青山繁晴議員が野田中央公園を国会で取り上げ当時のメディア報道を批判「一種の誤報だと思う」
維新・足立康史議員と立憲・辻元清美議員の対立で再び関心が高まっている「野田中央公園」に関する土地売却を巡る経緯について、自民党の青山繁晴議員が11月30日の参議院予算委員会で言及、更に当時の報道を「誤報だと思う」と指摘していました。 「記者出身者として一種の誤報だと思います」 青山議員は森友学園に関する質疑の中で、森友学園の近隣土地における売却事例について会計検査院はどのように受けとめているのかという観点から会計検査院に対し見解を質す中で、給食センターと野田中央公園の事例を紹介。 野田中央公園の土地は14億2千万円で豊中市に売却されましたが、補助金や交付金によって実質的に2千万円程度だったことから森友学園への売却価格を問題視する場合には青山議員は「本当に比較するならこの2千万円と比較しなきゃいけないんです」と主張。 その前段で、野田中央公園の土地の売却価格が14億2千万円だったとして「小学校の予定地は10分の一」と報じていたメディアに対し「僕は記者出身者としても一種の誤報だと思います」と批判していました。 青山議員はメディア名には触れませんでしたが、2月9日に朝日新聞が「学校法人に大阪の国有地売却 価格非公表 近隣の1割か」として報じていたことから、これを指していた可能性もありそうです。朝日新聞は森友学園への土地売却の特異性を際だたせるためにこのように伝えていました。 朝日新聞「朝日新聞が調査したところ、売却額は同じ規模の近隣国有地の10分の1だった。」 朝日新聞「財務局が森友学園に売った土地の東側にも、国有地(9492平方メートル)があった。財務局が10年に公共随契で豊中市に売ったが、価格は約14億2300万円。森友学園への売却額の約10倍とみられる。ここは公園として整備された。」 朝日新聞のこの記事は13,000回以上Facebookでシェアされるなど当時大きな反響を呼んでいました。 青山繁晴議員の発言 青山「この森友についてもう1点。これは先程引用しました会計検査院の報告について会計検査院の院長にお伺いしたいんですけども、今、理財局長の話からも、森友が取得しようとした土地の近隣の土地、即ちこれは豊中市がひとつは部分的に購入しました。で、ひとつは給食センターを建てようとした。で、この土地はですね、森友学園が取ろうとした土地がおよそ8,800平方メートル、給食センター予定地が7,200平方メートル。公園になった土地が9,500平方メートルで、ま、違いますけれども、大雑把に言うとやや似通っていますね。一方この小学校予定地の売却価格は1億3千万円だと。これは不動産鑑定価格の9億6千万円から、平たく言えばゴミの撤去費用の見積もりを8億2千万としてそれを引いたらこうなったと。で、この1億3千万が安いってことで問題になってるわけですけれども、給食センター予定地っていうのは、地下に埋まってるゴミが、調べれば小学校の予定地より浅いです。浅いけれどもゴミの撤去費用として実に14億3千万円が見積もられている。これはこれからどうするかまだ協議中ということですね。それから公園の土地は売却価格こそ14億2千万円です。だからマスメディアは小学校の予定地は10分の一になってるじゃないかと。けしからんということで報じられたんですが、これは僕は記者出身者としても一種の誤報だと思います。というのは豊中市は国から補助金と交付金を受け取っていて、実際に支払ったのは2千万です。従って本当に比較するならこの2千万円と比較しなきゃいけないんです。これはですね、会計検査院の報告に全然ないわけじゃなくて調べた形跡はあるんだけれども、これをどのように受けとめているかについて記述がないんですけれども、出来れば委員長から見解をお聞かせ願えますか」 局長「お答え申し上げます。委員のお尋ねは豊中市における取引事例と比較した本件土地の売却価格の適正性に関するお尋ねと理解いたします。お尋ねの給食センター予定地につきましては豊中市が約7億7千万円で購入し、地下埋設物の撤去費を14億3千万円と算定したという内容の報道があったことは承知してございますが、詳細については承知してございません。またお尋ねの公園用地についてでございますけれども、国が14億2386万余円で豊中市に売却した後、土壌汚染が判明したことから賠償金が国より2328万余円支払われております。また別途、公園用地の取得を目的とする国庫補助金等、計14億262万余円が豊中市に交付されていると承知してございます。公園用地の売却額からこの国庫補助金等の額を差し引きますと委員お尋ねの実質2千万円に近い金額になるかと思われます。尚、今回の報告書におきましては学校法人森友学園に対する国有地の売却に関する算定手続きの適正性について検査を致しました結果、本件土地にかかる地下埋設物の撤去、処分概算額を算定する際に必要とされる慎重な調査検討を欠いていたと認められたことなどを記述しているところでございます」
Read More野田中央公園問題を「デマ」と否定した辻元清美議員に足立康史議員が反論「説明責任果たすべき」
日本維新の会・足立康史議員が11月29日の夜、Twitterで立憲民主党・辻元清美議員への批判を連投しています。 足立議員は11月29日の夜、辻元議員が11月17日に公開していたブログ記事「足立議員のいう『辻元清美の疑惑』は全てデマ(第三者検証証拠あり)」を添付する形でこのようにコメントをつけ反論を開始。 足立「忙しくてコメントできずにいましたが、辻元清美氏が何を勘違いしたか国対経由で私に謝罪を求めているようなので、取り急ぎ反論しておきます。詳細は追って。」 そしてその後10回以上に及ぶツイートで「野田中央公園」問題に言及しています。「野田中央公園」問題については3月28日に産経ニュースが辻元議員に関する「3つの疑惑」として反響を呼んだ記事の中で、そのうちのひとつとして「14億値引き」という小見出しでこのように伝えられていました。 産経ニュース「同公園はもともと国有地。平成22年10月12日の豊中市議会での市側説明によると、国との契約金額は14億2386万3000円。これが計14億262万円の国庫補助金などを得て、最終的に市の負担は2124万3000円で済んだ。市に交付された国庫補助金は、リーマン・ショックの経済対策目的などで、麻生太郎内閣が平成21年度補正予算で決めたものだ。ただ、辻元氏は21年9月から22年5月まで民主党政権で国交副大臣を務めたこともあり、同年10月の豊中市議会では質問者から「政権が代わったからこうなったのか」などの指摘も出た。」 辻元議員がこの件に対し11月17日にブログで触れているのは、足立議員が11月15日の衆議院文部科学委員会で「犯罪者」「ねつ造」といった発言以外にもこのように語っていたため(関連記事)。 足立「何で森友学園やらないんですか?辻元清美国対委員長が関わってるからじゃないですか?だから是非ね、これなぜ野党が加計ばっかりやって、森友やらないのか、マスコミしっかり追及してくださいよ追及を。辻元清美国対委員長の生コンに関わる疑惑、野田公園に係る疑惑。これについても私はこれからも追及していきたいと思いますが(以下略)」 辻元議員はこれに対しブログで「辻元が補助金を出させた」「辻元は野田中央公園のある地域の地価を上げたかった」という2つの点から否定し、足立議員の言う「野田公園に係る疑惑」を「全てデマ」と主張していました。今回の足立議員によるTwitterでの反論はこれに呼応した形です。 辻元議員は前者について「野田中央公園の売却を決めたのも、補助金を決めたのも麻生政権であり、民主党政権ではありません」と無関係であると強調。更に後者については「野田中央公園がある豊中市は辻元の選挙区でもなく、これが「辻元の庭」であるという論拠もありません」と述べ、事実無根であるとの見解を示しています。 足立議員は11月29日の一連のツイートの中でこのように反論し、改めて辻元議員に対し説明を求めています。 足立「辻元議員は、野田中央公園に係る豊中市への補助金は2009年政権交代前夜の、あくまでも自民党政権時のものだと言い張ってますが、違います。制度の創設は自民党政権時の補正予算でも、豊中市に14億円を審査・交付したのは2010年2月3月。担当副大臣は辻元清美氏、担当政務官は長安豊氏。」 足立「無責任野党たちとアホの会計検査院は、森友学園への値引きが過ぎた、と言い掛かりを続けていますが、詐欺の容疑者である籠池氏に恫喝されギリギリの見積もりを重ねたのが、その本質。それに対し野田中央公園の悪質度は桁違いだ。近畿財務局が9億と見積もった土地に豊中市は14億の見積もりを提示。」 足立「野田中央公園の土地について、近財は高圧電線でマイナス20%地中ゴミでマイナス6%減価してるのに、地歴等を熟知しているはずの豊中市は高圧電線でマイナス2%地中ゴミに至ってはカウントせず。豊中市が何故そんな大盤振る舞いができたかと言えば、国交省(裏負担は内閣府)の全額負担だからだ。」 足立「辻元清美氏は、麻生政権が作った制度だと煙に巻くのに必死だが、こんなに酷い豊中市の見積もり、その不動産鑑定書の日付は2010年2月19日だ。09年の政権交代から半年ほどが経過し、辻元清美国交副大臣はこの補助事業の担当副大臣。なぜ9億が14億に跳ね上がるのか説明責任を果たすべきだ。」 足立議員はまた、これらの主張に続けて11月15日の文科委員会議事録から野田中央公園に係る部分を辻元議員が削除し謝罪するよう要求していると明かし、「辻元氏への言及に瑕疵はない」と拒否。更にこのように述べ、改めて説明責任を果たすよう要求しています。 足立「辻元氏は、かねてから、法的措置を講じる、等と恫喝紛いの発言を私に向けてきたが、一向に動きなく、全く関係ない加計学園に係る私の質疑への批判に便乗して、野田中央公園に係る自分の疑惑についても封印しようとしている。そんな暇があるなら、早く記者会見を開いて説明責任を果たせばいいだけだ。」
Read More「中国は最も大事な相手国の一つ」民進・増子輝彦幹事長がAIIBをサラ金に例えた麻生太郎財務相に不快感
11月29日の参議院予算委員会で、中国主導のAIIBを「サラ金」に例えて説明した麻生財務相に対し、民進党の増子輝彦幹事長が「最も大事な相手国の一つ」「比喩としては芳しくない」と不快感を示す場面がありました。 麻生太郎財務相がAIIBを「サラ金」 これは日中首脳会談の話から中国の一帯一路、それにAIIBに対する考え方を増子幹事長が安倍首相、麻生財務相それぞれに尋ねた際、麻生財務相がAIIBについて注意すべき点を説明するにあたって「サラ金」に例えたことを問題視したもの。 麻生財務相はAIIBを「金を貸した経験のない人が急に貸すって話」「今までずっと借りてた人が急に貸すわけだから」としてノウハウ面に不安がある、との見解を示した後、膨大な需要があるアジアでは「お金を返せなくなった代わりに99年間借地、なんて話も起きている」と指摘し、こうした現象を「サラ金に取り込まれちゃうみたいな話」という表現に例えて説明していました。 発言の中で麻生財務相は「サラ金なんて言ってすいませんけど、まぁわかりやすくそういう話を申し上げてるだけ」と補足してはいたものの、その後質疑に立った増子幹事長は開口一番、麻生財務相に対し「大変先輩に失礼ですがサラ金の話とAIIBを比喩しないほうがいい」と注意。その上で中国を「最も大事な相手国の一つ」だとして「芳しくない」「実業家・麻生大臣のお言葉にはちょっとふさわしくない」と中国に対する例えとして「サラ金」という言葉が用いられたことへの不快感を見せていました。 増子輝彦幹事長と麻生太郎財務相の発言 増子「総理この中国の一帯一路っていう問題は非常に悩ましいんですね。中国がこれによって世界一の大国を目指そうという考えが根底にあることは間違いありません。そういう状況の中で日米関係・日中関係っていう非常に微妙な形の中で、この中に参加をしていくという、協力していくということは極めて大きな今後の日本の立ち位置の問題も入ってくるわけですから、ここは慎重にかついろんな要素を採り入れて、それこそ国益ですから、そこはしっかりしていただかなければならない。そういう状況の中で、今の総理のいろんな中身の話でインフラの整備や貸付の問題等ありますが、やっぱり中国が主導で作ったAIIBについての参加という、出資ということについては、これを同意をしたのか、これも前向きに考えていくのか、これ財務大臣にもお聞きしなければなりませんが、この点について総理の所見と財務大臣のお考えをお聞きしたいと思います」 (中略 安倍晋三首相答弁) 麻生「あのAIIBに対する我々の態度っていうのは先程総理の方からご答弁があった通りで、あの具体的に言えば金を貸した経験のない人が金を急に貸すって話ですからこんな話は。わかります?言ってる意味。ね?その人たちの金の貸し方っていうのは急にお金を持った人が急にお金貸しになる。今までずっと借りてた人が急に貸すわけですから、どれだけノウハウがあるの。私どもはお手並み拝見と思って見てるんですけど、今んとこ膨大なインフラに対する需要がアジア地域にあることは確かです。それに対して世銀とかアジア開発銀行とかいろんなものがそれに対応してますけれども、それに対応する金の絶対量というものを求めてるいわゆるアジアの国々ありますんですが、金を借りた方もちゃんと計画を立てて金を返済しねぇとサラ金に取り込まれちゃうみたいな話になったら元も子もありませんよ、という話は、我々はよくサラ金なんて言ってすいませんけど、まぁわかりやすくそういう話を申し上げてるだけなんですが、そういった例のことにならないようにするためにいくつも既にそういう例が出てて、お金返せなくなったいいですよその代わりそこ、99年間借地、なんて話起きてますんで、それは明らかに開かれたインフラという結果を招きませんので、そういったことにならないように私どもは注意深く見ていきたいと思ってます」 増子「麻生大臣、大変先輩に失礼ですが、あのサラ金の話とAIIBをあんまり比喩しないほうがいいかとおもいますこれは。あの、例えとしては分かるんですが、やっぱり最も大事な相手国の一つである中国に対しての比喩というにあまり私芳しくないのではないのかな、と実業家・麻生大臣のお言葉にはちょっとふさわしくないのかなぁと、そんな気がいたしております。(以下略)」
Read More足立康史議員が予告通り「玉木献金」「朝日ねつ造」を国会で批判、「福山献金」「辻元生コン」まで
日本維新の会・足立康史議員がかねてよりSNSで予告していた通り11月15日の衆議院文部科学委員会で玉木雄一郎代表の献金問題と朝日新聞の「ねつ造」に触れると共に、福山哲郎幹事長の献金問題や辻元清美国対委員長の「生コン」にまで言及するなど幅広く批判していました。 「玉木献金」「福山献金」「朝日ねつ造」「辻元生コン」 足立議員は約20分間の質疑で前半の10分強を加計学園問題における野党の姿勢と朝日新聞の報道批判に費やしていました。玉木代表と福山幹事長の献金問題については「斡旋利得罪あるいは斡旋収賄罪」ではないのか、と疑問を呈し、今の国会を「犯罪者たちが安倍総理を取り囲んで非難する」構図だ、と表現、これを問題視する観点から委員長に対し「自由討議でもいいから野党議員に質問する場をセットするよう検討頂けないか」と提案。 冨岡勉委員長は「一応理事会で検討する」とだけ述べていたことから実現の見通しは薄いと見られますが、足立議員は次に加計学園問題に関する朝日新聞の報道に話を移し、「ねつ造報道」と指摘するとその理由を解説していました。 「朝日新聞社がこういう記事を一面で出すというのはこれねつ造と言うんですよ」と厳しく批判した足立議員でしたが、コメントを求められた林文科相はさすがに「特定の報道について断定することは控えさせて頂きたい」と慎重な答弁。 加計学園問題に続いてサンフランシスコ市の慰安婦像問題や森友学園に関連した質疑を展開した足立議員はここでも野党を批判。「無責任野党は森友をやらず加計学園ばっかりやっている」と指摘するとその理由について「辻元清美国対委員長が関わってるからじゃないですか?」と述べ、「辻元清美国対委員長の生コンに関わる疑惑、野田公園に係る疑惑。これについてもこれからも追及していきたい」と宣言する場面も。 約20分の最後には再びこのように述べ、足立議員は質疑を終えていました。 足立「それでね、最後に申し上げますが玉木雄一郎代表の犯罪の疑惑。それから福山哲郎幹事長の同じように犯罪の疑惑。これについては引き続き追及していくことをお誓い申し上げて私の質問を終わります。ありがとうございます」 足立康史議員の発言 足立「日本維新の会の足立康史でございます。えー、私も20分ですので早速質問に入りたいと思いますが、今日あの先生方、委員の皆さんの質疑を拝聴してまして、まぁあの、希望の党、希望の党のどなたかもちょっとよくわかんないんですが、希望の党に私がまぁもっていましたかすかな希望がですね、今日あの、潰えたということで大変残念な思いでございます。結局選挙の前の民進党時代とまぁあんまり、何も変わってないなということで、残念に思ってます。えー、まぁその上で私は今日加計問題、加計学園あるいは森友学園、いろんな学校法人について議論がありますが、大変奇異に感じるのは、いや、私もね、安倍総理が脇が甘かったと思います。安倍総理自身が李下に冠を正さずということで、李下において冠に手をかけてしまったということは、安倍総理自身が認めてらっしゃるわけですね。私はそれは安倍総理には重々反省をして頂きたい、こう思ってるわけですが、その李下で冠を正している安倍総理あるいは政権与党に対して、その追及をしている人たちがですね、立憲民主党の福山哲郎幹事長、これ、献金もらってるんですよ?獣医師会から。それから希望の党の玉木雄一郎代表。これ献金もらってるんですよ?献金をもらって、仮に請託を受けて、斡旋をし、ね?あるいはあの、そういうことで国会質問をしていれば、普通に考えればね、お金をもらって、斡旋をすれば、斡旋利得罪あるいは斡旋収賄罪、あるいは何らかの権限がある例えば石破さん。まぁあんまり深いことは止めますが、受託収賄。様々な疑惑が取り沙汰されてます。即ち、犯罪者である、ま犯罪者とはいいません。私は犯罪者だと思ってますけど、個人的には。李下で冠を正した安倍総理に対して、犯罪者たちが、周りを取り囲んで非難すると。いうのが私は今の国会だと思いますよ?犯罪者の疑いありますよ。よくね、TPPの関係でいろんな議論があった時に、民進党の皆さんは、ね?斡旋利得罪のど真ん中のまっくろけということをおっしゃいました。その方は、元大臣は今、既に不起訴ということで白であることが司法判断としてはっきりしたわけですね。ところが、今のこの立憲民主党福山幹事長、あるいは希望の党の玉木代表。これあの、全くスクリーニング経てません。だから私ね、やっぱり彼らにも、ちゃんと、答弁してほしいんですね。今の国会は、そういう疑惑のある国会議員を追及する場がありません。ね?委員長これしっかり福山幹事長・玉木代表、まぁ石破大臣どうするかちょっとようわかりませんが、一回こういうその、自由討議でもいいですから、私達がそういう野党の議員についてもあの質問し、答弁を得る、そういう場をセットして頂くように検討頂けないでしょうか」 委員長「えーと、足立君に申し上げます。ここはまぁ、文科委員会の席でございますので、まぁ然る委員会等にご提案、私見は私見として伺いますが、まぁ、然るべきところで議論して提案して頂ければと思います」 足立「いや、あのね、加計学園に係る、獣医師会に係る議論ですよ?ね。学校法人ですよ?なんで文科委員会じゃないんですか。わたしは委員長に改めてそれら、私達が質疑をすることが出来ない者に対して質疑する機会を作って頂きたい、検討頂けませんか理事会で」 委員長「まぁ一応理事会で検討させて頂きます」 足立「玉木雄一郎代表は、テレビ等で私が今申し上げた点を追及され、いま時間が経ってるからいいんだ、5年経ってるからいいんだとこうおっしゃってます。法務省、5年経ってるからいいんですか?」 加藤大臣官房審議官「お答え申し上げます。お尋ねのありました犯罪の成否につきましては、法と証拠に基づいて個別に判断される事柄でございますので、お答えは差し控えさせていただきたいと思います」 足立「まぁそうなりますんでね、だからこそ私は国会の責任としてしっかりとそうした討議の時間。これをセットすべきだと。国会が政府だけ追及してたらだめなんですよ。要は李下に冠を正した政府に対して、犯罪者たちが、犯罪者の疑いがある人たちが追及をしているというこの茶番劇。これを明らかにすることは今の国会では出来ません。だから委員長に先程お願いしたわけであります。 さて、今回の加計問題はですね資料でお配りをしてます、この朝日新聞の5月17日。朝日新聞の5月17日の、この総理の意向というこういうまぁねつ造報道から始まってます。朝日新聞はこれねつ造報道です。あの、具体的にここに写真で出ているこの文科省の文書。これについては、えー、総理の意向と確かに書いてありますよ?総理の意向と書いてあるけども、これは加計学園についてじゃないんです。規制改革についてなんです。そうですね?これは、文科大臣に通告してますね。これあの、私はね、これあの、5月17日の朝日新聞はこれねつ造であると思いますが如何でしょうか」 林文科相「国家戦略特区における規制改革全般に関しましては、この平成28年9月9日の国家戦略特別区域諮問会議の席上、安倍総理から、残された岩盤規制や特区での成果の全国展開についても実現に向けた検討をこれまで以上に加速的・集中的にお願いしたい、とのご発言があるなど安倍総理が常々国家戦略特別区域会議で岩盤規制改革全般をスピーディに検討すべき旨を発言されている、こういうふうに承知しております。この総理発言は、文部科学省が出席致しました平成28年9月16日の国家戦略特区ワーキンググループにおいて、獣医学部新設に係る関係省庁ヒアリングが行われた際も、内閣府から照会されると共に、両省間の事務的な調整が行われた際も、引用されるような場面もあったものと聞いております。で内閣府は、特区制度のような省庁間の対立が先鋭化し、調整が困難な局面で時として強い口押しをすることがあると聞いております。文部科学省では先程述べたような事実関係がある中で、スピーディな対応を強い口調で要請されたことも加わって、結果としてあたかも獣医学部の設置の時期について総理の意向があると内閣府から伝えられたと受け止められるようなメモが作成されてしまったものと推察されます。いずれにしても、これまでのプロセスにおいて総理からの直接の指示や特定の事業者を優遇する意向が働いたというようなことはない、と理解しております」 足立「要するにね、この文章ちゃんとみんな読んで下さいね。総理のご意向という文字はありますよ?でもその前にカギカッコがついてますね?規制改革については最短距離でやりなさいと、今文科大臣からご紹介があったような、総理の規制改革に関する大きな方針。それが書いてあるだけですよ。それを朝日新聞は切り取って、なぜ朝日新聞が意図的にねつ造したと私が言えるかと言えばね、この紙の3番目を見て下さい。諮問会議の決定という形にすれば、総理が議長なので、総理からの指示に見えるのではないか、と書いてあるんです。総理からの指示ではないが、こういう形にすれば総理からの指示があったように見えるよね、と書いてあるんですよ。これを見た朝日新聞社が、こういう記事を一面で出すというのはこれねつ造と言うんですよ。ちょっともう一言大臣。ねつ造と言って下さい」 林文科相「あの、私のこの考えは先程ご答弁した通りでございますので、特定の報道について、何かその断定をすることは控えさせて頂きたいと思います」 足立「大臣お立場がありますから。私はあんまり立場がありませんので言うべきことは言わせて頂きました。さて、加計学園ホントに、来春に向けてですねしっかり頑張って頂きたいと思いますが、大変な風評です。今日もこれ風評大会ですよ。今日のこの文部科学委員会は風評拡大大会ですよ。しっかりこの広がった風評を正して是正して払拭して来春の開学に向けてしっかり支援をしていく。文科大臣のご決意をお願いします」 林文科相「大学設置学校法人審議会には、学問分野の専門家や大学に関する有識者に参画を頂きまして、三段階の会議で審議を行うなど、慎重かつ公正公平に審査を行っております。また具体の審査については大学設置基準等の法令に基づきまして、教育課程、教員組織、施設・設備等について予め定められた審査基準に則って、学術的・専門的な審査が厳格に行われておりまして、審査過程において詳細な意見が付されておりますように、申請内容を精査し、公正公平な審査が厳正に行われているところでございまして、今回の学校法人加計学園獣医学部はこのような審査を経て認可に至ったものであります。文部科学省としては今回の結果について全ての審査意見や申請書類を公開するなど様々な機会を通じて適正なプロセスや手続きの説明を今後共しっかりと行ってまいりたいと思っております」 足立「朝日新聞のねつ造報道については、この加計学園にとどまりません。有名なのは慰安婦です。ちょうどですね、吉村洋文大阪市長が今ずっと交渉してきたサンフランシスコ市。今日の未明にサンフランシスコ市の本会議で、この慰安婦像の公共物化が決定されてしまいました。今日外務省来ていただいてます。(以下略)」 (中略) 足立「でこの森友学園の詐欺の問題、これはですね、あのいわゆる幼稚園保育園の問題だけじゃありません。建設費の問題がありましたね。あの3つの契約書。森友学園について3つの契約書がありました。ここらへんね、野党やらないんですね。無責任野党たちはやりません。加計学園ばっかりやってます。何で森友学園やらないんですか?辻元清美国対委員長が関わってるからじゃないですか?だから是非ね、これなぜ野党が加計ばっかりやって、森友やらないのか、マスコミしっかり追及してくださいよ追及を。辻元清美国対委員長の生コンに関わる疑惑、野田公園に係る疑惑。これについても私はこれからも追及していきたいと思いますが(以下略)」 (中略) 足立「あの時間が来ましたので終わりますが、あのこうやって、具体的な問題を指摘し、具体的に問題を解決していくのが国会審議ですよ。ちゃんとやってくれよ。それでね、最後に申し上げますが玉木雄一郎代表の犯罪の疑惑。それから福山哲郎幹事長の同じように犯罪の疑惑。これについては引き続き追及していくことをお誓い申し上げて私の質問を終わります。ありがとうございます」
Read More民進党議員の認識に驚きの声「ヘリを奪ってチラシ撒くのは大した犯罪じゃありません
1月30日の参議院予算委員会で、民進党の福山哲郎議員がヘリ強奪を「大した犯罪ではない」とする認識を示し注目を集めています。 これは共謀罪の構成要件を改めてテロ等準備罪を新設するという組織犯罪処罰法改正案を巡って福山議員がこれに疑問の立場からのやりとりの中で示されたもの。現行法で対応可能か否かについての議論において福山議員は過去の事例を挙げ説明する一節でこのように語っていました。 「判例実はたった1例です。それも先程私が冒頭に説明したテロ条約に関連する航空機の強取というものに対して、これは予備罪があると言って、私は正直共謀はいらないと思っていますが、その判例しかありません。これ実はですね、当時政治犯だった31歳の若者がヘリを奪って、ある労働組合の大きい集会の上からチラシを撒こうという犯罪です。まぁある意味で言うと大した犯罪じゃありません。」 福山議員の発言に対しては批判が相次いでいます。 「この認識はヤバすぎる」 「墜落したら大事故になるでしょ」 「ヘリ強奪は大した犯罪じゃないの?」 「ヘリを強奪っていう時点で大事件でしょ」 「犯罪を助長しないのかなこれは」 「恐ろしい。民進党ってみんなこうなの?」 「すごいこというんだな福山は」 「民進党ではヘリ乗っ取りは大した犯罪じゃないと」 「政治犯のヘリ強奪が大した犯罪ではないとは」 「クソすぎるだろ民進党は」 在日特権と犯罪 著者坂東忠信 価格¥ 1,296(2017/11/05 13:54時点) 出版日2016/10/08 商品ランキング3,948位 単行本(ソフトカバー)229ページ ISBN-104792605679 ISBN-139784792605674 出版社青林堂
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