「東京新聞らの質問はしつこい?」記者会見で遂に飛んだ質問に菅官房長官も笑顔見せ「いやぁ全く」

「東京新聞らの質問はしつこい?」記者会見で遂に飛んだ質問に菅官房長官も笑顔見せ「いやぁ全く」

6月30日午後に行われた菅官房長官の記者会見で、記者が「東京新聞などの質問はしつこいと感じてますか?」という質問をぶつけ菅官房長官の顔をほころばす一幕がありました(画像は質問の際の菅官房長官。政府インターネットテレビより)。

「東京新聞らの質問はしつこい?」質問飛ぶ
東京新聞の女性記者は6月30日午後の会見にも出席、多くの時間を使って質問を連発していました。アナウンスで再三注意されるのは変わらず、「社名と氏名をお願いします」「簡潔にお願いします」「質問に移って下さい」以外にも今回は「速やかに質問に移って下さい」とまで言われてしまう有様でしたが、記者は前日の会見で菅官房長官から「噂や推測に基づく質問は失礼」と「叱られた」こと(関連記事参照)についてなんと反論。

記者は「関係者に取材している」と主張し、菅官房長官に対して「勘違いをしないで頂きたい」と述べたり、「先行して情報を持っている方達がいるのだから週刊誌を元に質問するのも仕方ない」などと語り菅官房長官から「ですから週刊誌を元に、御自身で真偽を見極めた上で質問すべきだ」と再び苦言を呈されていました。

するとこのやり取りが終わった直後にフリーの安積明子氏が東京新聞などをしつこいと感じていますか?という質問をぶつけたのです。

記者「あの、多くの国民が今関心を持っている所だと思うんですけれども、えー最近の一連の、東京新聞さんとかジャパンタイムスさんとかの相次いだ質問。これ、はっきり言ってかなりしつこいとお感じになっているんですか?」

菅「(首を横に振って)いやぁ、全く感じてません(笑顔で)」

余裕を見せた菅官房長官でしたが、このやりとりに対しては安積氏の質問を歓迎する声も少なくないようです。

取材スタイルについて菅官房長官と記者のやりとり
記者「質問した際に、まず人の噂とか推測に基づいて会見で申し上げるのは失礼だと思いますということだったんですけど、まぁこれ私、繰り返させて頂きますけど、関係者取材しております。(中略)これは憶測でも、そして噂レベルのことで聞いてるわけでもありません。そこは、勘違いをしないで頂きたいと思います」

菅「いずれにしろ、どなたが言ったかはっきり言って、それで質問して下さいよ。そういう噂とか、類について政府としては答えるべきじゃないと思います。(以下略)」

記者「そこはわかりますし実働部隊で和泉さんが動いてることもわかります。ただこれが、私の取材が憶測とか噂でもない。関係者から聞いてます。でも何々課の何々さんが言いましたということはやっぱりその方に、これだけですねぇ、人事局長が偉くてですねぇ、佐川さんが国税庁長官になると言われてる中で、実名でこの方が言ってますということは、取材源の秘匿上言えません。但し、噂や推測に言ってるものではないということは御理解頂きたいと思います。そしてもう1点ついでにですね、まぁ昨日週刊誌に基づいてよく聞かれますねというお話されてました。でこれは、私の聞き方として週刊誌は、まぁ聞くに値しないものだという意味で言ってるわけではないですよね?」

菅「御自身の取材に基づいて質問して下さいよ」

(中略)

記者「ただ週刊誌を元に聞くなと言うことはですね、これ現状では、まぁ私達より先行して情報を持ってる方達がいる中で、それを元に聞かざるを得ないというのも有ると思うんですね。その場合は仕方ないというふうにお考え・・・」

菅「ですから週刊誌を元に、御自身で真偽というものをはっきり見極めた上で、それは質問すべきじゃないでしょうか」

菅官房長官が苦笑いした「東京新聞らはしつこい?」あなたなら答えは

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