないことをしっていて三日だけきた作業員を辻元清美は送り込みました」 「辻元清美生コンをみればある関西こうえき連合の人間をマスコミに出し社長の言い分はのせなかったそうです 国会議員の犯罪じゃないですか」 籠池妻メールから浮上した「辻元清美議員の疑惑」は追及されるべき? 追及の必要がある 追及の必要はない その他 民進党(笑)。 – さようなら、日本を守る気がない反日政党 – (ワニブックスPLUS新書) 著者赤尾 由美 価格¥ 896(2017/11/16 22:33時点) 出版日2016/08/24 商品ランキング119,810位 新書191ページ […]
Read More「認可や払下げに関与なら辞める」だった首相に蓮舫代表「寄付が事実なら辞職判断を」?発言が波紋
森友学園の籠池理事長が安倍首相からの寄付に言及したことを巡って民進党の蓮舫代表が「議員をお辞めになると答弁していた」と首相の過去発言を持ち出したことが波紋を呼んでいるようです(画像は民進党より)。 「寄付事実なら辞職を」? これは3月16日の夕方、スポーツ紙がこう報じていたことが広がっている影響もあるようです。サンスポは蓮舫代表の記者会見での発言について「民進・蓮舫氏、「森友へ寄付金」事実なら安倍首相は議員辞職を」というタイトルで伝えていました。 安倍首相はこれまでにも寄付金集めへの関与について否定していましたが、今回の発言が取り沙汰される理由は議員辞職に言及していた際の条件が小学校の認可や国有地の払い下げに関与していたら、というものであったため、「寄付していたなら辞職だ」との解釈はおかしいのではないかとの異論が出ているためです。 蓮舫代表は「仮定として総理が寄付をした学校法人の名誉校長が総理夫人で、国有地が不当に安く払い下げられていたとすれば大問題」と指摘した上でこう述べていました。 「この仮定が仮に事実であればこれまで国会答弁で総理は『自分は関与はしていない。関与が明らかになった場合には総理も確か議員をお辞めになる』というような答弁をされていましたので、当然そのようなご判断をされるに値することになると思います。」 蓮舫代表の発言に対応する記者の質問は寄付が確認されれば「総理が寄付をしていた学園ということで意味合いが変わってくるため財務省も少なからず影響を受けるんじゃないか」という論旨であったため、蓮舫代表の発言は財務省が忖度した可能性がより強くなるのではないかという意味からだったと見られるものの認可や払下げへの直接の関与を示しているとは言えないことから、仮定としての寄付が事実であれば関与したということになる、という主張は少し強引ではないのか、との受け止め方が多くこれが是非を巡っての議論につながっているようです。 安倍首相の発言は 安倍首相は2月17日の衆議院予算委員会で民進党の福島伸享議員から森友学園との関係について問われた際、「辞める」について2度言及していましたがいずれもその条件としては「認可あるいは国有地払い下げに関わっていたら」というものでした。 「私や妻がですね、認可あるいは国有地払い下げにですね、勿論事務所も含めて一切関わっていないということは明確にさせていただきたいと思います。もし関わっていたんであればですねこれはもう私は総理大臣を辞めるということでありますから、はっきりと申しあげたいとこのように思います」 「いずれに致しましてもですね、繰り返して申し上げますが私も妻もですね、一切認可にもですね、あるいは国有地の払い下げにも関係ないわけでありまして(中略)繰り返しになりますが私や妻が関係していたとなればこれはもう、まさに総理大臣も国会議員も辞めるということははっきりと申しあげておきたい」 蓮舫代表に寄せられるコメント 「寄付したら辞任って安倍言ってたっけ?違うだろ」 「払い下げに関わってたらってのがなぜ寄付にすり替わるのか」 「都合よく解釈しちゃうんですなぁ野党第一党の党首様は」 「脳内で勝手に変換してんじゃねーよ」 「証明するのは安倍じゃなくて籠池の方だろうが」 「寄付の何が悪いのか。二重国籍のほうがよっぽど問題だ」 「安倍首相を辞めさせたくて必死だな蓮舫」 「政治家が寄付して叩かれてんのか。野党議員は寄付しないのか?」 「そもそも寄付が何故ダメなのかってところから蓮舫は説明しろ」 「蓮舫が説明を求める時点で既にブーメラン」 蓮舫代表の記者会見における発言 記者「仮定の話にはなるんですけど、もしこの発言(籠池理事長による安倍首相からの寄付発言)が事実だとして確認が取れた場合と言うのはですね、総理が今まで国会で『夫人を通して知り合っただけで、名誉校長であればそれを忖度して財務省がそんなことをするのか、そんなことはない』と言っていた答弁が、総理が寄付をしていた学園ということになると意味合いが変わってきて、財務省も少なからず影響を受けるんじゃないかと思うんですけれども、仮定の話ではあるんですけれどももしこれが事実だとするならば今までの総理が言ってきた答弁との食い違いについてどのようにお考えでしょうか」 蓮舫「全て仮定なんですが仮定として総理が寄付をした学校法人、でこれが事実としてそこの学校法人の名誉校長は総理夫人。そこに事実として国有地が不当に安く前例のない手段で払い下げられたということになれば、これは大問題です。この仮定が仮に事実であればこれまで国会答弁で総理は『自分は関与はしていない。関与が明らかになった場合には総理も確か議員をお辞めになる』というような答弁をされていましたので、当然そのようなご判断をされるに値することになると思います。だから事実かどうかをまず確認するためにしっかりと両当事者が揃う国会において総理・籠池理事長に私たちは質問をさせて頂きたいと思います」 池上彰の中学生から考える選挙と未来 (知っておきたい10代からの教養) 著者池上 彰 価格¥ 1,404(2017/03/17 10:22時点) 出版日2017/03/17 商品ランキング168,740位 単行本167ページ ISBN-104799902016 ISBN-139784799902011 出版社文溪堂
Read More自衛隊への暴言で炎上の宮古島女性市議の過去発言が話題に「無防備なら中国が攻撃するメリットない」
「米軍から訓練を受けた陸上自衛隊が来たら絶対に婦女暴行事件が起こる」などとSNSで発言し炎上している宮古島の石嶺香織市議による過去のツイートが取り沙汰されているようです(画像はTwitterより)。 3月9日に投稿された「暴言」は既に撤回され石嶺議員は謝罪していますが、非難の声は収まっておらず影響が続いているようです。現地の宮古毎日新聞によると宮古地区自衛隊協力会が石嶺議員の発言を自衛隊に対する侮辱的発言だとして問題視しており、「法的措置も視野に今後の対応を検討する」と表明していると言いますが、石嶺市議は「基地を造らせたくない」「自衛隊に精神的におきな負担を強いられるような訓練をしてほしくない」などと語っているとしており、自衛隊への批判的な姿勢は変わっていないようです。 そうした中、石嶺議員が1月にTwitterで行っていた発言にも注目が集まり始めているようです。これは1月下旬に当選した石嶺香織氏が市議になる前のタイミングで行っていた投稿でしたが、基地建設反対を掲げて出馬表明をしていた石嶺氏に対し「基地反対なら中国の脅威にどうやって対抗するのか」と尋ねた人物に対し、石嶺氏がこう語っていたというもの。 「中国の脅威を前提に話されていますが、無防備の宮古島を中国が攻撃するメリットはありません。そんなことをすれば、中国は国際社会の中で生きていけなくなります。」 「万が一上陸してきたとしても、文民しかいなければ攻撃する理由もないし、攻撃することはできません。軍隊がいれば攻撃します。その時文民と軍隊の区別はつきません。宮古島が島民を巻き込んだ戦場になります。」 質問者は石嶺氏に「それは侵略、占領を意味するのでは。竹島が良い例だ」と反論していましたが、石嶺氏は自衛隊がいれば戦争になる、と主張していました。 「では武器を持った自衛隊がいたらどうなるのですか?どちらにしろ、住民を巻き込んだ戦争になります。沖縄戦の再来です。」 石嶺氏の当時の発言に触れる人は今回の炎上で増加しており、自衛隊がいなければ攻撃されないとの論理が「侵略されたら丸腰で占領されればいいと言わんばかりだ」との解釈につながっていることから、厳しい声が改めて寄せられています。 「あなたのような人でも自衛隊の皆さんは非常時に助けてくれるのですよ」 「こんなお花畑丸出しの持論展開できるのも自衛隊が頑張っているからだ」 「こちらが武器を持ってるかどうかなんて相手に関係ない事でしょう」 「無防備なら安全というなら警察も不要だし家に鍵かける必要もないよね」 「文民なら何もされないと思ってるのか?考えが甘すぎる」 「平和ボケが極まってるな。国際情勢知らないの?」 「宮古島を攻撃するメリット?排他的経済水域って知ってる?」 「仮にも議員ならもっと歴史を勉強すべきなのでは」 「こういう人間は自衛隊に助けてもらっても「職務だから当然」とか言いそう」 「チベットが良い例なのでは?違うと言うなら説明して欲しい」 「ウイグルやチベットを見れば考えが破綻していることは明らか」 基地反対運動は嫌いでも、沖縄のことは嫌いにならないでください (ワニブックスPLUS新書) 著者知念 章 価格¥ 950(2017/03/15 13:21時点) 出版日2017/03/08 商品ランキング7,539位 新書255ページ ISBN-104847065840 ISBN-139784847065842 出版社ワニブックス
Read More「沖縄の基地反対運動に極左暴力集団が確認されている」和田政宗議員の質疑に警察庁が明言し反響
3月9日の和田政宗議員による参議院内閣委員会で沖縄の反対運動に過激派が入り込んでいると警察庁が答弁する一幕があり、注目を集めています(画像は参議院より)。 政府が明言「沖縄反対派には極左暴力集団」 年始からの「ニュース女子」問題で関心が高まっている沖縄における基地反対運動ですが、3月9日に自民党の和田政宗議員が自らの体験から警察庁に対し基地反対運動に過激派が入り込んでいる形跡があるのかと尋ね、警察庁警備局長がこれを肯定するという形で答弁が引き出されていました。 和田議員は沖縄で基地反対派が道路用地を不法占拠したりテントを立てて居座っているなどの例を挙げた他、自身も反対運動の現場を訪れた際に同行者らと共に暴力行為を受け被害届を出した経験を語り、「暴行によって政治活動や言論活動を妨害する。都合の悪い発言は暴力で潰すとは過激派のようだ」と暴力行為に訴えた反対派を厳しく批判するとともに、警察庁に対し暴行事件がどれだけ発生しているのか質問します。 警察庁はこれに対し、政府職員への暴行で7名が逮捕されている他、違法行為での検挙数が2年間で32件、41件の逮捕に及んでいると答弁しますが、酷い状況について和田議員は「基地反対運動に過激派が入り込んでいる形跡はあるのか」と再び質問。 答弁した警察庁の松本警備局長はここではっきりと「極左暴力集団も確認されている」と明言していました。 松本警察庁警備局長「お答え致します。沖縄の基地反対運動を行っている者の一部には、極左暴力集団も確認されていると承知しております」 和田議員はこの発言に対し「凄い答弁と言うか初めての答弁が出てきた」と評価するとともに今度は松本国家公安委員長に対してどのように対処していくのか問いますが、これには常識的な回答が返ってきたものの、警察庁が明確に「沖縄での基地反対派には過激派が含まれている」との見解を示した点が反響を呼んでいるようです。 和田議員らの発言 和田「基地反対運動に過激派が入り込んでいる形跡はあるんでしょうか」 松本警察庁警備局長「お答え致します。沖縄の基地反対運動を行っている者の一部には、極左暴力集団も確認されていると承知しております」 和田「これはまぁすごい答弁と言うか初めての答弁が出てきたと思うんですが、極左暴力集団。所謂過激派が基地反対運動の中に入り込んでいるということです。極左暴力集団というのは過去、気に食わない相手に暴行を加えるだけでなく、殺人やテロも行っている集団なわけです。そうした集団が沖縄の基地反対運動に入り混んでいるというのは、これは極めて恐ろしいことだというふうに思います。 ただ我が国は法治国家ですから、それを手をこまねいて見ているわけにはいきません。そこで国家公安委員長にお聞きを致します。実際に基地反対活動家によるひどい暴力行為がありましたし、過激派が入り込んでいるわけですから、今後も活動家による暴力行為が続く恐れ、更にエスカレートする恐れもあります。どのように対処していくのかお答えを願います。 松本国家公安委員会委員長・内閣府特命担当大臣「えー警察におきましては警備の現場で安全確保と秩序維持の観点から適切に対応することとしておりまして、その過程で違法行為が認められた場合には法令に基づきまして検挙等の措置を講じるなど適切に対処していくものと承知しております」 和田「私も沖縄基地反対運動の現場、いくつか行ってまいりましたけれども本当に警察の方々は困難な状況の中でしっかりとおやりになられてると私も認知をしております。不足の事態が起きないよう尚一層、力を入れて頂ければという風に思います。繰り返しますけれども基地に対する反対運動自体はこれは憲法上も認められていることですし、米軍基地に対して快く思わない人もいるでしょうから、その運動自体が存在することをとやかく言うつもりはございません。ただ平和の名のもとに行われている基地反対運動が、暴力的なものとなっているところがあり、そこに過激派も入り込んでいる。反対運動をするのであれば合法的に建設的に活動してもらいたいと願うばかりでございます」 基地反対運動は嫌いでも、沖縄のことは嫌いにならないでください (ワニブックスPLUS新書) 著者知念 章 価格¥ 950(2017/07/13 09:15時点) 出版日2017/03/08 商品ランキング101,236位 新書255ページ ISBN-104847065840 ISBN-139784847065842 出版社ワニブックス
Read More蓮舫代表が世耕経産相にグラフの間違いを指摘された上「間違ってるパネル下げろ」と叱られる
3月6日の参議院予算委員会で、原発の再稼働問題を取り上げていた民進党の蓮舫代表が、用意したグラフが間違っていると世耕経産相に指摘されるという場面がありました(画像は参議院より)。 蓮舫代表のグラフに世耕経産相が間違い指摘 これは蓮舫代表が総発電電力量だとして用いたグラフを使って「2012年に立てた2030年目標が15年前倒して2015年に達成されていた」と発言した際に使ったグラフについての出来事で、蓮舫代表がこの主張を元に原発発電量の半分を節電や再エネ増加分で賄ったことになるとしてこの傾向を更に加速させ「自然立国を目指そう」との論をぶった際に起きていました。 答弁に立った世耕経産相は「このグラフはちょっと誤解があると思いますよ?」と指摘すると、何が間違っているのかを説明。それによると蓮舫代表のグラフは「総発電量」と「大手電力会社10社の合計値」を混同しているというのです。世耕経産相は「同じベースで比較しないとおかしいですよね」と語ると、蓮舫代表に「(同じベースで比較するとどうなるのか)逆に教えて頂きたい」としつつ「もう私答えわかってますから」と皮肉交じりに「まだ野田内閣の目標には達してません」と蓮舫代表の論の前提となっていた部分を否定してしまいます。 すると蓮舫代表は指摘された点には触れずに岡山のバイオタウン構想の話を始め誤ったデータだとされた点をスルーしていましたが、その後再び答弁に立った世耕経産相は自分が間違いだと指摘したグラフのパネルを出し続けているとして「あの、お答えする前にそのパネル下げて頂けない間違ってますんで。データが。すいません」と少々苛立った様子を見せていました。 世耕経産相の指摘部分では議場から笑い声が聞こえるなど、蓮舫代表にとっては少々恥ずかしい展開だったと言えそうです。 蓮舫代表と世耕経産相のやり取り 蓮舫「2012年に立てた2030年目標、実は2015年に既に達成されました。これは総発電電力量です。15年前倒しで目標をクリアした。日本はわずか5年間で2010年における原発発電量の半分程度・原発27基分を節電・再エネ増加分で賄ったことになるんです。大変な努力と技術力の向上の成果だと思ってます。むしろ日本として誇った方がいいと思っています。だから我々は、新しい自然立国を目指して、もっとこれを少なくしていこうと。ところが、政府の基本、長期エネルギー需給見通しを見ると、むしろ増やしているんですね。2030年は21%増やす。これは総理、何故でしょうか」 世耕「あのぅ先程から数字の責任とか、数字を正確にとおっしゃってますが、このグラフはちょっと誤解があると思いますよ?(蓮舫代表の用いたグラフの間違いを指摘。中略)で、これで野田内閣が作った目標を既に下回っているという説明をされてますが、えーこれは、こちらの2015年実績と、蓮舫議員が指摘されている数字はこれは大手電力会社10社の合計値ですよ?これ、同じベースで比較しないとおかしいですよね。2010年は総発電量ということは、再生可能エネルギーも自家発電も全部入ってる。一方で2015年の実績と仰ってるのは大手電力会社のデータを足しこんだだけ。これでは比較のしようがないわけであります。これ正確に、どういう数字で仰っているのかお答え、(議場から笑い声)逆に教えて頂きたいと思うんですが、もう私は答えわかってますから、2015年実績を総発電量ベースでやれば、1.01兆キロアワーであります。まだ野田内閣の目標には達してません。(以下略)」 (蓮舫代表、間違いの指摘には触れず岡山のバイオタウン構想の話を始め、安倍首相に考えを求めるが再び世耕経産大臣が答弁) 世耕「(少し苛立った感じで)あの、お答えする前にそのパネル下げて頂けない(ですか)間違ってますんで。データが。すいません(以下略)」 日本に絶望している人のための政治入門 (文春新書) 著者三浦 瑠麗 価格¥ 842(2017/03/06 19:34時点) 出版日2015/02/20 商品ランキング8,649位 新書256ページ ISBN-104166610104 ISBN-139784166610105 出版社文藝春秋
Read More森友学園問題の裏に土地売却と認可両面で暗躍したフィクサー的存在?「委員会」出演者が見解
3月5日の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」で、森友学園への土地売却と小学校の認可について更に別のフィクサー的な存在があるのではないかとの疑問が呈されていました(画像は番組Webサイトより)。 森友問題の背後にフィクサー的存在? これは「隠蔽リアル!?『森友学園』問題最大の疑問は?」という問いを番組が投げかけたのに対し、パネリストの一人だった東海大学の末延吉正教授が「大阪の政治風土を熟知したフィクサー?」としてその可能性に触れる中でのやりとりの中で出てきたものでした。 森友学園が開校を希望していた小学校への土地売却と認可手続が同時並行的に進んでいた経緯を取り上げ末延教授は「認可と払い下げを同時にやるなんてことはね、こんなウルトラCは普通出来ないですよ」と疑問を呈し、まだ明らかになっていないフィクサーの存在があるのではないかとの仮説を提示します。 経済ジャーナリストの須田慎一郎氏もこれに同意、森友学園問題は国有地購入問題だけに焦点を当ててはその本質・実態が見えてこないと指摘し、土地と認可両方の問題について「職務権限がいろんなところに渡っていて、それを全部微妙に合わせていくっていうね、それこそフィクサー的な存在の人がいないと」と末延教授と同様の見解を示すとともに何者かの関与の可能性に触れていました。 須田「両方できる、つまり職務権限が(「大阪府と財務省、両方ですよ」)それからあと国務交通省と航空局。それを全部熟知していてそれを同時並行的に進めていけるっていうね、そういうようなフィクサーというかグループというか人達というかね」 末延教授と須田慎一郎氏はそれぞれ、「フィクサー的な存在」について何らかの情報を持っているのか、須田氏はある人に聞いた所「須田さん、それやるとね、命が危なくなる」と言われたといいます。これを受ける形で辛坊治郎氏がある首長から「辛坊さん、必ず政治家か暴力団が関与しないとこんな取引は絶対ムリだ」と聞いた話を紹介すると須田慎一郎氏は「もうひとつある」と匂わせようとしますが「もうひとつ」とはっきりと語らなかったためか、末延教授が引き取る形で「ある種のジャクシャノトウカツ(ソウカツ?ドウカツ?)みたいな」(一部不明瞭のためカタカナ表記)。 この話はこれ以降深く掘り下げられることはなくここで終了していましたが、その後別の場面では森友学園の財政基盤が弱いという話題から大阪市立大学大学院の朴一教授が「大阪府の審査に今回どこかから大きな圧力がかかって甘すぎる」と述べ、やはり何らかの圧力の存在を前提に考えている様子を窺わせています。 注目される部分の発言 (鴻池議員が依頼を断った後に森友学園側が政界への影響力を持っていたとした場合について) 末延「他にももしフィクサーがいるっていう設定をすればですよ?地元の状況がよくわかってる。国の土地の払い下げなんて各地でそうですが既得権で、役所が面倒だから受けてしまうような構図そのものを仕組める人、そういうことがよくよくわかった人でなければこんなことは、認可と払い下げを同時にやるなんてことはね、こんなウルトラCは普通出来ないですよ」 須田「今回『国有地購入問題』って設定になってるじゃないですか。これだけ見てたんじゃ実態が見えてこないんですよ。つまり学校法人認可の話とワンセットで見ていかないと。つまり針の穴に糸を通すかのようにね、ものすごく精緻に緻密にこの話を詰めていく。つまり殆ど金がない状況の中で学校を作るためにはどうしたらいいのか、っていう問題なんですよ。2014年の10月にそもそも学校法人認可の申請をするんですよね。で、その年の12月に保留されるんですよ。で、その状況ではまだ土地は持ってないんですよね。ところが大阪府は私学審という審査をするところに対して、将来的に土地の購入が見通せますというふうなことを。なんでこんなこと言えるの?と。だってまだ財務省は動いてないんだから。で、こんど財務局の方に取材をしてみると『いやいや、学校法人認可が下りるんだから土地を売って下さい』みたいな、そんな話になってるんですよ。職務権限がいろんなところに渡っていて、それを全部微妙に合わせていくっていうね、それこそフィクサー的な存在の人がいないと」 末延「これ朝日新聞がバーンと行ったでしょ?朝日が恐らく考えたのは、安倍さんの奥さんの名前があったからでしょ。つまり政局的判断で、攻めれない野党がダメな時に『こんなのがあるよ』って形で考えたと思うんですよ。でもそういう構図は考えられないんですよ。何故なら消費税をあんだけ先送りしている安倍さんが、財務相に借りを作るようなこんな馬鹿馬鹿しい話をやる筈がない。だからあそこまで、『そんなことがあれば辞職する』って言ってる。自信を持っていってるのはそういう意味ですよ。だから全然構図の立て方が違う方へ走ってる」 須田「鴻池さんもね、学校法人認可のところに入っていかなければ、やっても意味ないんですよ。土地だけ貰っても意味ない話だから。だから両方できる、つまり職務権限が(「大阪府と財務省、両方ですよ」)それからあと国務交通省と航空局。それを全部熟知していてそれを同時並行的に進めていけるっていうね、そういうようなフィクサーというかグループというか人達というかね」 辛坊「誰?」 須田「そこをね、『誰?』って僕ある人に聞いたの。『須田さん、それやるとね、命が危なくなる』これホントに言われたの。」 辛坊「私もね、こないだね、先々週かな大阪のさる大きな自治体の首長と話してたんですよ。ね?でそりゃまぁ今回鴻池さんの名前なんかがでる全然前の話。『どう思いますこれ?』って言ったらその首長が言ったのは『辛坊さん、必ず政治家か暴力団が関与しないとこんな取引は絶対ムリだ』って言ったんですよ」 須田「もうひとつある。政治家じゃなくて暴力団じゃなくて、もうひとつ」 末延「ある種のジャクシャノトウカツ(ソウカツ?ドウカツ?)みたいな」 渡辺真理「相当もう絞られてきてるわけですよね?相当絞られてますよね?」 須田「いや全然絞られてないよ」 末延「いいじゃないテレビにも十分出たし」 (スタジオ笑) (中略) (竹田恒泰氏が「推薦者」とされていた背景についての説明から) 大阪市立大学大学院の朴一教授「財政基盤がすごく弱いんですよあの学校は。私もある学校の中高の開設に関わったんですがものすごく財政基盤をしっかりしないともたないんですよ開校してから。ところがあの学校は次の1年間のお金もあるかどうかの借入金でしてて、恐らくあの理事長は安部総理の名前をちらつかせるあるいは奥さんの名前をちらつかせる、あるいは竹田さんの名前をちらつかせて集金していってですね、それを間に合わそうとしていったんですけれども、本来なら大阪府がストップしなきゃいけないのに、開校する前提で全部認可してる。結構大阪府の審査に今回どこかから大きな圧力がかかって甘すぎるんですよ。全てが須田さんが言ったように大きな圧力を受けて認可がどんどんどんどん奇跡的に通っていって開校寸前まで行ったというのが実情」 偽装中流 著者須田 慎一郎 価格¥ 1,512(2017/11/11 09:49時点) 出版日2016/01/26 商品ランキング264,055位 単行本224ページ ISBN-104584136998 ISBN-139784584136997 出版社ベストセラーズ
Read MoreArchives
- May 2022
- January 2022
- July 2020
- February 2020
- September 2019
- July 2019
- December 2017
- November 2017
- October 2017
- September 2017
- August 2017
- July 2017
- June 2017
- May 2017
- April 2017
- March 2017
- February 2017
- January 2017
- December 2016
- November 2016
- October 2016
- August 2016
- July 2016
- June 2016
- April 2016
- March 2016
- February 2016
- January 2016
- December 2015
- September 2015
- August 2015
- July 2015
- June 2015
- April 2015
- January 2015
- December 2014
- November 2014
- October 2014
- September 2014
- August 2014
- July 2014
- June 2014
- May 2014
- September 2013
- June 2013
- February 2013