足立康史議員が予告通り「玉木献金」「朝日ねつ造」を国会で批判、「福山献金」「辻元生コン」まで

足立康史議員が予告通り「玉木献金」「朝日ねつ造」を国会で批判、「福山献金」「辻元生コン」まで

日本維新の会・足立康史議員がかねてよりSNSで予告していた通り11月15日の衆議院文部科学委員会で玉木雄一郎代表の献金問題と朝日新聞の「ねつ造」に触れると共に、福山哲郎幹事長の献金問題や辻元清美国対委員長の「生コン」にまで言及するなど幅広く批判していました。
「玉木献金」「福山献金」「朝日ねつ造」「辻元生コン」
足立議員は約20分間の質疑で前半の10分強を加計学園問題における野党の姿勢と朝日新聞の報道批判に費やしていました。玉木代表と福山幹事長の献金問題については「斡旋利得罪あるいは斡旋収賄罪」ではないのか、と疑問を呈し、今の国会を「犯罪者たちが安倍総理を取り囲んで非難する」構図だ、と表現、これを問題視する観点から委員長に対し「自由討議でもいいから野党議員に質問する場をセットするよう検討頂けないか」と提案。

冨岡勉委員長は「一応理事会で検討する」とだけ述べていたことから実現の見通しは薄いと見られますが、足立議員は次に加計学園問題に関する朝日新聞の報道に話を移し、「ねつ造報道」と指摘するとその理由を解説していました。

「朝日新聞社がこういう記事を一面で出すというのはこれねつ造と言うんですよ」と厳しく批判した足立議員でしたが、コメントを求められた林文科相はさすがに「特定の報道について断定することは控えさせて頂きたい」と慎重な答弁。

加計学園問題に続いてサンフランシスコ市の慰安婦像問題や森友学園に関連した質疑を展開した足立議員はここでも野党を批判。「無責任野党は森友をやらず加計学園ばっかりやっている」と指摘するとその理由について「辻元清美国対委員長が関わってるからじゃないですか?」と述べ、「辻元清美国対委員長の生コンに関わる疑惑、野田公園に係る疑惑。これについてもこれからも追及していきたい」と宣言する場面も。

約20分の最後には再びこのように述べ、足立議員は質疑を終えていました。

足立「それでね、最後に申し上げますが玉木雄一郎代表の犯罪の疑惑。それから福山哲郎幹事長の同じように犯罪の疑惑。これについては引き続き追及していくことをお誓い申し上げて私の質問を終わります。ありがとうございます」

足立康史議員の発言
足立「日本維新の会の足立康史でございます。えー、私も20分ですので早速質問に入りたいと思いますが、今日あの先生方、委員の皆さんの質疑を拝聴してまして、まぁあの、希望の党、希望の党のどなたかもちょっとよくわかんないんですが、希望の党に私がまぁもっていましたかすかな希望がですね、今日あの、潰えたということで大変残念な思いでございます。結局選挙の前の民進党時代とまぁあんまり、何も変わってないなということで、残念に思ってます。えー、まぁその上で私は今日加計問題、加計学園あるいは森友学園、いろんな学校法人について議論がありますが、大変奇異に感じるのは、いや、私もね、安倍総理が脇が甘かったと思います。安倍総理自身が李下に冠を正さずということで、李下において冠に手をかけてしまったということは、安倍総理自身が認めてらっしゃるわけですね。私はそれは安倍総理には重々反省をして頂きたい、こう思ってるわけですが、その李下で冠を正している安倍総理あるいは政権与党に対して、その追及をしている人たちがですね、立憲民主党の福山哲郎幹事長、これ、献金もらってるんですよ?獣医師会から。それから希望の党の玉木雄一郎代表。これ献金もらってるんですよ?献金をもらって、仮に請託を受けて、斡旋をし、ね?あるいはあの、そういうことで国会質問をしていれば、普通に考えればね、お金をもらって、斡旋をすれば、斡旋利得罪あるいは斡旋収賄罪、あるいは何らかの権限がある例えば石破さん。まぁあんまり深いことは止めますが、受託収賄。様々な疑惑が取り沙汰されてます。即ち、犯罪者である、ま犯罪者とはいいません。私は犯罪者だと思ってますけど、個人的には。李下で冠を正した安倍総理に対して、犯罪者たちが、周りを取り囲んで非難すると。いうのが私は今の国会だと思いますよ?犯罪者の疑いありますよ。よくね、TPPの関係でいろんな議論があった時に、民進党の皆さんは、ね?斡旋利得罪のど真ん中のまっくろけということをおっしゃいました。その方は、元大臣は今、既に不起訴ということで白であることが司法判断としてはっきりしたわけですね。ところが、今のこの立憲民主党福山幹事長、あるいは希望の党の玉木代表。これあの、全くスクリーニング経てません。だから私ね、やっぱり彼らにも、ちゃんと、答弁してほしいんですね。今の国会は、そういう疑惑のある国会議員を追及する場がありません。ね?委員長これしっかり福山幹事長・玉木代表、まぁ石破大臣どうするかちょっとようわかりませんが、一回こういうその、自由討議でもいいですから、私達がそういう野党の議員についてもあの質問し、答弁を得る、そういう場をセットして頂くように検討頂けないでしょうか」

委員長「えーと、足立君に申し上げます。ここはまぁ、文科委員会の席でございますので、まぁ然る委員会等にご提案、私見は私見として伺いますが、まぁ、然るべきところで議論して提案して頂ければと思います」

足立「いや、あのね、加計学園に係る、獣医師会に係る議論ですよ?ね。学校法人ですよ?なんで文科委員会じゃないんですか。わたしは委員長に改めてそれら、私達が質疑をすることが出来ない者に対して質疑する機会を作って頂きたい、検討頂けませんか理事会で」

委員長「まぁ一応理事会で検討させて頂きます」

足立「玉木雄一郎代表は、テレビ等で私が今申し上げた点を追及され、いま時間が経ってるからいいんだ、5年経ってるからいいんだとこうおっしゃってます。法務省、5年経ってるからいいんですか?」

加藤大臣官房審議官「お答え申し上げます。お尋ねのありました犯罪の成否につきましては、法と証拠に基づいて個別に判断される事柄でございますので、お答えは差し控えさせていただきたいと思います」

足立「まぁそうなりますんでね、だからこそ私は国会の責任としてしっかりとそうした討議の時間。これをセットすべきだと。国会が政府だけ追及してたらだめなんですよ。要は李下に冠を正した政府に対して、犯罪者たちが、犯罪者の疑いがある人たちが追及をしているというこの茶番劇。これを明らかにすることは今の国会では出来ません。だから委員長に先程お願いしたわけであります。

さて、今回の加計問題はですね資料でお配りをしてます、この朝日新聞の5月17日。朝日新聞の5月17日の、この総理の意向というこういうまぁねつ造報道から始まってます。朝日新聞はこれねつ造報道です。あの、具体的にここに写真で出ているこの文科省の文書。これについては、えー、総理の意向と確かに書いてありますよ?総理の意向と書いてあるけども、これは加計学園についてじゃないんです。規制改革についてなんです。そうですね?これは、文科大臣に通告してますね。これあの、私はね、これあの、5月17日の朝日新聞はこれねつ造であると思いますが如何でしょうか」

林文科相「国家戦略特区における規制改革全般に関しましては、この平成28年9月9日の国家戦略特別区域諮問会議の席上、安倍総理から、残された岩盤規制や特区での成果の全国展開についても実現に向けた検討をこれまで以上に加速的・集中的にお願いしたい、とのご発言があるなど安倍総理が常々国家戦略特別区域会議で岩盤規制改革全般をスピーディに検討すべき旨を発言されている、こういうふうに承知しております。この総理発言は、文部科学省が出席致しました平成28年9月16日の国家戦略特区ワーキンググループにおいて、獣医学部新設に係る関係省庁ヒアリングが行われた際も、内閣府から照会されると共に、両省間の事務的な調整が行われた際も、引用されるような場面もあったものと聞いております。で内閣府は、特区制度のような省庁間の対立が先鋭化し、調整が困難な局面で時として強い口押しをすることがあると聞いております。文部科学省では先程述べたような事実関係がある中で、スピーディな対応を強い口調で要請されたことも加わって、結果としてあたかも獣医学部の設置の時期について総理の意向があると内閣府から伝えられたと受け止められるようなメモが作成されてしまったものと推察されます。いずれにしても、これまでのプロセスにおいて総理からの直接の指示や特定の事業者を優遇する意向が働いたというようなことはない、と理解しております」

足立「要するにね、この文章ちゃんとみんな読んで下さいね。総理のご意向という文字はありますよ?でもその前にカギカッコがついてますね?規制改革については最短距離でやりなさいと、今文科大臣からご紹介があったような、総理の規制改革に関する大きな方針。それが書いてあるだけですよ。それを朝日新聞は切り取って、なぜ朝日新聞が意図的にねつ造したと私が言えるかと言えばね、この紙の3番目を見て下さい。諮問会議の決定という形にすれば、総理が議長なので、総理からの指示に見えるのではないか、と書いてあるんです。総理からの指示ではないが、こういう形にすれば総理からの指示があったように見えるよね、と書いてあるんですよ。これを見た朝日新聞社が、こういう記事を一面で出すというのはこれねつ造と言うんですよ。ちょっともう一言大臣。ねつ造と言って下さい」

林文科相「あの、私のこの考えは先程ご答弁した通りでございますので、特定の報道について、何かその断定をすることは控えさせて頂きたいと思います」

足立「大臣お立場がありますから。私はあんまり立場がありませんので言うべきことは言わせて頂きました。さて、加計学園ホントに、来春に向けてですねしっかり頑張って頂きたいと思いますが、大変な風評です。今日もこれ風評大会ですよ。今日のこの文部科学委員会は風評拡大大会ですよ。しっかりこの広がった風評を正して是正して払拭して来春の開学に向けてしっかり支援をしていく。文科大臣のご決意をお願いします」

林文科相「大学設置学校法人審議会には、学問分野の専門家や大学に関する有識者に参画を頂きまして、三段階の会議で審議を行うなど、慎重かつ公正公平に審査を行っております。また具体の審査については大学設置基準等の法令に基づきまして、教育課程、教員組織、施設・設備等について予め定められた審査基準に則って、学術的・専門的な審査が厳格に行われておりまして、審査過程において詳細な意見が付されておりますように、申請内容を精査し、公正公平な審査が厳正に行われているところでございまして、今回の学校法人加計学園獣医学部はこのような審査を経て認可に至ったものであります。文部科学省としては今回の結果について全ての審査意見や申請書類を公開するなど様々な機会を通じて適正なプロセスや手続きの説明を今後共しっかりと行ってまいりたいと思っております」

足立「朝日新聞のねつ造報道については、この加計学園にとどまりません。有名なのは慰安婦です。ちょうどですね、吉村洋文大阪市長が今ずっと交渉してきたサンフランシスコ市。今日の未明にサンフランシスコ市の本会議で、この慰安婦像の公共物化が決定されてしまいました。今日外務省来ていただいてます。(以下略)」

(中略)

足立「でこの森友学園の詐欺の問題、これはですね、あのいわゆる幼稚園保育園の問題だけじゃありません。建設費の問題がありましたね。あの3つの契約書。森友学園について3つの契約書がありました。ここらへんね、野党やらないんですね。無責任野党たちはやりません。加計学園ばっかりやってます。何で森友学園やらないんですか?辻元清美国対委員長が関わってるからじゃないですか?だから是非ね、これなぜ野党が加計ばっかりやって、森友やらないのか、マスコミしっかり追及してくださいよ追及を。辻元清美国対委員長の生コンに関わる疑惑、野田公園に係る疑惑。これについても私はこれからも追及していきたいと思いますが(以下略)」

(中略)

足立「あの時間が来ましたので終わりますが、あのこうやって、具体的な問題を指摘し、具体的に問題を解決していくのが国会審議ですよ。ちゃんとやってくれよ。それでね、最後に申し上げますが玉木雄一郎代表の犯罪の疑惑。それから福山哲郎幹事長の同じように犯罪の疑惑。これについては引き続き追及していくことをお誓い申し上げて私の質問を終わります。ありがとうございます」