民主党の蓮舫議員がTwitterで「悪質なデマに注意」事務所は「法的措置検討する」鬼怒川決壊で

民主党の蓮舫議員がTwitterで「悪質なデマに注意」事務所は「法的措置検討する」鬼怒川決壊で

鬼怒川の堤防が決壊した問題で、仕分けと関連付けるネットでの発言に対し民主党の蓮舫議員が法的措置を検討するとツイートしています。

蓮舫氏の事務所では9月11日の夜、「悪質なデマには法的措置を検討します」と明言していました。

悪質なデマには法的措置を検討します。 https://t.co/DakqjnH7uk

— 蓮舫事務所 (@renho_office) 2015, 9月 11

鬼怒川の堤防が決壊するとネットには民主党の事業仕分けと関連付け批判する発言が続出、民主党批判が沸騰する局面もあったようです。しかし、9月11日にはLITERAが「『堤防決壊は民主党の事業仕分けのせい』は完全なデマだ!」とする記事を掲載。このように説明していました。

たしかに2010年、民主党政権が事業仕分けでスーパー堤防を「廃止」と判定したことは事実だ。しかし、スーパー堤防は完成までに400年、あるいはそれ以上の長大な年月と、12兆円超もの莫大な金額がかかると試算された超巨大事業。仮に民主党が仕分けをおこなっていなくても、現在までにスーパー堤防が機能していた可能性は極めて低いだろう。
記事では今回決壊した鬼怒川が元々スーパー堤防の計画には含まれていなかったとも指摘しており、民主党による仕分けとは無関係だったと説明。

仕分け人だった蓮舫氏の名前が取り沙汰されていたためか、蓮舫氏の事務所では9月11日の夜になってからこんなツイートを流し強い姿勢で臨むことを明らかにしていました。

悪質なデマには法的措置を検討します。 https://t.co/DakqjnH7uk

— 蓮舫事務所 (@renho_office) 2015, 9月 11

それでも批判が収まらなかったのか、9月12日には蓮舫氏自身がTwitterで「悪質なデマに注意」とするコメントを流しています。

【悪質なデマに注意をお願いします】 今般の鬼怒川の堤防決壊で亡くなられた方や被害にあわれた方に心からお悔やみとお見舞いを申しあげます。早急な救助や復旧が重要で、政府には最優先で取り組んでいただき、我々も全面的に協力します。

— 蓮舫 (@renho_sha) 2015, 9月 12

こうした中、ネット上に看過しがたいデマが流れています。鬼怒川のスーパー堤防計画が民主党時代の事業仕分けで取りやめになったために今回の災害が起きたとするものです。 これはデマそのものです。

— 蓮舫 (@renho_sha) 2015, 9月 12

今回のような大変な災害が発生した時には、速やかな救助、普及に全力を傾けるべきです。そこに事実無根の悪質なデマをネット上に流す行為には、政治信条や政党支持のいかんにかかわらず慎むべきです。 冷静な対応を求めたいと思います。

— 蓮舫 (@renho_sha) 2015, 9月 12

しかし蓮舫氏の元に寄せられるコメントは何故か冷ややかな言葉ばかりです。その理由の一つには9月12日にテレビで中央大学の教授が事業仕分けとの関連についてこのように指摘したこともあるようです。これはLivedoorNEWSが伝えています。

そして、山田氏は「でも、事業仕分けでこの(堤防増設の)予算を切っちゃったんですよ?それも反省して欲しいですよね!」と、事業仕分けに対する不満を突然持ち出し、スタジオで訴えた。
こうした点を踏まえても、蓮舫氏に寄せられる意見は民主党の不人気ぶりを改めて浮き彫りにする結果となっています。

・国会中継での態度を見ていれば反発されるのは当たり前。
・安保法案を戦争法案と言ったりするのはデマじゃないんですか?
・頼むからお前は何もするな。
・蓮舫はブロックしますね。私もブロックされましたわ。
・民主党が何故批判に晒されるのかよく考えるんだな。
・民主党の支持者はどこへ行ってしまったの?
・民主党には国家を運営する能力はないもんね。
・仕分けで必要な物削ったのはあんただろ。
・こういう災害に乗じて品性も何もないですよね。