「10月から人工透析を拒否していた母親が12月に亡くなった」Twitterで語られた告白に反響
12月中旬、糖尿病性腎症で母親が68歳で亡くなったという人物が12月26日にTwitterにアカウントを開設し「10月から人工透析を拒否していた」としてその理由を告白しています(画像は長谷川豊氏が公開していた当初のブログタイトル)。
この人物の母親は12月7日に重度の意識障害に陥りそのまま意識が戻ることなく他界したということですが、10月から人工透析を拒否していた理由を遺品整理の際に見つけた日記から知ることが出来たとしてTwitterにアカウントを開設、心情を吐露しています。
母親が10月から人工透析を拒否していた原因は長谷川豊氏のブログを発端とした騒動で、日記には「そんな考え方もあるのかと考えさせられた。どうせ長くないなら若い方たちの為に、、、」と書かれていたそうです。
この人物の母親は30年前に離婚、昼夜を問わず働いて子供を育てた後、老後は自身の生活が困らない程度に仕事をして酒もタバコも嗜まずに年に一回、安いパックのツアーに行く位の慎ましい生活を送っていたといいます。
そんな母親はネットに詳しいわけでもなく、テレビで「人工透析の患者は殺せ」という刺激的な話題を見て上記のように考えてしまったのではないかとこの人物は語っていますが、母親の死の裏にあったこうした真相を知ったことでこの人物は改めて長谷川豊氏への批判を綴っています。
「些細な想像力すら働かせずに自己中心的で傲慢な正義感から出た乱暴な発言で母はほとんど自死の様な形で最後を迎えることになりました。」
「乱暴な言葉を使わずに説明して話題にならない様にしてくれていれば母はもう少し生きていてくれたんだろうと思わずには居られません」
この人物は12月26日に流した14通の最後で長谷川豊氏について「二度とマスメディアに出てきて頂いては困ります」と語っていますが、その直前には複雑な想いをこう述べていました。
「長谷川豊元フジテレビアナウンサー貴方の周りが落ち着けば母は帰ってきますか?」
「貴方の周りが落ち着けばまだ親孝行の終わっていない私にその機会が訪れますか?」
長谷川豊氏が9月19日に公開したブログのタイトルはその後変えられていますが、当初はこう書かれていました。
「自業自得の人工透析患者なんて、全員実費負担にさせよ!無理だと泣くならそのまま殺せ!今のシステムは日本を亡ぼすだけだ!!」
今のところ告白が事実であるかどうかについての裏付けはないものの、ツイートを読んだ人々の多くは心を揺さぶられているようであり、実際に起こり得ると考えられることから反響を呼んでいます。
人工透析を拒否した理由がテレビにあったとするならばメディアの報じ方にも一石が投じられるべきではあるものの、発端だった長谷川豊氏がこの件についてどのようにコメントするのか再び注目が集まりそうです。
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