「ニュースぐらい見ろと言いたい」選考委員の言葉に流行語大賞への反発が再び高まる

「ニュースぐらい見ろと言いたい」選考委員の言葉に流行語大賞への反発が再び高まる

「保育園落ちた 日本死ね」が流行語の一つに選ばれたことへの批判が収まらない「ユーキャン新語・流行語大賞2016」ですが、選考委員の発言に再び反発が強まっているようです(画像はR25の記事より)。

新語・流行語大賞の選考そのものへの厳しい意見が相次いでいます。12月5日のTBS「白熱ライブ ビビット」には昨年の選考委員長だった鳥越俊太郎氏が出演し「日本死ね」が選ばれたことに賛成の意を示していましたが(関連記事参照)効果は薄く、番組中に実施したアンケートでは82%もの人が「反対」と答えるなど、選考委員の感覚や選考方法への疑問の声は強まるばかりです。
そうした中、12月6日に「R25」が流行語大賞の選考と「世間とのズレ」について選考委員の一人である「やくみつる」氏にインタビューした際の発言が注目を集めています。

やく氏は「別に『ホンワカ語TOP10』を選んでいるわけじゃない」と、「日本死ね」を不適切だとする多くの人に反論。その上で「議論を呼ぶもの、問題を喚起するものとして選んでいる」と説明。しかし、流行語大賞選考についてやく氏はこうも語っており、これが反発を呼んでいるようです。

「難しい専門用語が入っているわけでもありません。『ニュースぐらい見ろ』と言いたいですよ」

流行語大賞で選ばれた語への違和感は2015年に「トリプルスリー」2016年に「神ってる」がそれぞれ大賞に選ばれるなど流行語大賞にふさわしいとして共感を覚える人が多くないことに加え、今回の「保育園落ちた日本死ね」、また2015年の「アベ政治を許さない」「SEALDs」がそれぞれトップ10に含まれるなど政治的に偏りのあるメッセージが目立つと言った点から多く指摘されており、「日本死ね」の入賞を正当化しようとする見解が示されたこと、また「ニュースぐらい見ろ」とする選考委員の姿勢に対し再び不満が高まっています。

「選考委員を選ぶところからやり直した方がいい」
「こじつけだろ。流行語本来の意味を考えて選べ」
「必死に屁理屈こねてる感じだな」
「単に選考委員が注目させたい言葉を選んでるってことなんだよ」
「ニュースを見た上で『流行ってなかった』と思う」
「選考委員が世間とズレてる。流行語大賞自体やめたほうがいい」
「自分の価値観を押し付けてるだけだろ」
「ニュース見てなくても知ってるのが流行語なのでは?」
「ニュース見なきゃわからないってのは流行ってないってことなんだよ」

もはや、選考委員や選考制度自体の抜本的な改革が必要だとの声も上がる中、選考委員会やユーキャンそれに自由国民社がどのような反応を示すかどうかに関心が集まっており、炎上は収まる気配を見せていません。

在日特権と犯罪

著者坂東忠信
価格¥ 1,296(2016/12/21 09:23時点)
出版日2016/10/08
商品ランキング2,794位
単行本(ソフトカバー)229ページ
ISBN-104792605679
ISBN-139784792605674
出版社青林堂